【中止】<収益を継続的に拡大するための>研究開発マネジメントの基礎、全体像と具体的な活動

市場起点、コア技術戦略、オープンイノベーション…
三位一体の研究開発必要性の背景と具体的活動法を詳解!


■研究開発担当者に求められる市場起点の具体的活動
■コア技術の理解とその設定
■オープン・イノベーションの様々な効果


 <価値づくり特集セミナー>


研究開発部門が先導的・主導的な役割を担わなければならないR&Dマネジメントとは

『ものづくり』から脱却し、顧客が享受する『価値』を継続的に創出しよう
研究開発マネジメントをこれから始める方や視点・行動を変えたい方はぜひ!
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    セミナー趣旨

     日本企業は、過去20年間停滞を経験してきました。一方で、海外企業に目を向けると、この20年間で、多くの新興国企業が成長し、欧米の優良企業は本質的な経営変革を実行し、数多くのベンチャー企業が生まれ成功してきました。私は、日本企業の停滞の原因は、誤解を恐れずに言えば、「ものづくり」への強い固執にあると考えています。多くの場合、「ものづくり」とは、市場価値が低下しつつある自己の従来の強みへの拘泥であり、自己の「視野狭窄」を生み出してきているからです。
     企業は、その本質において、「顧客が享受する価値に対して支払う対価」を源泉に存続しています。したがって、企業が目を向けるべきは、直接的に、顧客が享受する「価値」です。企業にとってこの「価値」を継続的に創出すること、すなわち「価値づくり」が、その本来的使命であるはずです。そして、研究開発部門は、この「価値づくり」において先導的・主導的な役割を担わなければなりません。
     この「価値づくり」を成功させ収益を継続的に拡大するためには、研究開発部門における「市場起点の思考と活動」、「コア技術戦略の実行」そして「オープン・イノベーションの徹底」の3つの戦略イニシャティブを有機的・相乗効果的に三位一体で組み合わせ、そしてそれらを強力に展開することが重要です。
     本セミナーでは、以上のような「価値づくり」に向けての三位一体の研究開発の必要性の背景と、その構造と内容を紹介した後、具体的にどのような活動を行うことが必要なのかを、様々な事例を交えながら説明をしていきます。

    習得できる知識

    ・『価値づくり』を実現するための具体的な活動
    ・『ものづくり』の問題点
    ・研究開発担当者に求められる市場起点の具体的活動
    ・コア技術とはの理解とその設定法
    ・オープン・イノベーションの様々の効果 等

    セミナープログラム

    1.はじめに
     -日本企業の大きな問題点:ものづくり経営?
     -米国企業の『価値づくり』の追求(GEの例)
     -日立の研究開発体制の改革:『価値づくり』へ

    2.なぜ『価値づくり』なのか
     -『価値づくり』の定義
     -「価値づくりへの脱皮」が求められる6つの大きな背景
      ・そもそも顧客は享受する価値に対し対価を支払う
      ・顧客は常に充足されない潜在ニーズを持つ(アマゾンのドローン活用例)
      ・常に『非顧客』が存在する(バイクメーカーの例)
      ・新興国企業の台頭による既存価値追求競争の限界(韓国化粧品企業などの例)
      ・従来の「ものづくり」の発想では発展・成長はない
      ・『価値づくり』の前提のオープンイノベーションが格段に容易に

    3.日本企業の大きな問題点:「ものづくり」への固執
     -「ものづくり」の関心領域:製品や技術
     -技術は成熟化する:新興国の金型技術力の向上の例
     -「a solution without a problem(問題のない解決策)」
     -『価値づくり』の視野 vs. 『ものづくり』の視野

    4.『価値づくり』への『三位一体型』研究開発マネジメントとは
     -『価値づくり』は継続的な収益拡大を実現するためのもの
     -『価値づくり』のための三位一体の研究開発とは
     -「市場起点の思考と活動」が必要とされる理由
     -「オープンイノベーションの徹底」が必要とされる理由
     -「コア技術戦略の追求」が必要とされる理由
     -『価値づくり』のための三位一体の研究戦略の全体像

    5.『価値づくり』の視点を持つ
     -『価値づくり』における研究開発部門の役割
     (日立製作所、三菱ケミカル、富士フイルムの例)
     -『価値づくり』の研究開発部門における現状
     -顧客がどのような点に価値を認識するかの理解の必要性
     -顧客は自社のQCDだけで買うのでは決してない
     -『価値づくり』の拡大の視点:VACESモデル
     (日本触媒、シマノ、帝人、日東電工、東洋電機、3M、テトラパック、コマツ、日本ペイント等の例)

