知財実務全3回セミナー~特許調査/パテントマップ/知財戦略基礎から実践まで、知財の“使える力”を身につける~
・特許調査・パテントマップ・知財戦略を、基礎から実務で使える形に体系習得。
・IPC/FI/Fタームの活用、ノイズ除去のコツ、実習で「検索の型」を自分のものに。
・マップの読み解きから戦略シナリオ作成、R&D・企画・営業への浸透手法まで学ぶ。
日時
第1回 5月15日(金)13:00-16:30
特許調査の鉄則と効率的な方法
第2回 5月22日(金)13:00-16:30
パテントマップの基礎知識と作成方法
第3回 5月29日(金)13:00-16:30
知財戦略の構築と事業戦略への結節、R&D・企画・営業部門への浸透手法
セミナー趣旨
特許調査の基本と効率的な進め方、パテントマップの作成と活用、さらに知財を企業活動にどう活かすかまでを体系的に学ぶ全3回セミナー。実務に役立つ知識とスキルを習得し知財活動の本質を理解することで、将来的な知財戦略の構築にもつながる視座を養います。
受講対象・レベル
・知財業務に従事している方、これからそれに関わる方
・特に、特許調査と分類記号の使い方について学びたい → 第1回
・特に、パテントマップの基礎から応用について学びたい → 第2回
・特に、知財戦略の策定方法について学びたい → 第3回
※1セミナーから受講可能で、2セミナー、あるいは全セミナー受講しますと割安になります。
セミナープログラム
第1回 5月15日(金)13:00-16:30
特許調査の鉄則と効率的な方法
~生成AIの活用も視野に入れて~
〇講座のポイント
特許情報検索は、製造業にとって事業活動の前提であり、事業のあらゆるフェーズで必要なものとなっています。特許情報は、第三者の特許権侵害の防止、研究開発の二重実施の防止そして業界や他社の技術情報の把握など様々な知見をもたらしてくれます。
こうした有用な情報を自らの手でより正確、かつ迅速に入手できる技術者と出来ない技術者では、将来大きな差がつくことも明白となります。
本セミナーでは、特許情報を必要とする研究者・技術者を対象として、キーワード検索のみに拘泥した方法から一歩進め、IPC、FIおよびF-termなどの特許分類記号を効率よく使いこなし、より正確な検索ができるようになるための実習を行います。また、検索結果から効率よくノイズを削ぎ落す方法もご教示いたします。
また、AIを使った検索なども行い、結果の比較検証なども行う予定です。
■セミナー内容
1 特許調査の目的と重要性について
1.1 特許調査の目的
1.2 特許情報からみる有用性
1.3 特許明細書等の特徴
2 特許情報を調べるサイト
※おさえておきたい代表的なサイトをいくつか列挙し、その特徴や使い方を紹介します。
3 検索の基礎
※一般的なキーワード検索以上のことを可能にする手法を解説します。
3.1 論理演算子
3.2 検索精度の指標としての適合率と再現率
4 キーワード検索における同義語・類義語の取扱い
※その基本的な考え方から実際の方法までを説明します。
5 特許分類記号の活用
5.1 IPCの意味と使い方
5.2 FIの意味と使い方
5.3 F-Termの意味と使い方
6 実際の検索事例の検証
6.1 J-Plat Patを使った検索事例
6.2 検索の仕方(手順と事前配布した検索一覧表の説明)
7 <実習形式>特定の技術テーマに関する検索実習
7.1 検索式を考える
7.2 1次検索
7.3 キーワード検索
7.4 ICPの決定とその検索
7.5 FIの決定とその検索
7.6 F-Termの決定とその検索
7.7 検索一覧表の完成
7.8 2次検索
7.9 スクリーニングによるノイズ除去のコツ
8. AIを使った検索とその結果
9. 外国特許の調べ方(簡単な紹介と留意点)
10. 講師から特許調査をする皆様へのメッセージ
<質疑応答>
第2回 5月22日(金)13:00-16:30
パテントマップの基礎知識と作成方法
~研究開発や知財戦略策定に役立てるために~
〇講座のポイント
特許情報の分析、特にパテントマップの作成と活用は、技術の全体像を把握し、業界の動向を読み解くうえで非常に有効な手法です。しかし、市販の作成ツールを使って単に可視化するだけでは、十分な効果を得ることは難しく、実務で活かすには工夫が必要です。
