~サプライチェーン構築・国際標準化・経済安全保障の最新動向~
セミナー趣旨
合成生物・バイオの技術を活用するバイオものづくりは、微生物によって化石由来の化学製品を代替する原料などを生産することができることから、我が国の強みである高い製造技術を活かせる分野であるとともに、石化由来の化学製品製造における化学プロセスに比べCO2排出量の削減が期待できる。また、環境・食料・健康等の諸課題の解決、サーキュラーエコノミーと持続可能な経済成長の実現を可能にする。一方、既存製造プロセスをバイオものづくりに転換するには、そのサプライチェーンと投資に見合う市場の確立が必要である。
本講演では、これらの課題解決に向けた取り組みを詳説する。
セミナープログラム
1. バイオものづくりとは
2. バイオものづくりのサプライチェーン確立・社会実装の早期実現
(1) 微生物・細胞設計プラットフォーム事業者の育成
(2) バイオファウンドリ拠点の整備(培養・発酵等の生産プロセス開発、人材育成)
(3)ルール形成、国際標準化、データ共有(評価・測定方法、安全基準、LCA、菌株・データ等)
(4)経済安全保障(重要技術の特定・高度化、戦略的な国際・企業間連携等)
3. 経済安全保障(重要技術の特定・高度化、戦略的な国際・企業間連携等)
(1) バイオものづくり分野の産官学連携でのルール形成(GX施策等の活用)、政府調達
(2) 海外市場を念頭に置いたLCA等の評価手法や認証システム整備・クレジット化、製品表示、国際標準化
(3) バイオ由来製品のブランディング、少し高くても消費者に選ばれる価値の訴求 等
(4) 原料の安定供給に必要な技術開発・ルール形成
4. その他
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
通常交流の難しい講師及び受講者間での名刺交換・交流会で人脈を広げ、事業拡大にお役立ていただいております。
セミナー講師
経済産業省
商務・サービスグループ 生物化学産業課
課長補佐
中山 真 氏
早稲田大学理工学部卒業
経済産業省入省
研究開発、震災対応、国会業務、エネルギー政策(石炭火力、エネルギーシステム等)、資源循環政策、統計業務、
原子力防災等の業務に従事
一橋大学大学院経営管理研究科経営管理専攻修了
令和7年6月より現職
セミナー受講料
1名:37,860円(税込) 特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
【会場またはライブ配信受講】
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
【アーカイブ配信受講】
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,860円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
パーパス経営とは?社員を惹きつけ、顧客を繋ぐパーパス経営をわかりやすく解説
【目次】 現代のビジネス環境は、目まぐるしい変化の渦中にあります。テクノロジーの進化、社会課題の複雑化、そして人々の価値観の多様化は... -
バイオ3Dプリンターとは?バイオプリンティングが拓く医療革命をわかりやすく解説
【目次】 今日の医療現場では、疾患を持つ臓器の移植を待つ多くの患者さんがいます。しかし、提供される臓器は慢性的に不足しており、適合性... -
-
グリーントランスフォーメーション(GX)とは?脱炭素とカーボンニュートラルを超えた新たな挑戦
【目次】 「グリーントランスフォーメーション(GX)」という言葉は、近年ますます注目を集めています。GXは、脱炭素やカー...





