ドライラミネートの基礎と実践ノウハウ【大阪開催】

トラブル事例の対策から学ぶドライラミネートのあるべき姿


講師


パッグス技術研究所 代表 下村 恭一 氏

略歴
1972年4月   大手印刷会社入社  繊維転写技術担当  乾式転写法開発
1976年6月   中央研究所(アクリル繊維への乾式転写法プロジェクトチーム)         
                                    1978年から、研究テーマ開拓チーム
1980年4月   京都工場(TV等の木目転写箔技術を担当)
1983年頃~   包装部門技術担当
1985年4月   軟包装生産技術担当(兼:成形品、産業資材)
1990年~95年 九州大日本印刷・軟包装工場担当
1995年~97年 京都工場技術担当
1997年~02年 田辺工場竣工に伴い液体容器PJを担当
2003年~07年 京都・田辺技術担当
2008年~13年 北海道大日本印刷・技術、品質保証、包装工場担当
2013年~14年 テクノパック関西在籍(開発ほか担当) 退職
2014年~    数社の顧問・コンサルティング ・コンバーター/インキメーカ/粘着加工メーカー他
          (業務内容:技術指導・改善活動・製品開発等)


受講料


 45000円(税込)


    セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合45,000円(税込)、
 2名同時申込の場合、1名あたり30000円(税込)で受講できます。 
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず 
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは 
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。


受講対象・レベル


軟包装材の設計、生産技術者、及びドライラミネート部門の管理者・技術員として1~2年以上の経験がある。


習得できる知識


ドライラミネート工程で発生する様々な問題を体系的に整理・解決するための
知識・考え方・改善手法を学んで頂く。


趣旨


 ドライラミネート工程で品質・歩留り・効率を良くする、及び後工程への中間製品の流れを
良くすることはポイントとなる。そのためには、①接着剤自身の特性を理解して使いこなし、
安定した接着とすること。更には、②フィルムの性質を理解して巻き芯や絵柄によるシワ・気泡に
代表される不良を少なくすること。について、「何故」を、理屈で理解し接着剤塗布量
・エージング条件など実務に活用できる知識・知恵について解説する。
 本講演では、この点を解説すると共に、受講者からの「質問」に答える時間を設け、
個々の事例について、視点を変え説明をすることで、ドライラミネートについて
深い知識として頂きたい。


プログラム


1.接着剤の接着力とはどのようなもの?
  1.1 接着は化学的結合、物理的結合、物質の親和力?
  1.2 包装材は生き物
  1.3 接着剤と粘着材の違い

2.接着力:接着剤界面の接着強度から謎解きをする
 〔フィルムの添加剤による影響での事例〕
  2.1 静電気防止剤による接着不良-1 グラニュウ糖袋 
  2.2 静電気防止剤による接着不良-2 削り節袋
  2.3 スリップ剤による接着不良-1  紙おしめ用チューブ
  2.4 スリップ剤による接着不良-2  味噌スティック袋
  2.5 防曇剤による接着不良-1    ソーセージ袋
     他
3.接着力:接着剤界面の接着強度から謎解きをする
 〔接着剤の硬化が不十分での事例〕
  3.1 接着剤硬化不良-1 PET/アルミ袋のラミ不良
  3.2 接着剤硬化不良-2 レトルト袋のゆず肌
  3.3 接着剤硬化不良-3 封筒スチィックの耐エージレス
  3.4 接着剤硬化不良-4 碁盤目シール部の浮き
     他
4.接着剤の必要塗布量はどれくらいか
  4.1 ニップ時のクッション層の働き
  4.2 乾燥による接着剤皮膜を考える
  4.3 水分とインキ層を考慮する
  4.4 概念図Ⅰ(水の混入がない)
  4.5 概念図Ⅰ(水の混入がある)
  4.6 接着剤配合は硬化剤過多に設計
  4.7 四季があり、温湿度変化がある限りは
   (ドライラミとノンソルラミの違いも解説する)

5.接着剤の性能を速く発揮させる
  5.1 塗布量
  5.2 ドライラミ条件
  5.3 エージング条件

6.ドライラミネートの品質不良の発生要因と対策
  6.1 シワ(巻き芯部・巻き締まり)
  6.2 気泡
  6.3 カール

7.ドライラミネート工程のあるべき姿
 


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

45,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

大阪府

MAP

【大阪市中央区】ドーンセンター

【京阪・地下鉄】天満橋駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   食品包装   生産工学

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

45,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

大阪府

MAP

【大阪市中央区】ドーンセンター

【京阪・地下鉄】天満橋駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   食品包装   生産工学

関連記事

もっと見る