【データセンター/工場の廃熱高度利用・省エネ促進へ】カーボンニュートラル時代の低温排熱の回収・輸送・利用技術の最前線と実装可能性

~ 超省エネ設計が強いられる時代の排熱回収の考え方、省エネ、CO2削減に向けた熱設計思想とは ~ 
~ 外部電力を必要とせず、高効率・長尺熱輸送を可能とするループヒートパイプ技術とは ~
~ 離れた場所で使いたいときに熱を利用できるモバイル型熱輸送システムとは ~

  受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付)】のみ 

■近年、急増するデータセンターでは、単なる冷却にとどまらず、廃熱利用も含めた設計思想への転換が重要視され始めています。また一方、従来より重要視されている廃熱利用ですが、エネルギー問題の顕在化が進む昨今、低温排熱をも回収・輸送・利活用しきることが、今後の省エネ・カーボンニュートラルを更に前進させる一手となるのではないでしょうか。

本セミナーでは、データセンターや工場などの産業施設から発生する低温排熱に着目し、その回収・輸送・利活用に資する技術と設計思想について、3名の講師が解説し、これからの省エネシステムの在り方を示していきます。

 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナープログラム

    第1部(10:30~12:00)
    データセンター/工場の冷却および省エネ・CO₂削減に向けた排熱回収の意義と熱設計の指針
     
    [趣旨]
    昨今の温暖化が加速する現代、冷房、冷却の重要性も増大している。従来の空調(エアコン)設計や、高効率チラー等の基本的な対策だけでは、今後のエネルギー高騰、さらなる地球沸騰化時代を生き残れない。流行りのデータセンターや、工場の作業現場、冷却水などの冷却に用いる消費電力の問題も外気温度に比例して上昇している。さらには中東戦争の影響によるエネルギー価格急騰問題が重なり、今後の多くの現場では超省エネ設計が強いられる時代となってしまった。この時代的な流れと、酷暑が激化する現場環境の改善を“従来通り”の設計思想のまま、進めてしまうことは大きなランニングコスト増大リスクとなってしまう。MDIではこれら空気、水の“冷却”という目的に対して、最新のインバータ制御技術が凄い!という大手家電メーカー製の営業トークではなく、熱交換技術のローテクを突き詰めることで、自然エネルギー活用と排熱回収の最新熱交換器技術について発表する。
     
    [得られる知識]
    空調冷房には省エネエアコンや最新空冷チラー+空調機しか知らないという設計担当者に、自然エネルギー、排熱を活用した冷却方法の考え方が理解できる。

    [こんな人におすすめ]
    省エネ冷房、冷却が必要な現場管理者向け
    又は温風、温水が必要な現場での空調の両立が必要な大型工場の省エネ担当者に向け
     
    キーワード:Co2削減|環境改善|排熱利用|自然エネルギー|データセンター|熱交換器|ヒートポンプ|チラー|空調|WBGT

    [プログラム]
    1.MDIの取り組み
     1.1 事業内容(熱交設計、メンテナンス、熱コンサル)の説明

    2.地球環境の変化について(一般論)
     2.1 過去から現在までの外気温度変化と今後の予測

    3.酷暑の工場、作業場の現実
     3.1 従来空調設計思想の特徴と欠点
     3.2 作業環境改善のための注意点と対策

    4.自然エネルギーとは?
     4.1 クーリングタワーとラジエターの違い
     4.2 MDI製フリークーリングの実測データ
     4.3 フリークーリング+チラー冷却の効果
     4.4 井水、海洋深層水、海水、赤水、下水利用の実績
     4.5 井水利用の除湿冷房熱交換器の高効率化とスケール対策の両立

    5.排熱回収の考え方
     5.1 排熱とは高温排ガスだけではない
     5.2 換気排気熱を回収した最新間接気化式プレ冷房“SOFTCOOLⅡ”(プロト)

    6.省エネ、CO2削減に向けた熱設計思想(総論)

      □質疑応答□

     
    第2部(13:00~14:30)
    低温排熱利用に向けたループヒートパイプ技術の最新動向と応用展開
     
    [趣旨]
    近年、AIの急速な普及に伴いデータセンターの消費電力は著しく増大しており、特に高発熱密度デバイスの冷却において高効率かつ省エネルギーな排熱技術の確立が喫緊の課題となっている。また、脱炭素社会の実現に向けては、工場排熱の有効利用など未利用熱の高度活用も強く求められている。このような背景のもと、外部電力を必要とせず高効率に熱輸送が可能な受動型デバイスとして、ヒートパイプ技術が改めて注目されている。特に、ループヒートパイプ(LHP)は、長距離かつ大容量の熱輸送が可能であり、重力の影響を受けにくいという特長から、次世代熱マネージメント技術として期待されている。
    本講演では、ループヒートパイプの作動原理を基礎から解説するとともに、設計・製作手法、性能評価方法に加え、近年の研究開発動向および応用展開について体系的に紹介する。
     
