製造販売後データベース調査と再審査申請での活用のための基礎的知識

薬機法改正:今後のRMPと製造販売後調査、とりわけデータベース調査の動向について


<2025年:薬機法改正により、RMPが法制化>
薬機法および関連通知の改正により、
製造販売後安全対策の計画的・継続的な評価が一層重視されてきている 

>> 種々の医療情報データベース(NDB、MID-NET、DPCデータ、レセプト・診療情報連結データ、
          民間レセプトDB等)の利活用を当局としては推進している。

>> 企業として法制化されたRMP、さらに当局が推進するデータベース調査等に
     どのように対応すれば良いのか。

<主なポイント>
・製造販売後データベース調査の基礎
・全例調査からの移行時のギャップとハイブリッド設計
・再審査申請におけるDB調査・RWEの活用


開催日時

 【Live配信受講】 2026年1月23日(金)  13:00~16:30

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    2025年の薬機法改正により、RMPの法制化がなされました。これにより、RMPの位置づけ・運用が益々高度化することとなる中、RMPで規定されている製造販売後調査、特にデータベース調査に関し、種々の医療情報データベース(NDB、MID-NET、DPCデータ、レセプト・診療情報連結データ、民間レセプトDB等)の利活用を当局としては推進している状況にありますが、なかなか推進されている状況にはありません。そうした中、各企業として法制化されたRMP、さらに当局が推進するデータベース調査等にどのように対応すれば良いのかについて、その状況を学ぶ上における基本的知識を学んでいただき、今後の対処に活用して頂ければと考える。

    ◆講習会のねらい◆
    薬機法および関連通知の改正により、製造販売後安全対策の計画的・継続的な評価が一層重視されてきている。また2025年にはRMPの法制化がなされ、その位置づけ・運用が益々高度化することとなった。そんな中、医療情報データベース(NDB、MID-NET、DPCデータ、レセプト・診療情報連結データ、民間レセプトDB等)の利活用がまだまだ拡大していない中、当局としては積極的な推進を促し、今後、今までの伝統的な全例調査・特定使用成績調査に代替・補完する手段としてDB調査を定着させたい意向であるが、この先行きも不透明な状況にある。
    今回のセミナーでは、今回のRMPの法制化にはどういった意味があるのか、またその中の一つである製造販売後調査のデータベース調査における基本的知識、その方向性等について学んでいただき、今後のRMPを中心とした安全対策の在り方・考え方の基本を学んでいただき、今後の業務に役立てて頂ければと考える。

    セミナープログラム

    1.規制枠組みの最新概観
     ・薬機法改正の要点(製造販売後安全対策、知見の適時反映、再審査制度の運用上の変化)
     ・PMDA/厚労省によるRMP・DB調査関連ガイダンス・通知の動向
     ・RWEの受容性に関する国内外の枠組み比較(ICH、FDA/EMA等の参照)

    2.RMPの再定義と運用高度化
     ・安全性問題の特定・優先順位付け
      (重要な特定されたリスク/重要な潜在的リスク/重要な欠落情報)
     ・医薬品ライフサイクルにおけるRMPの更新トリガーと改定プロセス
     ・最小化策・効果測定の設計、指標設定、フィードバックループ

    3.製造販売後データベース調査の基礎
     ・DB調査の目的と適用場面
      (シグナル検出、仮説検証、安全性プロファイル補完、使用実態把握)
     ・主な国内データソースの特性と選択基準
      (カバレッジ、変数の粒度、追跡可能性、タイムラグ、データ品質)
     ・研究デザインの選択肢:
      コホート、ネステッドケースコントロール、自己対照法、傾向スコア法、
      ターゲットトライアルエミュレーション

    4.全例調査からの移行時のギャップとハイブリッド設計
     ・希少イベント・小児/希少疾患における限界と補完策
      (医療機関共同レジストリ、国際データ連携)

    5.再審査申請におけるDB調査・RWEの活用
     ・申請戦略:事前協議、適合性評価
      (研究目的と規制問いの整合)
     ・承認後変更・ラベリング反映への橋渡し
      (運用事例とベストプラクティス)

    6.今後の動向と展望
     ・データエコシステム拡充
      (電子カルテ標準化、FHIR、リアルタイム監視)
     ・AI活用によるシグナル検出・コードセット生成の可能性と留意点

     □ 質疑応答 □

    セミナー講師

    MSD(株)
    PVシニアマネージャー 兼 安全管理責任者
    医学博士 小林 秀之 氏

    【主な業務/専門】
    医薬品・医療機器に関する安全性情報管理業務
     

    セミナー受講料

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     <関連書籍のご案内>※講師:小林様もご執筆※

     『グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP(日本/欧州)・REMS(米国)策定とリスク設定・対応』
     ~日米欧における安全対策の考え方・スタンスとPV査察/監査の狙い~

    ■B5判並製本  /  125頁


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    受講料

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    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医薬品技術   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)   医薬品・医療機器・化粧品等規制

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