事業に貢献しリスクを回避する「多様な知財戦略」の基礎から高度な実践法まで~様々な知財戦略の要諦と、実践に不可欠な「有効特許」の取得・活用戦略、併せてリスク回避実践法についても詳説~
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セミナープログラム
第1章 はじめに~ダイキンの特許強化の歩み~
1. 知財、特に「特許」は何のために取得するのか?本当に“活用”できているのか?
2. 本日の講演のベースとなるダイキン工業の会社概要と事業内容
3. 2000年以降のダイキン特許マネジメント体制の変革と特許戦略の実践概要
第2章 知財活用戦略(活用形態)にはどのようなものがあるか?
1. 状況に応じた各種知財活用戦略の実践
2. 知財活用戦略の概要(代表事例紹介)
① 自社技術が圧倒的に先行している場合【やれることが多い】
A:独占排他権の活用による市場シェアNo.1を実現
B:特許権の「有償公開」による新市場形成(=新しい需要の喚起)
C:特許権の「無償公開(権利放棄を含む)」による業界貢献とブランド価値の向上(イメージアップ)
D:「オープン&クローズ戦略」(仲間を増やし、市場を拡大しつつ、コア技術で稼ぐ“高度な事業戦略”)
E:「無償オープン&有償オープンのWオープン戦略」(Dの変形例)
② 自社、他社ともに同等程度の特許権を保有している場合
『クロスライセンス』* による自社事業の発展【事業的価値は高いが工夫が必要】
(*互いに相手に通常実施権を許諾する)
③ 他社から特許料収入を得たい場合
高度なライセンス交渉戦術で稼ぎ、次の開発に再投資
④ 自社の技術を「世界の標準」にしたい場合
デファクトスタンダード化による事業発展(新市場を席捲)
⑤ 自社の技術が足りない、または遅れている場合
技術導入による早期の新事業稼働
⑥ 「インサイドモデル」の場合(オープン&クローズ戦略を活用)
基幹部品によって完成品の進化を主導するビジネスモデル
⑦ 「アウトサイドモデル」の場合(オープン&クローズ戦略を活用)
製品とサービスのコンセプトによって完成品が主導するビジネスモデル
⑧ 競争力強化のための知財管理
A:知的財産権ミックス(知財ミックス)による商品力強化
B:「技術ブランド」による完成品競争力の強化
第3章 事業で勝ち続けるために必要な「差別化有効特許」と「必然有効特許」の概要(基本的な考え方)
1. 差別化特許と必然特許
ダイキンが狙う「差別化有効特許」と「必然有効特許」
(1) 有効特許とは?その種類は?
(2) 自社の差別化技術を強固に守る「差別化有効特許」の増強
(3) 攻守に有効な「必然有効特許」の増強
① 必然有効特許の例
② 必然有効特許を取得するための視点(基本)
第4章 「差別化有効特許」の取得目的と効果的な取得方法等~自社技術・商品の完璧な保護~
1. 差別化有効特許の取得目的
2. どのような切り口・攻め口で、どのような「差別化有効特許」を取得すべきか?
① 差別化有効特許とはどんなもの?
② 機械・電気分野の差別化有効特許の切り口・攻め口
③ 有効な「特許網」を構築することで、技術・商品保護の効果は確実に高まる
④ 有効特許の創出促進策
⑤ 「差別化有効特許」の取得事例
第5章 「必然有効特許」を理解し、使いこなす方策~戦略実行には不可欠なスーパー特許~
1. 「必然有効特許」の価値と獲得姿勢
2. 「必然有効特許」の各種タイプとその活用の仕方
(パターン別に説明)
【必然特許チェックリスト】付
3. 限られた工数の中で必然特許を生み出すコツ、テクニック及び工数集中のポイント
第6章 他社特許侵害リスクを上手く回避する戦略的マネジメント~リスク管理体制と効果的な防御策を中心として~
1. リスク管理体制と留意点
2. 他社特許リスクの劇的低減策
3. 有効特許を活用した防御策
4. 相手特許の“弱点”の見つけ方と、侵害訴追での反撃・防御方法
おわりに
セミナー講師
学校法人 常翔学園 大阪工業大学 知的財産学部 教授 西井 光治 氏
■ご略歴
ダイキン工業株式会社の知的財産部門にて、36年間、知財実務(特許、意匠、商標)に従事。
最後の13年間は知財部長として知財戦略実践の陣頭指揮を執り、ダイキンのグローバル事業展開を支えた。
2017年度より大阪工業大学知的財産学部教授として、知財分野での人材育成と先進企業の知財戦略・
ブランド戦略等の研究に従事し、現在に至る。
■ご専門および得意な分野・ご研究
機械・電気・化学分野における企業の知財マネジメント全般、
特に、実践的な知財戦略と国内外での有効な特許出願・権利化戦術
■本テーマ関連のご活動
*日本知的財産協会 国際委員会 副委員長
国際政策委員会 委員
*大阪府 知的財産戦略指針改定委員
*執筆書籍(一例)
①「ダイキン工業におけるグローバル事業の拡大戦略とグローバル知財強化の取組」(科学と工業 Vol.87(9) 338-344頁)
発行所:(一社)大阪工研協会 2013年9月
*講演歴
日本弁理士会(4回)、企業研究会、関西・中部生産性本部、大阪府工業会、日本知的財産協会(2回)、
国際知的財産権フォーラム(2回)、鳥取県、大阪府、日本冷凍空調工業会、日本機械学会、日本ライセンス協会、
大阪科学技術センター、経済産業省・特許庁などの主催による各種講演会で知財戦略をテーマにした講演を実施。
セミナー受講料
1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
主催者
開催場所
全国
受講について
- 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
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