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〜 有人惑星間航行時代に向けた植物栽培の展望 〜
植物工場の『これから』を見通す!
宇宙空間での植物栽培:先行研究事例と今後の広がり?
講師
某民間企業 研究所勤務 鈴村 大輔 先生
【講師紹介】
1999年 近畿大学農学部農学科卒業/ ハイトカルチャ株式会社入社/1999年~2000年 セラミックを用いた乾燥地植物栽培法の開発/2000年~2003年 セラミックを用いた組織培養技術の開発/2001年~2004年 大阪大学工学部とセラミック栽培植物を用いた形質転換技術の共同開発/2003年 京都府立大学遺伝子工学研究員/2003年 JOURNAL OF BIOSCIENCE AND BIOENGINEERING Vol.96,No5,503-505において大阪大学福崎英一郎先生と共著論文発表/2004年 大阪大学福崎英一郎先生とメタボロミクス国際会議共著発表/2004年~2006年 セラミックを用いた閉鎖型栽培施設での栽培方法の開発/2005年~2010年株式会社千趣会と高糖度ホウレンソウの共同研究開発/2006年 国立極地研究所第4回南極設営シンポジウム講演/2006年~2012年 JAXA宇宙科学技術センター・東京大学航空宇宙工学青木隆平教授とセラミック栽培法を用いた国際宇宙ステーションでの宇宙植物栽培(スペーステラリウム)の実証試験の共同開発/2011年~2013年 三井化学株式会社と新規植物栽培方法の共同開発/2012年~ ロート製薬株式会社とセラミック栽培法を用いた閉鎖型植物工場における第六次産業的展開と運営の検証/2013年~2014年 平成25年度NEDO委託事業「社会課題対応センサーシステム開発プロジェクト」の「センサ活用マイクロ環境制御型次世代植物工場の開発」担当責任/2014年 ロート製薬株式会社と低カリウム植物栽培の共同研究開発/2015年~2017年 中国杭州伝化科技服務有限公司との中国国内向け共同栽培事業立ち上げ/2018年 ハイトカルチャ株式会社退社/ 某民間企業入社、研究所勤務
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■ 講師より/本セミナーのポイント
以下の点について、出来る限り分かりやすく述べる。
・水耕栽培の日本への導入〜現在に至る進歩の歴史と事業化成功例
・宇宙空間でのアメリカなどの植物栽培事例
・国際宇宙ステーション日本実験棟(きぼう)ポート共有実験装置(MCE)でおこなった
宇宙植物栽培(スペーステラリウム)の実証試験について
・到着目標惑星での事前無人の食糧生産および酸素生産についてのアイデア
・有人惑星間航行時代に向けて宇宙空間での植物栽培の必要性と意義
■ 受講対象者は?
・植物工場の事業化に取り組んでいる方、長期的視野に立って検討中の方
・毛細管現象を利用した技術(例としてセラミックス)を有する企業の開発者・技術者・研究者
・新規事業、新規ビジネス、新規研究テーマの企画・推進担当者
・福祉施設・製薬会社を守る為の植物工場について
・宇宙産業に興味のある方
・一歩先行く研究事例の収集・調査をしている方 など
■ 受講することで得られる知識/ノウハウは?
・水耕栽培の日本への導入〜現在に至る進歩の歴史
・次世代を見据えた植物工場のあり方、考え方、ニーズ
・福祉施設・製薬会社を守る為の植物工場の利用の仕方について
・宇宙植物栽培および研究の概況、研究事例
・有人惑星間移動の到着惑星での事前無人食糧生産および酸素生産について
・宇宙植物栽培および有人惑星間移動時代にむけての必要課題・可能性・展望
セミナー内容
1 従来の植物工場について
1.1 植物工場の歴史
1.1.1 栽培設備(ハード・ウェアー)の歴史
1.1.2 栽培技術(ソフト・ウェアー)の歴史
1.2 第1次・第2次・第3次植物工場ブームの特徴
1.3 従来の植物工場のメリット・デメリット
2 毛細管現象を利用した植物栽培について
2.1 栽培基本原理
2.2 毛細管現象(例としてセラミックス)植物栽培の特徴
2.2.1 優れた風味・臭い・成分を生み出す理由
2.2.2 多品種同時栽培について
2.2.3 根菜類の栽培事例と現状
2.2.4 ハーブ類の栽培事例と現状
2.2.5 木本類(樹木)の栽培事例と現状
3 国内外での地産地消型小型植物工場の可能性について
3.1 地産地消の小型植物工場のメリット
3.1.1 多様な食文化への対応
3.1.2 安心・安全と高いトレーサ・ビリティー
3.1.3 低環境負担型の食糧生産拠点
3.1.4 高い収益性を目指せる
3.2 離島における地産地消の植物工場についての考察
3.3 店産店消の植物工場のメリット
3.3.1 食の安心・安全を提供
3.3.2 メニューに生まれるコラボレーション効果
3.3.3 季節・天候による安定感
3.3.4 産地直送よりも経済的で環境的
3.3.5 宣伝効果の期待
3.3.6 高いエビデンスとトレーサ・ビリティーのよるハラル市場への可能性
4 企業(福祉・製薬)を守る為の植物工場について
4.1 採算性のある福祉施設作業所について
4.2 製薬材料として輸入原材料植物を利用している危険性とその対策について
5 宇宙空間でのアメリカなど諸外国の植物栽培事例
6 国際宇宙ステーション日本実験棟(きぼう)ポート共有実験装置(MCE)で
おこなった宇宙植物栽培(スペーステラリウム)の実証試験について
6.1 JAXA宇宙科学技術センター・東京大学航空宇宙工学部との宇宙栽培温室開発について
6.2 インフレータブル構造と毛細管現象を利用した栽培方法の組み合わせ
7 到着目標惑星での事前無人の食糧生産および酸素生産についてのアイデア
7.1 宇宙栽培温室での野菜栽培の方法
7.2 月面での植物栽培工場についての可能性
8 有人惑星間航行時代に向けて宇宙空間での植物栽培の必要性と意義
8.1 有人惑星間航行で想定される宇宙野菜栽培の方法
8.2 有人惑星間航行だからこそ求められる「癒し」「食糧」「酸素」
<質疑応答・名刺交換・個別相談>
受講料
46,440円(税込)/人
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