
「設計標準化」で更なる業務効率化へ! ~品質・コスト・スピードアップ、そしてAI活用~【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
個人の経験や感覚に頼らず、誰が設計しても同じ成果を出せる仕組みづくりを徹底解説します。属人化を排し、再現性を高める標準化プロセスから、AIによる自動設計や部品選定の最新活用法まで、実務直結のノウハウを1日に凝縮。開発現場を変える標準化の本質を学べます。
【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
セミナー趣旨
開発設計時には 製品品質確保のためにも標準規格は不可欠です。しかし、その規格ができた
の意味や背景について後から調べたりしたこと、知っている人を探したこともあると思います。
設計するときは標準規格に従って進めますが、最近の設計は構造が複雑になる、関わる人数が
増える、開発時間がどんどん短くなるなど、厳しい環境に置かれ、規格の根拠を探す・考える
時間を取れずに進めていることもあるかもしれません。もしかすると、既存の標準規格が今の
品質基準と合わなくなってきている、新しい構造に適さないと感じる人もいるかもしれません。
その時、私たちは自ら「新しい約束事を定める=標準化」を行う必要が出てきます。
本セミナーでは、「設計の規格=標準化」する必要性を再認識し、制定理由や策定の考え方と
その方法を、私の過去の経験も交えてお話ししたいと思います。また、属人化からの脱却と、
AIを活用した設計標準化の可能性について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
そして、より効率的で高品質な設計開発・改善活動,スムーズな開発活動を促すことができればと
思っています。みなさんの設計が標準化を通してさらに 安定した、高品質なもの になるように支援したいと思います。
受講対象・レベル
開発・製造現場の実務経験者
開発・製造現場のリーダー,マネージャー
開発部門の責任者 など
必要な予備知識
特に必要ありません。
習得できる知識
1)製品安定性(精度・コスト・時間)を改善するための手法の知識習得
2)標準化ターゲットに向けた手法の理解
3)組織活動の重要性の再確認
4)AI活用の利便性学習 など
セミナープログラム
1.設計で不可欠な「標準化」!
1.1 開発が求められる 品質,コスト,スピード
1.2「安定した品質」の開発が必須!
1.3「標準化」で設計品質・製品品質を強くする!
1.4 身近なところからすすめよう!
1.5「標準化」の目的・内容を明確に
1.6 知識・経験・体験 から「知恵」を組立てる!~組織の力~
2.標準化を実現する!
2.1 考え方を整理する~フレームワークの活用~
2.2 直面している課題を見出す(ロジックツリー)
2.3 課題解決の内容を絞り込む(ECRS)
2.4 解決の道順・役割を決める(フロー図/RACI)
2.5 課題をどう変えたいのか(As is/To be)
2.6 課題発生の要因を絞り込む(特性要因図)
2.7 「標準化」する内容はじゅうぶんか(MECE)
2.8 標準化できるまで繰り返し試みる(PDCAサイクル)
2.9 品質・コスト・スピードを踏まえて標準化(Q.C.D)
2.10 標準化したあとが一番重要(データ管理の5S)
2.11 ケーススタディ:「同じ機能の、似た形の部品が多すぎる」
2.12 プロトタイプ例:標準化フローダイヤグラム
3.実際の「標準化」例
3.1 実務経験・失敗から作り出す
3.2 例1「板金の上穴/下穴の位置を決める」~外筐隅部の変形防止~
3.3 例2「銅管の溶接接手個所の深さを規格化」~ガスのリークを防ぐ~
3.4 例3「樹脂嵌合爪の掛かり量を統一」~ケース開きによる危険を防ぐ~
3.5 例4「ナットを使うか,タップを切るか」~必要・不要の基準を決める~
3.6 例5「安全最優先で部品構成遵守」~絶対に変えてはいけない構造~
3.7 例から見る「標準化」の組み立て方 ~例1,3,5 から~
3.8 標準化した内容の周知・保管・更新
4.標準化で組織変革~効率的な活動をする組織~
4.1 標準化の仕組みを作る組織づくり(FMEA,プラットフォーム)
4.2 人員の確保,時間の確保~いろいろな部署が絡む重要な組織活動~
4.3 情報の集め方~属人化を無くす(SECI)~
4.4 小さな効果を積み重ねる~成長する標準化~
4.5 成果をノウハウナレッジとしてまとめる~口伝では失われる~
5.AI を利用した開発へ!
5.1 ヒトの役割、AI の役割~標準化を進める分担~
5.2 AI を使った自動設計~ジェネレーティブデザイン~
5.3 AI アシストによる部品選定
5.4 属人化しやすい業務をAI へ!~仕様書,更新,変更管理~
5.5 AI時代の開発者像
質疑・応答
6.まとめ
セミナー講師
神上コーポレーション株式会社 顧問 平池 学 先生
構造アナリスト
㈱テクノプロ テクノプロデザイン社 札幌サテライト代表技術者
日本ピーマック㈱ 技術部 主任 などを経て現職。
建築衛生設備(ビル用エアコン)から携帯電話,工場生産設備の設計を行っていた。
特に携帯電話の設計についてはガラケー~スマホ・タブレットの開発全般に関わり、その中で強度解析(CAE)について多くの知見を得た。
会社紹介
IoT開発リスクへジャー 開発体制のリスク診断を実施しています(無料)
5ゲン主義に基づく設計&指導
材料から構造設計&指導(化学⇔機構の融合)
トータル製品開発の設計&指導
IoT、ウェアラブル端末機器設計エキスパート
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト:PDF資料(受講料に含む)
受講料
49,500円(税込)/人