本セミナーでは、パテントマップの基本的な意義から、作成の手順やポイントを丁寧に解説します。マクロな視点から技術全体を俯瞰する「マクロマップ」から、個別技術に焦点を当てた「ミクロマップ」への展開まで、具体的な事例を交えてご紹介します。
さらに、パテントマップを企業戦略に活かす「戦略マップ」への応用方法についても、講師の実務経験をもとに、実践的な視点から詳しく解説します。初めての方にも、すでに業務で活用されている方にも、役立つ内容となっています。
■講演内容
1.企業における特許情報解析の意義
1.1 特許情報は技術情報の宝庫
1.2 パテントマップの活用
2.パテントマップの基礎:マクロマップ・ミクロマップそれぞれの特徴
2.1 見える化の意義
2.2 目的に応じたパテントマップの作成
2.3 マクロマップとミクロマップの概要:その違いや活用場面
3.マクロマップの基礎・テーマ発掘のヒントと提案
3.1 統計情報としてのマクロマップ(種類の紹介)
3.2 IPC,FI,F-termの意味を理解する(事例紹介)
3.3 マクロマップ解析で何がわかるのか(事例紹介)
(1) FCCL用ポリイミドの解析事例
(2) セミマクロ解析
(3) テーマ発掘のヒントと提案
(4) マクロマップの限界
4.ミクロマップの基礎・テーマ発掘のヒントと提案
4.1 事業の優位性を確保するためのミクロマップ
4.2 重要な戦略データベースの作成
4.3 結果ありきから考える帰納的方法による作成
4.4 ゼロベースから考える演繹的方法による作成
4.5 テーマ発掘のヒントと提案
4.6 ミクロマップの楽な更新の仕方(デモ:講師による実演)
5.マップの応用としての簡単な事例紹介
5.1 戦略マップへの発展と知財戦略の策定
6.おわりに「受講者へのメッセージ」
6.1 更に学びたい方へ
6.2 マップ作成の留意点と今後の展望
<質疑応答>
第3回 5月29日(金)13:00-16:30
知財戦略の構築と事業戦略への結節
さらにR&D・企画・営業部門へ浸透させる実践手法
〇講座のポイント
黒字化を続ける事業部では、戦略に基づく開発・営業・研究活動が活発です。そこでは単なるトップダウンの指示ではなく、各部署が一体となる仕掛け、つまり事業戦略に整合した知財戦略ツールの活用が重要です。パテントマップに代表される特許情報解析は、業界の技術動向を理解する有用な手段ですが、市販ソフトで可視化するだけで関係者間の共有ができなければ効果は半減します。知財戦略の策定にはより進んだ解析が必要です。
本セミナーでは、事業戦略に整合した知財戦略のシナリオ作成に向けた体制づくり・活動手順・運営の仕掛けをご紹介します。
■講演内容
1 はじめに:これまでの講師の実務経験から
1.1 黒字化し続ける事業部の特徴
1.1.1 これまでの活動について
1.1.2 何が変わったからか
1.1.3 ベクトルを合わせる戦略活動
1.2 企業における知財戦略の重要性
1.2.1 知的財産戦略とは
1.2.2 企業の知的財産戦略の重要性と効果
1.2.3 シームレス時代の価値の最大化
1.2.4 経営に資する知的財産活動とは
2 特許情報の見える化(知財戦略策定のツールを学ぶ)
2.1 特許マップの基礎
2.1.1 見える化の意義
2.1.2 マクロマップとミクロマップ
2.1.3 目的に応じた特許マップの作成
2.1.4 事業課題を見据えたマップとは
2.2 マクロマップによる統計処理
2.2.1 マクロマップ解析で何がわかるか
2.2.2 マクロマップの限界
2.2.3 マクロマップの解析事例紹介(実際のテーマを使っての解析)
2.3 ミクロマップについて
2.3.1 結果ありきから考える帰納的方法
2.3.2 ゼロベースから考える演繹的方法
2.3.3 マップによる新規テーマ発掘の手段
3 知財戦略の事業戦略への整合(具体的活動を学ぶ)
3.1 戦略のシナリオを創るための戦略マップ
3.1.1 事業優位性の確保とリスク回避のための戦略マップ
3.1.2 重要な戦略データベースとその活用
3.1.3 営業のための新規マップ作成と活用
3.2 知財戦略策定の仮想事例の概要とポイント
3.2.1 仮想事例紹介
3.2.2 戦略マップと知財戦略の策定
3.2.3 アクションプランのシナリオ
4 知財戦略の策定
4.1 実際のテーマを用いた知財戦略策定のための事例紹介
