当たり前品質を継続するための設計品質・製造品質の構築ノウハウ
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 品質マネジメント総合 TQM |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区産業会館 |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
良品条件の作成ポイント・AI、IoTの活用・
各種事例への展開
顧客要求を満たしてトラブルを防ぐ
品質設計のポイントを伝授
講師
株式会社 アムイ 代表取締役 山田 浩貢 先生
【講師紹介】
大手ITベンダーにて1990年代前半より製造業における生産管理パッケージシステムの企画開発・ユーザー適用および大手自動車部品メーカーを中心とした生産系業務改革、原価企画・原価管理システム構築のプロジェクトマネージメントに従事。
2013年に株式会社アムイを設立し、トヨタ流の改善技術をもとにIT,IoTのコンサルタントとして業務診断、業務標準の作成、IT/IoT活用のシステム開発、導入を推進。
大手から中堅中小製造業の業務改革、業務改善に伴うIT、IoT推進する為、「現場目線でのものづくり強化と経営効率向上にIT、IoTを生かす」活動を展開中。
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■ 参加者特典
セミナーテキストに加え、講師著書
『品質保証におけるIoT活用~良品条件の可視化手法と実践事例~』
((株)日科技連出版社刊)を参加者全員にプレゼントいたします!
■ はじめに
大手自動車部品メーカーのリコールから始まり、2017年後半からの相次ぐ検査不正問題、製造不良による事故の発生により日本の製造業の高品質なブランド意識が低下しています。これまでの日本の製造業の品質保証はどう行われて来たのか、品質保証における問題は何か? 問題解決の方策について日本の品質保証を支えるTQM、QCサークル、ISOの規格類及びQFD等の手法、IT/IoT/AIの技術活用、組織マネジメントのポイントについて取り上げていきます
■ 受講対象
・品質問題を抱えており、現状業務の問題整理の方法がわからない方
・品質問題の解決のためにIoT/AIの活用で特に気をつけるべきポイントを学びたい方
・継続した品質向上の設計⇒生産の製品ライフサイクル管理実現のための
IT/IoT/AI活用のポイントを学びたい方 等
品質保証部門、設計部門、生産技術部門、生産本部、製造現場管理監督者、品質保証体制強化プロジェクトリーダー にお勧めです。大手〜中小製造業までのIoTコンサル経験豊富な講師が実践事例を交えてわかりやすく解説します!
セミナー内容
第1部.製造業における品質保証の課題とあるべき姿
1.最近の主な日本の品質問題
・大規模リコール
・相次ぐ検査不正問題
・重大インシデントの発生
2.日本の製造業の品質保証における問題と解決の方向性
・製品開発における品質保証上の問題
・当り前品質要求が網羅されていない
・品質機能展開が定着しない又は形骸化している
・社内技術ノウハウが属人化されており不明確
・過去トラ情報が共有されていない
・生産における品質保証上の問題
・良品条件の精度が悪く品質が安定しない
・技術伝承が上手くいかず原理・原則からずれる
・高度な品質要求の確保が困難
・世の中のニーズ
・当り前品質+魅力品質とは?
・品質確保の方策
3.品質保証における設計品質、製造品質のあるべき姿と仕組み構築のステップ
・品質保証おける設計品質、製造品質のあるべき姿
・仕組み構築に向けてのステップ
第2部.当たり前品質を継続するための品質保証の仕組み構築手順
4.現状可視化の手法
・物と情報の流れの可視化
・業務分担の可視化
・課題の構造化
5.良品条件可視化による製造品質の強化
・良品条件項目の精査と収集方法(IoT活用)
・画像検査の導入手順(画像処理)
・トレーサビリティの強化(AI活用)
6.品質機能展開による設計品質の強化
・品質機能展開の流れ
・品質機能展開のポイント
・製品開発データベース構造
7.品質保証の組織運営の課題解決とは?
・TQM、QCサークルの視点
・品質保証の組織運営の課題解決とは?(ISOの視点)
8.品質保証の仕組み構築の効果
・設計品質向上による効果
・製造品質向上による効果
・組織間連携強化による差別化効果
<質疑応答>