— パーシステントホモロジーで構造解析・特徴量抽出を実践 —
数学は必要最小限/初学者歓迎。
結晶・液体・アモルファス・高分子・反応経路・ポテンシャルエネルギー面まで、実データを題材にパーシステンス図(PD)の読み方と**機械学習の前処理(特徴量設計)**につながる“使えるTDA/PH”を解説します。
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:4/15~4/29(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     近年、トポロジカルデータ解析(TDA)やパーシステントホモロジー(PH)は、材料構造解析・画像解析・分子シミュレーションなど多様なデータに対して従来手法では抽出が難しい“形の特徴量”を定量化できるとして注目されています。一方で「数学が難しそう」という印象から導入判断が進まないケースも少なくありません。
     本セミナーでは、数学的抽象表現を極力抑え、材料研究で本当に役立つ視点に絞ってTDA/PHの最小限の基礎を解説します。
     まず、なぜTDAが必要になるのか(閾値依存・マルチスケール・“できる/できない”の視点)を共有し、次にホモロジーの直感**、PHの考え方、パーシステンス図の読み方を実例ベースで丁寧に紐解きます。最後に、結晶・液体・アモルファス・高分子の構造解析から、**反応経路**のような関数データへの展開まで、材料設計・手法選定につながる適用シナリオを具体的に示します。実行者には実装の基礎を、意思決定者には判断材料を提供する構成です。

    受講対象・レベル

    ・材料研究・材料設計・解析に携わる研究者・技術者
    ・研究計画の立案、テーマ選定、外部委託・投資判断に関わる方
     (研究企画、DX/AI推進、事業開発、R&D管理職)
    ・画像(顕微鏡・X線・CT等)や分子シミュレーション(MD)から、
     前処理として形の特徴量を抽出して機械学習に活かしたい方
    ・研究計画の立案・テーマ選定・外部委託/投資判断に関わる方
     (研究企画、DX/AI推進、事業開発、R&D管理職など)広い視野で意思決定を行う立場の方
    ・トポロジーやホモロジーに馴染みがなく、初学者向けに体系的に学びたい方
    ・以前TDA/PHの解説を聞いて「難しい」と感じたが、実務視点で理解し直したい方
    ・数学と物質科学の繋ぎ目の理解を得たい方

    必要な予備知識

    特に高度な数学的知識は必要ありません。行列やベクトルといった“高校〜学部1年レベルの基礎用語”に抵抗がなければ十分です。(数式は必要最小限、図と実例中心)

    習得できる知識

    ・どのデータ・課題でTDA/PHが有効かを判断できる基準が身につき、
     手法選定/外部委託の判断材料として使える
    ・分子配置データ(ポイントクラウド)やグレイスケール画像から
     **トポロジカル特徴量(PD、ヒストグラム等)**を抽出し、
     機械学習の前処理に組み込む基礎が身につく
    ・パーシステンス図の読み取り(対角線距離、階層性、ノイズ識別、幾何学的拘束)を
     実例で理解し、材料設計の指針に落とし込める
    ・新しいPHの活用例として、ポテンシャルエネルギー面× 関数PHの適用イメージを掴み、
     構造遷移/活性化エネルギーを共通言語で説明できるようになる

    セミナープログラム

    1.物質科学を意識したTDAが必要になる理由
     1-1 トポロジカルデータ解析の特徴
       (キーワード:不変量/穴/トポロジー/解像度/マルチスケール)
     1-2 物質科学・データ科学との関係性
       (キーワード:できる/できない、閾値依存、形の本質)
     1-3 TDAが解決する課題の典型例
       (キーワード:閾値問題、画像2値化、ポイントクラウド→単体複体)

    2.非数学者向け「ホモロジーの最小限の考え方」
     2-1 ホモロジーが扱う対象(連結・リング・空隙)
     2-2 ホモロジーのアイデア(境界とサイクルの直感)
     2-3 穴を定義するための材料(パーツ):単体・単体複体
     2-4 穴を何とみなすか?のルール(ベッチ数/“境界の境界=0”)
       (キーワード:ベッチ数、生成元、幾何の代数化)

    3.PHの基本アイデアと読み取り方
     3-1 対象2種:ポイントクラウド/スカラー関数(グレイスケール画像など)
     3-2 PHの考え方:フィルトレーション/生誕(birth)と死滅(death)
     3-3 パーシステンス図(PD)の読み取り:対角線距離・階層性・ノイズ
     3-4 PDの特徴:幾何学的拘束、多体分布の視点、ヒストグラム化
       (キーワード:特徴量抽出、機械学習前処理、安定性)

    4.材料・化学への応用例
     4-1 材料構造の典型例(結晶・液体・気体)のPD(ポイントクラウド)
       (キーワード:周期性/短距離秩序/ランダム)
     4-2 アモルファス材料への適用(ポイントクラウド)
       (キーワード:中距離秩序、Primary/Secondary、幾何学的拘束)
     4-3 高分子メルトへの適用(ポイントクラウド)
       (キーワード:貫通の定量化、スケーリング則、リングポリマー)
     4-4 **化学反応経路図**への応用(関数PH)
       (キーワード:エネルギー地形、活性化エネルギー、準安定状態、レベルセット)


    【質疑応答】


    キーワード:
    TDA,パーシステントホモロジー,材料設計,機械学習,画像解析,セミナー,講演,研修

    セミナー講師

    (国研)産業技術総合研究所
     マテリアルDX研究センター 主任研究員 博士(学術) 中村 壮伸 氏

    【ご専門】
    統計物理学・トポロジカルデータ解析・ソフトマター物理学・MDシミュレーション・化学物理

    【ご経歴】
    東京大学大学院総合文化研究科 博士(学術)
     –非平衡熱統計物理学/非線形物理学
    産業技術総合研究所,Forschungszentrum Jülich ポスドク
     –ソフトマターの分子動力学シミュレーション
    東北大学AIMR 助教
     –TDAの材料科学への展開

    【現所属】
    (国研)産業技術総合研究所
     –マテリアルDX研究センター(AIST MDX)
     –量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(AIST GQuAT)

    セミナー受講料

    49,500円(税込、資料付)
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     ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
      49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

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    主催者

    開催場所

    全国

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    開催日時


    13:00

    受講料

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