ディスプレイの視認性向上に向けた表面科学の基礎と防汚性付与・反射防止技術

車載用途など、ディスプレイの多様化に合わせてニーズが高まる視認性の向上。
本セミナーでは、視認性向上に向けた反射防止(ARフィルム・モスアイ等)/ディスプレイ表面への防汚性付与(撥水・撥油・耐指紋等)/屈折率マッチング/ITOパターン非視認化等のアプローチ技術について、メカニズムや材料技術を解説します


受講料


43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) 


【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
   (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
  ※他の割引は併用できません。


講師


大手ディスプレイ・光学デバイス関連材料メーカー 開発部門 研究開発担当者

【経歴・活動】
 2003年東北大学多元研非常勤講師
 日本化学会東北支部常議員(1997-1998年度、2001-2002年度)
 日本分析化学会東北支部常任幹事(2002-2003年度)
 日本化学会 秋季年会実行委員(1997年度)
 日本化学会 化学技術賞選考委員1999-2000(年度)
 日本分析化学会 秋季年会実行委員(2002年度)


趣旨


 本講座ではまず概論として反射防止膜の構造並びに要求される特性を述べる。更にその表面に塗布されている防汚膜に関して解説する。具体的には撥水・撥油性を理解するための表面化学、防汚性を発揮するための材料化学、また分子レベルの表面の解析技術に関して詳細に解説し、その耐久性を付与するための基本技術について解説する。それを用いた表面化学応用技術についても述べる。
 またタッチパネル等の屋外使用を可能にする視認性向上技術について、屈折率マッチング材料、モスアイによる無反射技術、及びITOパターン非視認化技術の観点から述べる。


プログラム


1. 表面化学の基礎
 1.1 界面現象
 1.2 表面エネルギーの解析
   1.2.1 表面の物理化学
   1.2.2 Zisman、Fowksの手法
   1.2.3 具体的な表面エネルギーの算出と各種手法の比較
 1.3 表面凹凸の影響
   1.3.1 Wenzelの手法
   1.3.2 Cassie-Baxterの手法

2. 表面分析
 2.1 表面分析の一般
 2.2 FTIR
 2.3 XPS
 2.4 Auger

3. バイオミメティックスのディスプレイへの応用
 3.1 生物表面の機能的なwettability
 3.2 超撥水と超撥油による防汚
 3.3 超親水性表面による防曇
 3.4 モスアイ表面の低反射

4. ディスプレイ視認性向上技術
 4.1 ARフィルム
   4.1.1 ARフィルムの構造と製造装置
   4.1.2 光学特性とARフィルムへの要求特性
   4.1.3 AR表面の防汚化技術
   4.1.4 防汚材料
   4.1.5 AR表面の防汚膜
   4.1.6 防汚メカニズム
   4.1.7 指紋付着への影響因子
 4.2 屈折率マッチング材料(SVR)
 4.3 ITOパターンの非視認化
 4.4 蛍光体シート

 □ 質疑応答 □


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】連合会館

【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

主催者

キーワード

光学技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】連合会館

【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

主催者

キーワード

光学技術

関連記事

もっと見る