4.1.1 活動の体制構築
4.1.2 活動の第1段階:知財戦略と事業戦略の整合について(活動のスタート)
4.1.3 活動の第2段階:マクロマップから業界動向を捉える(マクロ解析)
4.1.4 活動の第3段階:ミクロマップ(帰納的方法)の解析(ミクロ解析による現状把握)
4.1.5 活動の第4段階:ミクロマップ(演繹的方法)の解析(ミクロ解析による技術提案)
4.1.6 活動の第5段階:知財戦略策定時のリスクを考える
4.1.7 活動の第6段階:戦略シナリオ策定と共有化(関係者間での意思統一と経営者への提言)
4.2 活動を支える知財教育活動
5 受講者へのメッセージ
<質疑応答>
セミナー講師
八角コンサルティンググループ 代表 八角 克夫 氏
技術士(化学部門)・AIPE認定 知財アナリスト
■ご略歴
1992年3月 東北大学大学院工学研究科博士課程前期修了(応用化学専攻)
1992年4月 総合化学メーカー入社
研究開発本部にてポリエチレン気相重合触媒の研究開発に従事/ポリエチレン開発部にて成形加工・試験・評価等に従事/
1997年4月 研究開発本部にてクラスター分子を利用した触媒の研究/1998年4月 1年間、理化学研究所にて派遣研究
2004年7月 知的財産部
特許情報解析、知財戦略、事業戦略支援、知財教育、BtoBのブランド活動、テーマ発掘活動、
MOTなどに従事(研究開発・ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリブタジエン・ナイロンなどを担当)/
知的財産推進グループのグループリーダーとして、全社の知財技術担当を統括/タイやヨーロッパにて知財指導経験を有する
2019年2月 AIPE認定 知財アナリスト
2019年5月 八角コンサルティンググループ開設
2020年3月 検索技術者検定1級
2021年6月 (一社)技術知財経営支援センター 副代表理事
2025年10月~ 国立大学法人 東京農工大学 非常勤講師
セミナー受講料
(税込(消費税10%)、資料付)
| 参加形態 | 区分 | 見逃し配信なし | 見逃し配信あり |
|---|---|---|---|
| 1講座のみの参加 | 1回、2回、3回・・・ | 1名45,100円 ↓1社2名以上同時申込料金↓ 1名34,100円 |
1名50,600円 ↓1社2名以上同時申込料金↓ 1名39,600円 |
| 2講座の参加 | 1・2回、1・3回、2・3回、・・・ | 1名67,100円 ↓1社2名以上同時申込料金↓ 1名56,100円 |
1名75,900円 ↓1社2名以上同時申込料金↓ 1名64,900円 |
| 全講座(3講座)の参加 | 1・2・3・回・・・ | 1名85,800円 ↓1社2名以上同時申込料金↓ 1名74,800円 |
1名96,800円 ↓1社2名以上同時申込料金↓ 1名85,800円 |
*全3回申込の方へ(不測の事態により、全回開催出来ない場合、以下規定に基づき、返金致します。)
全3回中、2回未満の実施の場合:70%返金
全3回中、3回未満の実施の場合:40%返金
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
※見逃し配信「なし」「あり」どちらかをお選び下さい。
※参加形態(第○・○回参加)を申込備考覧に記載下さい。
※各回、別の方が受講いただくことも可能です。
※1社2名以上同時申込は、同時申込、同形態(講座数、参加日)でのお申込にのみ有効です。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
主催者
開催場所
全国
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
キーワード
講師のプロフィール
化学技術・知的財産・情報の3つの柱のプロとして、お客様の課題解決や将来へ向けての提案をしていきたいと考えております。
八角 克夫
やすみ かつお / 千葉県 / 八角コンサルティンググループ
2019年5月に開業いたしました。
総合化学メーカ―にて高分子や触媒研究をはじめとして、調査や知的財産も長年行ってきたため、知的財産に関する視点を取り入れたコンサルタントが出来ると考えております。
また、若手技術者へ...続きを読む