    6.市場起点の思考と活動
     -「市場起点の思考と活動」の位置付
     -革新的テーマ創出のメカニズム:市場知識と技術知識のスパーク
     -スパークの原料の「市場知識」の強化活動
     -「市場起点の思考と活動」の企業事例
     (本田宗一郎、花王、資生堂の例など)
     -研究者は蛸壺から出でよ!
     -市場・顧客を理解する3軸、TADとそのための具体的活動
     (島津製作所、シマノ、IBMの20%ルール等の他)
     -研究開発部門の市場起点の思考と活動のための具体的方策
     (マーケティング強化、ステージゲートプロセスの導入等)

    7.コア技術戦略の追求
     -「コア技術戦略の追求」の位置付
     -コア技術戦略とは
     -コア技術設定の企業事例
     (3M、クレハ、富士フイルム等)
     -コア技術は戦略思考・未来志向で設定する
     -コア技術の選定軸
     -コア技術による「市場起点の思考と活動」の促進
     (日立、キヤノンの例)
     -「市場起点の思考と活動」による新たなコア技術の発見
     -コア技術の設定プロセス
     -コア技術設定上の注意点

    8.「オープンイノベーションの徹底」
     -「オープンイノベーションの徹底の」の位置付:『価値づくり』の実現のためにある
     -オープンイノベーションとは
     -オープンイノベーションが必要とされる背景
     -オープンイノベーションの多様性とその類型
      ・類型(1):何を大きな目的として
      ・類型(2):イノベーションの発生の場は
      ・類型(3):具体的に何を求めて
      ・類型(4):誰と
      ・類型(5):どのような関係性の下
      ・類型(6):どのように実現
     -他の要素との相乗効果
      ・市場の知識と外部技術のスパーク
      ・市場起点の思考と活動によるオープンイノベーション対象者の発見
      ・オープンイノベーションの徹底による市場理解の視野の拡大
      (IHIの例)
      ・自社技術と外部技術のスパーク
      ・コア技術によるオープンイノベーション機会増大
      (富士フイルムの例)
      ・オープンイノベーション推進におけるコア技術による収益確保
      ・オープンイノベーションによるコア技術の強化と補完
      (コンチネンタル、オリンパスの例)
     -外部パートナー探索2つの方向性
     -自社が個別に外部を探す
      (P&G、コニカミノルタ、ソフトバンク、ナインシグマ、エルゼビア等)
     -外部に積極的に探される
      ・自社保有技術の開示・発信法
      (富士フイルム、GE、3M等)
     -オープンイノベーション実現の阻害要因
      ・取引コスト
      ・心理的抵抗
     -オープンイノベーションの成功に向けて打つべき10の施策

    9.最後に

      □質疑応答□

    キーワード
    価値づくり、コア技術、オープン・イノベーション、市場起点の研究開発

     

    セミナー講師

    ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏
    略歴
    大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)(株)、(株)フュージョンアンドイノベーション等を経て、現在ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役社長 経営及び技術マネジメントに関するコンサルティングにおいて20年以上の経験を有す。日本工業大学大学院 技術経営研究科教授を兼任。北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒 
    著書・訳書
    「プロフィット・ピラミッド超高収益を実現する14のシンプルな法則」(著書) ダイヤモンド社(韓国語及び中国語でも出版)、「エマソン 妥協なき経営」(訳書)ダイヤモンド社、その他共著・共訳、雑誌への寄稿多数近著(翻訳):「ステージゲート法 製造業のイノベーションマネジメント」(原著「Winning at New Products」ロバート・クーパー著) 英治出版 2013年
    専門
    テクノロジーマネジメント、新規事業戦略、マーケティング

    セミナー受講料

    49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
    (まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
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    講師のプロフィール

    プロフェッショナリズムと豊富な経験をベースに、革新的な製品やサービスを創出するプロセスの構築のお手伝いをいたします。

    浪江 一公

    なみえ かずきみ / 東京都 / ベクター・コンサルティング株式会社

    ベクター・コンサルティングは、Bridging technologies and markets toward creating innovationsを目指し、クライエント企業様に技術と市場との間の橋渡しによりイノベーションの...続きを読む

     

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