~ロールツーロール工程での塗工・乾燥・伝熱・搬送技術の「ツボ」~

第1部 塗工製品の開発と製造
第2部 Roll To Rollによる塗膜乾燥
第3部 フィルム伝熱の理論と実際
第4部 搬送の実践アプローチ

・Roll To Roll製造工程全般の考え方、工程設備の設計、各方式の違いと特徴、実験室から量産にスケールアップする際の留意点、、、
 
・各工程要素を調和し目標の品質を得るためには

・工程要素である塗工・乾燥・搬送・伝熱を移動現象、機械と材料力学の知識をリンクしながら解説

・塗工製品の開発と製造、Roll To Rollによる塗膜乾燥、伝熱の理論と実際、搬送・ウェハンドリングの実践

・Roll To Rollによる製品のスケールアップ、製造トラブルへの対策

 

日時

【ライブ配信】 2026年3月26日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2026年4月10日(金)  まで受付(視聴期間:4/10~4/23)
  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    多くの機能性フィルムはRoll To Roll工程で量産される。各工程要素の調和により、目標の品質を得ることができる。主な工程要素は塗工・乾燥・搬送・伝熱であるが、塗工・乾燥・伝熱は移動現象、搬送は機械と材料力学の知識が必要である。しかし、これらの工程をリンクして学べる参考書は少ない。
    本セミナーでは塗工・乾燥、伝熱、搬送の各々を専門とする技術者がRoll To Roll工程の技術の「ツボ」を解説します。

    受講対象・レベル

    主にRoll To Roll製造の初学者から、製造技術に携わるエンジニア、機能性フィルムを実験室から量産にスケールアップする研究者

    習得できる知識

    Roll To Roll製造工程全般の考え方、工程設備の設計方法、各方式の違いと特徴、実験室から量産にスケールアップする際の留意点

    セミナープログラム

    【第1部】 塗工製品の開発と製造(10:30~12:00 浜本氏)
     1.新製品開発  実験室から量産化へのスケールアップ
      1-1.塗工と乾燥(開発とパイロットと量産)
      1-2.フィルムが利用されている製品は?
      1-3.フィルムの構成要素 ~厚みと層数~
      1-4.開発のステップ
      1-5.パイロット用の塗工液(粘度の適正化・塗工と乾燥のバランス)

     2.スロット塗工
      2-1.薄塗り(スジが限界現象)とCa数 
      2-2.厚塗りとギャップ設定
      2-3.TWOSD(Kiss Coating/Off Rolled Coating)
      2-4.コーティングロールのギャップ変動
      2-5.スロットダイ内の流動とマニホールドとスロットの役割り
      2-6.マニホールド差圧による流量減少
      2-7.マニホールドの断面形状
      2-8.スロットのテーパー化
      2-9.スロットギャップ偏差の影響
      2-10.スロットダイを構成する部品
      2-11.バックアップロール(ベアリング・ジャーナル軸受たわみ)

     3.ブレード塗工(アプリケーターとコンマコーター)
      3-1.ブレード塗工の分類(ナイフ・スティッフ・ベント)
      3-2.コンマ・コーターの特徴
      3-3.ナイフ型ブレードの塗工厚み
      3-4.コンマロールたわみ
      3-5.液ダム内の流動
      3-6.ダム液面と底面
      3-7.液ダムの液漏れ防止フィルム

     4.グラビア塗工
      4-1.ダイレクト方式(正転)
      4-2.リバース方式(逆転)
      4-3.キスリバース方式(バックアップなし)
      4-4.ドクターチャンパー方式(密閉型)
      4-5.ダイレクト方式の液だまり(ギャップと粘度の寄与大)
      4-6.ダイレクト方式の膜分断(渦は周速比に依存)
      4-7.リブ発生条件(ダイレクトの場合)
      4-8.リバースの膜転写箇所の流動
      4-9.リバース方式の塗布可能領域
      4-10.セルの過充填と部分充填
      4-11.ブレード後のセル残液
      4-12.ドクターブレード当て角・形状
      4-13.ドクターブレードの押し圧と膜厚
      4-14.ドクターブレードの当て角と摩耗
      4-15.ドクターブレードの接触面に作用する力


    【第2部】Roll To Rollによる塗膜乾燥(13:00~14:10 浜本氏)
     1.はじめに
      1-1.「減率乾燥」と「限界含水率」
      1-2.実験室とRoll To Rollの違い
      1-3.乾燥の支配因子

     2.乾燥設備と溶媒の寄与
      2-1.乾燥風の供給方法
      2-2.乾燥風の吹き出し方式(二次元ノズル・多孔板・浮上系)
      2-3.溶媒の寄与(水はLewis近似)
      2-4.乾燥に関わる物性値
      2-5.塗膜の表面温度は湿球温度(空気線図)
      2-6.蒸発潜熱
      2-7.飽和蒸気圧と温度(アントワンの式)
      2-8.各溶媒の空気線図
      2-9.等湿球温度線(1)水はLewis近似式
      2-10.有機溶剤系のガス濃度:爆発下限界(Lower Explosive Limit)基準

