自動車における接着・接合の技術動向【Webセミナー】
セミナープログラム
第1部 10:30~12:00
自動車車体における材料と接合の技術動向
渡辺 由布 氏
日産自動車(株) 車両生産技術開発本部 生産技術研究開発センター 先行要素技術開発課 主管
EuroCarBodyからみる自動車車体の材料動向に加えて、自動車車体接合のグローバル動向に加え、接合工法を自動車に適用する際の課題と、工法の採用事例を紹介します。自動車重量の軽量化の対応策の1つとして材料置換による車体の軽量化があり、自動車車体の材料置換は、鉄の中でも強度の高いハイテン、ホットスタンプに加えて、アルミ、樹脂など、さまざまな材料への変更が進められています。材料を変更する場合、従来の接合工法や条件では対応できないケースも多く、生産の課題は多岐にわたります。今回は、最近接合技術の動向について、事例を交えながら紹介します。
1. 自動車車体における材料と接合の動向
Euro Car Bodyからみる傾向
・車体における超ハイテン材採用比率・アルミ適用比率の推移
・採用接合工法数トレンド
2. 車体の接合工法(適用課題と採用事例)
2.1 St-St スポット溶接
2.2 Al-Al スポット溶接
2.3 Al-St,Al-Al 機械的接合(SPR,FDS)
2.4 レーザ接合
2.5 接着
第2部 13:00~14:00
Blue-IRハイブリッドレーザによる車載部品の溶接技術
佐野 惇郎 氏
古河電気工業(株) 先端技術研究所 レーザ技術開発部 レーザソリューション開発課
自動車の電動化に伴い、銅を用いた車載部品が増えている。これらの接合にレーザ溶接を用いた場合、部品の小型化や設計自由度の向上が期待できる。この期待に応えるため、当社では青色レーザと近赤外レーザを組み合わせたBlue-IR ハイブリッドレーザを開発し、加工欠陥の抑制、安定した接合を実現した。本講演ではその加工事例を紹介する。
1. 会社概要と弊社の産業用レーザについて
2. レーザ溶接の概要とBlue-IRハイブリッドレーザの特徴
3. Blue-IRハイブリッドレーザを用いたレーザ溶接事例
4. 当社アプリケーションラボのご紹介
第3部 14:05~15:05
エポキシ樹脂系構造用接着剤の技術動向
石神 有香子 氏
(株)ADEKA 環境材料開発研究所 環境材料第三研究室
当社ではエポキシ樹脂系構造用接着剤組成に対し、性能の改善・向上を目的とした変性エポキシ樹脂、ブロックウレタン樹脂、硬化剤製品を取り扱っている。本講演では性能改善および性能向上が可能な技術を紹介するとともに、車両製造時の低エネルギー生産への技術展開について述べる。
1. エポキシ樹脂系構造接着剤の概要説明
2. 技術の紹介
2.1 キレート変性エポキシ樹脂による耐久性の向上
2.2 ブロックウレタン樹脂による低温特性の向上
2.3 硬化促進剤併用による140℃硬化時の接着性の向上
3. まとめ
第4部 15:10~16:10
自動車用ウレタン系接着剤の技術動向
松木 裕一 氏
シーカ・ジャパン(株) イノベーション&サステナビリティ研究開発 シニアサイエンティスト
接着剤を含む非フォームポリウレタンは、CASE(Coatings/Adhesives/Sealants/Elastomers)材料として進化し、接着接合技術を通じて自動車産業のCASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)を支える。本講演ではそのポリウレタン系接着剤の基礎と自動車接着への展開例を概説する。
1. 弊社を事例にした自動車に関わる化学産業界の動向
(イノベーション&サステナビリティ)
2. 簡単な接着概論
3. ポリウレタン系接着剤について
4. 自動車用途でのポリウレタン系接着剤の応用例
第5部 16:15~17:15
構造用接着剤の高度分析解析
伊藤 孝憲 氏
(株)日産アーク テクニカルダイレクター及び技術企画部部長
自動車の軽量化に伴い構造用接着剤の重要性が高まっているが、接着界面や破壊メカニズムの理解は十分ではない。本講演では、AE法による破壊挙動解析、AFMによる弾性率分布評価、さらに放射光X線CTによる破壊挙動のその場観察などの最先端分析技術を紹介し、接着界面・内部構造と破壊挙動の関係について解説する。
1. 背景と目的
1.1 接着に関する階層構造と展開したい分析ツール
2. 接着破壊のその場解析(アコースティックエミッション:AE法)
2.1 アコースティックエミッション法の原理
2.2 AE信号の周波数解析
2.3 破壊モードとAE信号の相関
2.4 接着破壊挙動の評価事例
3. 接着層の局所物性解析(原子間力顕微鏡:AFM)
3.1 弾性率マッピング
3.2 界面近傍の物性変化
3.3 接着剤内部の弾性率分布と破壊挙動
4.接着界面の化学状態解析(走査型透過X線顕微鏡:STXM)
4.1 STXMの原理と特徴
4.2 X線吸収による状態分析
4.3 Al-接着剤界面の化学状態分布
4.4 高温高湿劣化による界面変化
5. 引張試験でのその場観察による接着剤破壊プロセス観察(放射光X線CT)
5.1 放射光X線CTの特徴
5.2 μ-CTによる接着層全体観察
5.3 nano-CTによる微細構造観察
5.4 引張試験でのその場観察
5.5 画像解析と有限要素法を用いた解析
6.まとめ
※第5部の配布資料はありません。
セミナー講師
渡辺 由布 氏
日産自動車(株) 車両生産技術開発本部 生産技術研究開発センター 先行要素技術開発課 主管
佐野 惇郎 氏
古河電気工業(株) 先端技術研究所 レーザ技術開発部 レーザソリューション開発課
石神 有香子 氏
(株)ADEKA 環境材料開発研究所 環境材料第三研究室
松木 裕一 氏
シーカ・ジャパン(株) イノベーション&サステナビリティ研究開発 シニアサイエンティスト
伊藤 孝憲 氏
(株)日産アーク テクニカルダイレクター及び技術企画部部長
セミナー受講料
55,000円 (Eメール案内希望価格:1名49,500円,2名55,000円,3名73,700円,4名以上ご参加者数×22,000円)
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「55,000円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様55,000円から
★1名で申込の場合、49,500円
★2名同時申込の場合は、2名様で55,000円
★3名同時申込の場合は、3名様で73,700円
★4名以上同時申込の場合は、ご参加者数×22,000円
※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
配付資料について
本セミナーの資料はPDF形式(電子データ)により配布予定です。
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主催者
開催場所
全国
備考
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