
~後発医薬品の産業構造改革を促し、サプライチェーン強靱化を目指す~
開催日時 2025年09月18日(木) 16:30 - 18:30
セミナー趣旨
後発医薬品を中心とした、現下の医薬品の供給不安は、少量多品目生産といった、後発医薬品産業の非効率的な製造体制が背景にあり、薬機法違反を契機とした製薬企業による供給量の低下、さらには感染症の流行等の様々な要因により生じている。そのため、医薬品の安定供給に向けては、足下の供給不安の解消と、中長期的な課題への対応の双方に取り組んでいく必要がある。
厚生労働省においては、これまでに、足下の供給不安への対応として、製薬企業に対する増産の働きかけや、増産体制整備への補助等を行うとともに、中長期的な課題への対応として、後発医薬品業界の構造改革を促してきたところである。本演題においては、医薬品の安定供給について、現状及び行政の取り組み等について解説する。
セミナープログラム
1.医薬品の安定供給の現状と安定供給の確保に向けた取り組みについて
2.足下の供給不安への対応について
3.後発医薬品の産業構造改革等について
4.医薬品のサプライチェーンの強靱化について
5.後発医薬品・バイオシミラーについて
セミナー講師
厚生労働省
医政局 医療産業振興・医療情報企画課
医薬品産業・ベンチャー等支援政策室長
藤井 大資 氏
厚生労働省入省以後、医薬品製造業者等に対する監視業務や、市販後安全対策業務、医療保険行政・薬価制度、厚生労働科学研究の推進、感染症・ワクチン行政等、医薬品・医療機器に関連する業務に幅広く担当。PMDAにおいて審査・安全対策業務にも従事。現在は、昨今問題となっている医薬品の安定供給業務に従事しつつ、医薬品産業や医療系ベンチャー企業等の振興業務を担当。
セミナー受講料
1名:37,350円(税込) 特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
37,350円(税込)/人
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13:30 ~ 15:30厚生労働省:「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」における論点、課題と今後の政策の方向性
JPIカンファレンススクエア 東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
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