     3.減率乾燥速度
      3-1.簡易計算法(乾燥係数 N=1/2~2/3)
      3-2.水系の限界点・仮想点・乾燥点(PVA水溶液)
      3-3.単溶剤系の乾燥速度(親水/疎水性と湿度)
      3-4.2成分系の乾燥挙動

     4.乾燥起因の面状トラブルと対策
      4-1.ベナールセル(ゆず肌)
      4-2.ハジキ(メカニズム)
      4-3.クリーン化による異物対策
      4-4.クリーン度を維持する換気と風速
      4-5.レベリングの理論(Orchard 式)
      4-6.塗工室と前後ゾーンの圧力バランス
      4-7.塗工室の気流の数値解析
      4-8.塗工室前後の差圧の影響
      4-9.下向き塗工面による風ムラ対策(密度流)


    【第3部】フィルム伝熱の理論と実際(14:20~15:10 浜本氏、藤本氏)
     1.ヒートロール(浜本氏)
      1-1.アイロン効果による巻き芯写りの緩和効果
      1-2.ロール径と本数の適正化

     2.ホットプレート加熱(浜本氏)
      2-1.加熱助走時間(非定常熱伝導の計算方法)
      2-2.接触熱抵抗
      2-3.橘・佐野川の式による接触熱抵抗の見積もり
      2-4.熱風でホットプレート同様に100℃乾燥すると?(DMFで試算)

     3.巻取りバルクロールの伝熱(浜本氏)
      3-1.粘着フィルムの加熱養生とシワ問題
      3-2.バルクロール内の温度履歴と既往の対策
      3-3.巻芯内部からの対流伝熱を加味したモデルと実験検証
      3-4.バルクロール内の温度分布 (巻長と巻芯径の影響)
      3-5.バルクロール昇温に要する時間の予測式

     4.フィルムの伝熱問題(藤本氏)
      4-1.フィルム温度の測定とそこから分ること
      4-2.伝熱係数の求め方
      4-3.応用例と注意事項


    【第4部】搬送の実践的アプローチ(15:20~16:30 藤本氏)
     1.ウェブハンドリング
      1-1.ウェブハンドリング技術とは
      1-2.フィルム加工の落とし穴

     2.ウェブハンドリング技術の基本(1)
      2-1.フィルムの物性を知る
       2-1-1.フィルムの「こし」
       2-1-2.弾性率、ポアソン比、比熱、熱伝導度
      2-2.フィルムを測る
       2-2-1.フィルムの温度
       2-2-2.フィルムとローラの速度差
       2-2-3.巻取ロールの内部応力
      2-3.空気は巻き込むもの
       2-3-1.巻き込み量の理論と実測
       2-3-2.フィルム-ローラ間の摩擦係数

     3.ウェブハンドリング技術の基本(2)
      3-1.直角方向進入性(Normal Entry Roule)
       3-1-1.異径ローラ,テープ巻き
      3-2.ローラの選定
       3-2-1.マイクロスリップ
       3-2-2.スピンダウンテストとベアリングの摩擦係数
       3-2-3.スリップの回避
      3-3.しわの防止
       3-3-1.スパン短縮の効果
       3-3-2.拡幅の考え方
      3-4.巻取
       3-4-1.測定した内部応力の解釈
       3-4-2.コアの大径化
      3-5.張力制御
       3-5-1.張力制御か速度制御か
       3-5-2.スパン間の張力の挙動

     4.おすすめの参考書

    質疑応答

    セミナー講師

    AndanTEC 兼 Roll To Roll研究会 代表 浜本 伸夫 氏
    元富士フイルム(株)、元サムスン電子
     
    技術コンサルタント 博士(工学) 藤本 清二 氏
    元住友化学(株)、元大倉工業(株)

    セミナー受講料

    55,000円
    定価:本体50,000円+税5,000円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料

    1名分無料適用条件
    ※2名様とも、E-Mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は代表者にS&T会員マイページにて発行します(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。
    2名で55,000円(2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
    3名で82,500円(3名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

     
     テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

    1名申込み:  受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
     定価:本体40,000円+税4,000円
     E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
      ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
      ※お申込みの際、備考欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】と記載のうえお申込みください。
      ※他の割引は併用できません。

    主催者

    開催場所

    全国

    備考

    配布資料
    ・PDFデータ(印刷可・編集不可)
    ※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
    ※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可となります。

    講師のプロフィール

    Roll To Rollによるフィルム製品 のスケールアップや製造トラブルで お困りの方に塗工・乾燥工程に熟知した専門家が最新技術で支援します!

    浜本 伸夫

    はまもと のぶお / 神奈川県 / AndanTEC

    30年間のフィルムのRoll To Roll工程の開発、製造へ携わった経験をもとに、2023.4からコンサル業を開始。下記の3活動を軸に活動中。

    1)顧客企業の技術支援:現在3社と年契約。単発含め、既に10社以上...続きを読む


    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    55,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    関連記事

    もっと見る