AIと協働・共創する“選ばれる”プロポーザル提案のつくり方 ~アトリエから組織まで、設計事務所にとっての「仮想審査員」活用法~
セミナー趣旨
設計プロポーザルにおいて、案の独創性を評価へ繋げる鍵は「徹底した客観性」にあります。本講演では、数々の公共図書館等の施設づくりに携わるアカデミック・リソース・ガイド(arg)の知見に基づき、実戦的なAI活用術を公開します。
AIを単なる代筆ツールではなく、冷徹な「仮想審査員」として位置づけ、提案者の主観やバイアスを排除するプロセスを詳解。作成段階での要求水準との厳格な照合から、鋭い想定質疑の生成、さらに審査後の他社比較採点による知見の資産化まで、設計事務所の規模を問わず即戦力となる協働のメソッドを提示します。
セミナープログラム
1. 導入期:プロポーザルの現状とAIの役割
(1) 伝わらない提案の正体
① 提案者の思い込みによる、独りよがりな記述
② 審査員と設計者の間にある、知識と熱量の温度差
(2) AIという冷徹な仮想審査員の定義
① 忖度のない外部視線の設計プロセスへの組み込み
② 評価者の視点シミュレーションによる客観性の担保
(3) 客観的視点の導入と勝率の最大化
① 根拠のある自信に基づくヒアリングへの臨み方
② 組織全体の提案力の底上げ
2. 作成期:基準の理解と提案の検証
(1) 評価基準とAIの完全な同期
① 要求水準書の読み込みによる配点重要度の特定
② 提案内容と要求事項の整合性の照合
(2) 第三者の目による自己満足の排除
① 専門用語や説明不足の指摘、伝わる言葉への変換
② 論理の飛躍や矛盾の洗い出し
(3) 評価を下げないための徹底した校正
① ケアレスミスの排除による組織の信頼性確保
② 読み手のストレス軽減と案への集中
3. 本番期:ヒアリング対策と質疑応答
(1) AIによる鋭い想定質疑の生成
① 第三者視点での死角を突く質問の準備
② 感情を排した論理性重視の回答案
(2) AIのロジックへの人間の経験の加筆
① 論理的な土台と設計者の信念の融合
② 説得力を最大化するハイブリッドな回答術
(3) 質疑応答を通じた安心感の提供
① 的確な受け答えによる設計者の資質証明
② 曖昧さの排除とプロジェクト完遂の確信
4. 事後期:結果の解剖と知見の蓄積
(1) 審査会メモのAI採点
① 人間の評価の裏にある真の選定理由の構造化
② 自身の立ち位置の客観的把握と次への活用
(2) ファイナリスト(他社)の提案書の比較
・ 公開された他社案の採点による自社との差の把握
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
通常はお会いすることの難しい講師との直接対話や質疑応答に加え、業種・業界の枠を超えた受講者同士のネットワーキングから、実務に活きる情報や新たな連携のきっかけを得られる、JPIセミナーならではの貴重な機会です。
セミナー講師
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
代表取締役
プロデューサー
岡本 真 氏
1997年3月 国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒業
1997年4月~1998年3月:株式会社教育開発研究所
1999年5月~2009年7月:ヤフー株式会社
2009年9月 アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)設立
2017年2月 一般社団法人減災ラボ設立、理事・監事就任
2023年10月 株式会社C&Yパートナーズ顧問就任
2025年7月 合同会社構想デザイン設立
情報処理学会
人工知能学会
日本データベース学会
情報ネットワーク法学会
Code4Lib JAPAN
日本図書館協会
セミナー受講料
1名:37,940円(税込) 2名以降:32,940円(税込/同一法人・同時申込)
※地方公共団体所属の方は、2名まで11,000円(税込/会場・ライブ配信限定)
※割引適用後の受講料は請求書にてご案内いたします。
主催者
開催場所
東京都
受講について
● 会場受講(アーカイブ配信は含まれません)
● ライブ配信受講(アーカイブ配信は含まれません)
● アーカイブ配信受講
※会場受講・ライブ配信受講の方は、特別料金 18,500円(税込)にてアーカイブ配信を追加いただけます。