★2026年2月20日WEBオンライン開講。【株式会社UACJ/(元)東亞合成:佐内氏】UV硬化樹脂の専門家が、硬化不良対策や環境負荷低減、新用途としてのUV-LEDへの展開などを解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
講演日以降でもアーカイブ視聴可能です。
本セミナーでは、アルミニウムをはじめとする金属材料研究の立場から、UV硬化樹脂の硬化挙動・物性評価・密着界面の考え方を解説します。UACJ所属研究者ならではの視点で、硬化不良対策、UV-LED対応材料設計、新用途探索まで踏み込みます。
セミナー趣旨
UV硬化技術は短時間で容易にインキ、コーティング、接着剤などの高分子材料を得ることができ、量産設備も比較的簡便な仕様とできる汎用性が高い技術である。硬化方法の特性から、種々の基材上への「表面加工」として用いられることが多く、硬化度や力学物性を樹脂単体で評価することが難しい。
本講演では、UV硬化樹脂の硬化度に影響する要因や対策について概説し、基材を含む複合部材を用いた硬化度・各種物性の評価手法を紹介する。また、環境負荷低減への取り組みとして、UV硬化に用いられる光源も従来の水銀ランプ方式からUV-LEDへと切り替えられるケースも増えており、LEDを使用する際に注意すべき点、トピックスとして、LED光源ならではの光硬化材料設計事例について述べる。また、プラスチックや金属など基材ごとの密着界面の特徴について過去の研究事例を紹介する。
習得できる知識
①UV硬化にアクリレートが多用される理由
②酸素阻害の影響の大きさの感覚
③カチオン重合の湿度の影響
④密着性を得るための条件等
セミナープログラム
【講演のポイント】
これからUV硬化技術を導入する企業の技術者、光源をランプ式からUV-LEDに切り替えようと考えている企業の技術者。前半のイントロダクション部分については基礎的な部分から紹介いたしますので、既にUV硬化に関わっておられる方は途中からのご参加で構いません。
【講演キーワード】
高分子,プラスチック,接着,樹脂,粘着,紫外線硬化
【プログラム】
1.イントロダクション
1-1 UV硬化の特徴
1-2 なぜアクリレートが多用されるのか?
1-3 代表的なモノマーと光開始剤
2.バイオベースモノマーやバイオミメティクス
2-1 バイオベースモノマー
2-2 バイオミメティクスの例
2-3 環境負荷低減に向けた対策と実情
3.硬化物性に対するUV照射条件の影響
3-1 コーティングと接着剤のUV硬化挙動の違い
3-2 硬化条件とコーティング物性
3-3 硬化条件と塗膜の耐黄変性
4.硬化不良対策
4-1 表面硬化性に影響する要因と対策
・化学構造と表面硬化性
・UV強度と表面物性
・膜厚と硬化性
4-2 内部硬化性に影響する要因と対策
・光の吸収と透過について
・光開始剤やモノマーの吸収特性の影響
5.接着・密着について
5-1 収縮と内部応力
5-2 モデル配合系の基材密着性
5-3 密着性改善の一般的な手法
6.新用途探索
6-1 LEDの波長選択性を活かした高分子材料設計
6-2 アルミニウムを例とした密着界面の状態
※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください
セミナー講師
株式会社UACJ マーケティング・技術本部 R&Dセンター 熱製品開発部 空調熱交材料開発室 主査 佐内 康之 氏
セミナー受講料
●1名様 :49,500円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 分析化学前に見たセミナー
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 分析化学関連セミナー
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