    [得られる知識]
     ループヒートパイプの基礎から研究開発動向まで知識が得られる。

    [こんな人におすすめ]
     冷却や排熱利用で課題を抱えている方
    キーワード:冷却|熱利用|毛細管力|ヒートパイプ

    [プログラム]
    1.様々な分野における排熱要求
    2.ループヒートパイプの基礎
     2.1 概要・動作原理
     2.2 設計方法
     2.3 製造方法

    3.ループヒートパイプの研究開発動向
     3.1 小型化,薄型化
     3.2 高熱流束化
     3.3 LHPの応用展開

    4.ループヒートパイプの大型化・長尺化
     4.1大型化
     4.2長尺化
     4.3今後の展開
     
      □質疑応答□
     

    第3部(14:45~16:15)                  
    モバイル型熱輸送システムと低温再生型吸着剤技術の開発と応用
     
    [趣旨]
    100℃以下の低温排熱を用いて、離れた場所で使いたいときに熱を利用できるモバイル型熱輸送システムについて紹介します。また、この熱輸送システムに用いる、水蒸気および二酸化炭素の吸着に優れた、粘土系吸着剤「ハスクレイ」と、ハスクレイを用いた施設園芸栽培における除湿および二酸化炭素施用について紹介します。
     
    [得られる知識]
    天然の土壌中に存在するナノカプセルやナノチューブをモチーフとした吸着剤に関してと、吸着剤を用いた熱利用、除湿、
    二酸化炭素の回収等が行えるシステムについての知識が得られる。

    [こんな人におすすめ]
    ・低温排熱を用いて省エネを検討されている方
    ・除湿に興味がある方
    ・農業分野での除湿や熱、二酸化炭素施用に興味がある方。

    [プログラム]
    1.はじめに(太陽熱から氷を作る)
    2.研究開発の背景
    3.吸着剤「ハスクレイⓇ」
     3.1 調湿材料
     3.2  土壌中の天然ナノマテリアル
     3.3 低温再生型吸着剤「ハスクレイⓇ」の開発

    4.ハスクレイを用いた応用例
     4.1 モバイル型熱輸送システム
     4.2 二酸化炭素回収
     4.3 農業分野への展開(除湿・二酸化炭素施用)

      □質疑応答□
     
    キーワード:省エネシステム|熱利用|除湿|二酸化炭素利用

    セミナー講師

    第1部(10:30~12:00)  見逃し配信有 
    『データセンター/工場の冷却および省エネ・CO₂削減に向けた排熱回収の意義と熱設計の指針』
     MDI(株) 代表取締役 岩澤 賢治 氏  
    【専門】
    機械工学、熱力学、冷凍装置の開発、熱交換器の不具合解析、排ガス熱回収設計、超高効率空調用熱交換器開発、熱交換器専用洗浄液の開発、防錆用添加剤の開発

    第2部(13:00~14:30)  見逃し配信有
    『低温排熱利用に向けたループヒートパイプ技術の最新動向と応用展開』
    名古屋大学大学院工学研究科 機械システム工学専攻 熱制御工学研究グループ 教授 長野 方星 氏
    【専門】
    伝熱工学,宇宙工学

    第3部(14:45~16:15)  見逃し配信有 
    『モバイル型熱輸送システムと低温再生型吸着剤技術の開発と応用』
    (国研)産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 副研究部門長 鈴木 正哉 氏 
    【専門】
    鉱物学、材料化学

    セミナー受講料

    60,500円

    定価:本体55,000円+税5,500円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
    1名分無料適用条件
    ※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。
    2名で60,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の30,250円)
    3名で90,750円 (3名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の30,250円)

     テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

    1名申込みの場合:受講料 48,400円 (E-Mail案内登録価格 46,200円)
     定価:本体44,000円+税4,400円
     E-Mail案内登録価格:本体42,000円+税4,200円
      ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
      ※他の割引は併用できません。

    主催者

    開催場所

    全国

    備考

    特典
    ライブ配信受講に加えて、見逃し配信でも以下期間中に視聴できます
    【見逃し配信の視聴期間】2026年6月22日(月)~6月26日(金)まで
    ※このセミナーは見逃し配信付です。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
    ※ライブ配信を欠席し見逃し配信の視聴のみの受講も可能です。
    ※見逃し配信は原則として編集は行いません。
    ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のご連絡をいたします。

    配布資料
    ・製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
     ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
     開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
     Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。


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    開催日時


    10:30

    受講料

    60,500円(税込)/人

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    ※銀行振込

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