
~中国ビジネス法務の現場で活躍中の中国人弁護士から最新解説~
セミナー趣旨
「コンプライアンス」という言葉は外来語ですが、近年中国でも深く根づいており、外資・内資や会社規模等を問わず、多くの企業がコンプライアンス制度の構築や強化を重要課題として取り組んでいます。
そこで、本セミナーでは、日中間で活躍中の中国弁護士が、2025年の中国ビジネス法務の最新トピックスを紹介します。
直近の中国におけるコンプライアンスの課題にフォーカスし、変容するチャイナリスクを概観しながら、仲裁法と不正競争防止法の改正から、独禁法の更なる執行強化、会社法の適用に伴う役員責任まで幅広く解説します。
短時間で、最新情報を網羅的に把握できる機会となります。是非、関係実務に携わっている方々のご参加をお待ちしております。
受講対象・レベル
法務部門、中国事業部門、知的財産部門、監査部門、経営管理部門、経営企画部門、総務部門など関連部門のご担当者
セミナープログラム
1.変容するチャイナリスク
2.中国における紛争解決の最新動向
(1)生成AIの利活用と法的リスク
(2)仲裁法の改正
3.不正競争防止法の改正
(1)規制強化(商業賄賂等)
(2)不正競争行為の予防
4.戦略的独占禁止法コンプライアンスの推進
(1) 高まる独禁法リスク
(2)攻める策、守る策
5.会社法の外商投資企業への適用
(1)過渡期終了後の問題点
(2)役員の責任強化とリスク回避
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
中倫律師事務所 東京オフィス パートナー弁護士
孫彦 氏
2006 年北京大学大学院卒業、2013年~2014年ワシントン大学ロースクール客員研究員。日本の大手法律事務所にて10年以上の実務経験を積み、2018年11月から中倫外国法事務弁護士事務所(中倫律師事務所東京オフィス)のパートナー就任。M&A、外商投資企業の破産・清算、中国現地法人の不祥事対応や危機管理、コーポレートガバナンス等、企業法務全般を取り扱っている。日本仲裁人協会会員、日本商事仲裁協会名簿仲裁人。
【主な著書・論文】
「中国紛争解決法制の実務」(中央経済社、2025年2月)、「中国独占禁止法制の実務」(中央経済社、2024年3月)、「中国個人情報保護法制の実務」(中央経済社、2022年12月)、「中国商事仲裁の基本と実務」(商事法務、2021年9月)、「中国ビジネス法務の基本と実務がわかる本」(秀和システム、2019年10月、共著)、また「国際商事法務」、「NBL」等に中国の企業再編、紛争解決等に関する数多くの論文を発表している。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
41,800円(税込)/人
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