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開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 化学反応・プロセス |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区産業会館 |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
~ 効果的な取り扱い方・最適使用法 ~
どうすればキレイに剥がれるか? 剥離のメカニズム、使用環境・条件など、
粘着剤・粘着テープの取り扱い方を解説する!
講師
早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科
教授 博士(理学) 山崎 義弘 氏
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
粘着・剥離の物理的性質に興味のある方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説します。
習得できる知識
粘着・剥離に関する物理的な基礎知識。
特に剥離現象を捉える包括的な視点。
趣旨
粘着剤・粘着テープには、どうすればくっつくかという課題と共に、どうすれば(きれいに)剥がれるかという重要で困難な課題がある。例えば、同じ粘着テープを使用したとしても、そのテープをどこに貼ったか、そのテープをどのように剥がしたかによって、テープの剥がれ方(例えば、剥離強さ・ジッピングなどの動的挙動)は大きく異なる。従って、粘着剤の剥離は、単に粘着剤の物性(弾性率・表面張力)だけで決まる性質ではなく、その粘着剤を使用している環境や条件に強く依存していると考えた方が良いように思われる。
本セミナーでは、粘着剤・粘着テープの使用環境・条件を包括的に捉え、レオロジー・非線形動力学に基づいて、粘着剤の剥離メカニズムに対する普遍的で一般的な視点・取り扱い方を解説する。
プログラム
1.はじめに:粘着・剥離現象を俯瞰する
1-1 歴史的背景
1-2 空間スケールと粘着現象
1-3 主要な研究分野
2.粘着・剥離とレオロジー
2-1 表面張力とぬれ
2-2 粘弾性
2-3 剥離と粘着の三要素(タック・保持力・粘着力)
2-4 粘着特性に関する経験則
2-5 テープ剥離時の応力分布
2-6 粘着・剥離のスケーリング
3.剥離における粘着剤の変形メカニズム
3-1 ヴィスカス・フィンガリング
3-2 タックにおける粘着剤の剥離形態
3-3 粘着テープの剥離における粘着剤の糸引き
4.剥離の非線形動力学
4-1 剥離の剥離角度依存性
4-2 剥離の剥離速度依存性
4-3 速度・装置の剛性への依存性
4-4 ジッピング(スティック-スリップ剥離)が起こる要因
4-5 剥離速度・装置の剛性を軸にした動的相図の重要性
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 粘着,剥離,メカニズム,セミナー,研修,講習