
グリーン水素と水電解 Power-to-Gas コストの方向性と電極触媒
セミナー趣旨
2050年のカーボンニュートラルに向けて、水素が注目され、水素社会推進法が2024年10月に施行されています。ただ、そもそも水素とは何か、グリーン水素とその他のグレーやブルー水素との違いは何なのか、そのあたりの基礎的なところに立ち返るだけでなく、グリーン水素製造技術の中核を担う水電解及びその電極触媒の現状と展望も含めた専門的な内容についても詳説いたします。
セミナープログラム
1. 緒言
(1) 水素の動向
(2) 水素の製造法、単位、貯蔵・輸送、グリーン水素
2. 水電解
(1) 水電解の基礎
① 種類
② 原理
③ 歴史
(2) 水電解の構造及びシステムの最新動向
3. グリーン水素製造のための水電解
(1) グリーン水素と水電解
(2) Power-to-Gas
(3) コストの方向性と電極触媒
4. まとめと今後の展望
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
セミナー講師
横浜国立大学
大学院工学研究院 機能の創生部門
准教授 博士(工学)
松澤 幸一 氏
1999年3月 横浜国立大学 工学部 物質工学科 卒業
2001年3月 横浜国立大学 大学院工学研究科 物質工学専攻 修了
2005年3月 横浜国立大学 大学院工学府 機能発現工学専攻 博士課程後期 修了 博士(工学)取得
2005年4月 株式会社けいはんな 京都府地域結集型共同研究事業 コア研究室 博士(工学)研究員 入社
2008年3月 株式会社けいはんな 京都府地域結集型共同研究事業 コア研究室 博士(工学)研究員 退社
2008年4月 国立大学法人 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 助教
2013年1月 国立大学法人 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 准教授(現在に至る)
2013年6月 日本学術振興会 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム派遣研究員(Visiting Researcher, クィーンズ大学(カナダ))(~2014年3月)
セミナー受講料
1名:37,580円(税込) 2名以降:32,580円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
【会場またはライブ配信受講】
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
【アーカイブ配信受講】
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,580円(税込)/人
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