~研究開発動向、社会実装に向けた動き、今後の展望~
開催日時 2025年11月20日(木) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
カーボンニュートラル社会実現に向け、水素の占める役割は重要である。本講演では、水素を高効率に利用および製造する技術として、固体酸化物形の燃料電池および電解セルに関する、研究開発動向と社会実装に向けた動き、今後の展望について詳説する。
セミナープログラム
1. カーボンニュートラル社会と水素技術
(1) 日本における水素関連技術を取り巻く環境
(2) 世界の水素需要
(3) 国内外の市場動向
2. 固体酸化物燃料電池(SOFC)による高効率発電
(1) SOFCの作動原理と特徴
(2) SOFC社会実装
(3) 普及拡大に向けた動き
3. 高温水蒸気電解(SOEC)技術による水素の高効率製造
(1) SOECの作動原理
(2) 世界の研究開発状況
(3) 東芝における研究開発状況
(4) 技術展開
4. 今後の展望
セミナー講師
東芝エネルギーシステムズ株式会社
エネルギーシステム技術開発センター 化学技術開発部 次世代電解技術グループ
マネージャー
長田 憲和 氏
2007年3月に山梨大学大学院博士課程を修了。博士論文のテーマは「固体酸化物電解セルを用いた水素の高効率製造」。専門は電気化学と無機材料化学。
2007年4月、株式会社東芝、研究開発センターに入社。固体酸化物燃料電池/固体酸化物電解セル用高性能電極材料、LIB用高容量電極、高感度センサーデバイスなどの研究開発に従事した。
2016年4月より、東芝の電力・社会システム技術開発センターに所属し、SOECの研究開発に従事。2018年、東芝グループの組織変更に伴い、東芝エネルギーシステム&ソリューションズ株式会社、エネルギーシステム技術開発センターに所属変更。その間、NEDOプロジェクトを含め、東芝のSOEC技術開発をリードし、現在に至る。
セミナー受講料
1名:37,670円(税込)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
37,670円(税込)/人
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