フィルムの成形・成膜工程における加工・試験および評価方法

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開催日 13:00 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂加工/成形
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

プラスチックフィルムの用途別動向から各種原料別の樹脂特性と
添加剤、成形・成膜・加工技術やその試験、評価法まで幅広く概説!


◇用途別フィルムの動向:容器包装、農業、自動車、エレクトロニクス、建築資材
◇樹脂特性におけるプラスチックフィルムと添加剤
◇成形加工技術:溶融押出成形(Tダイ、インフレーション)、溶液キャスティング成形、カレンダー成形
◇フィルムの評価・試験:機械物性評価、耐候性・耐老化性評価、耐燃焼性評価、光学特性評価

セミナー講師

八角コンサルティンググループ 代表 技術士(化学部門) 八角 克夫 氏
略歴
1992年 東北大学大学院工学研究科修了(応用化学)
1992年 宇部興産(株) 入社
    ポリエチレン気相重合触媒の研究開発、成形加工・試験・評価等に従事
1997年 金属クラスター粒子(触媒並びに発光体)の研究開発に従事
1998年 理化学研究所にて技術派遣 金属クラスター粒子の基礎研究
2001年 技術士(化学部門)登録 登録番号44836
2004年 知的財産部にて特許情報解析、知財戦略、事業戦略支援、知財教育、
    ブランド活動、テーマ発掘活動、MOTなどに従事。
    知財推進グループのグループリーダーとして、知財技術担当を統括。
    タイやヨーロッパでも知財指導経験を有する。
2019年 宇部興産(株) 退社
    AIPE認定 知財アナリスト登録
    八角コンサルティンググループ開設
所属団体
・日本技術士会
 日中技術交流センター
 韓国中小企業に係る技術指導
 知財コンサルタント / MOT-IP
 日本技術士会 千葉支部
・発明推進協会
・日本知財学会
・日本MOT学会

セミナー受講料

44,000円( S&T会員受講料41,800円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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2名で 44,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額22,000円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨

 プラスチックは世界で最も広く使用されている工業製品であり、その代表的な加工法としてフィルムの成形・成膜があげられる。汎用樹脂をはじめとした様々なプラスチックフィルムが容器・包装・農業さらには自動車産業など多岐の用途に利用されており、我々の生活になくてはならない重要な材料となっている。そうした背景から、プラスチックフィルムに関して、昔から多くの成形加工技術や添加剤技術などが検討されており、今後も市場要求の高まり等により、更なる技術開発が求められると思われる。
 本セミナーでは、プラスチックフィルムに関して、原料となる樹脂特性、添加剤技術、加工方法およびそれらに纏わる試験・評価方法について幅広く概説し、また、最新のフィルム技術の動向についても紹介する

受講対象・レベル

◇プラスチックフィルム技術開発者
◇ポリマーの研究開発者
◇プラスチックフィルムの取り扱いを検討している生産・技術者の方

習得できる知識

◇プラスチックフィルムの用途特性、樹脂特性、添加剤技術
◇プラスチックフィルムの成形加工技術、試験および評価法

セミナープログラム

1.プラスチックフィルムの現状
 1.1 プラスチックフィルム全体市場規模推移および予測
 1.2 用途別フィルムの動向
  (1) 容器包装分野
  (2) 農業分野
  (3) 自動車分野
  (4) エレクトロニクス分野
  (5) 建築資材分野                                                               
 
2.樹脂特性におけるプラスチックフィルムと添加剤
 2.1 汎用樹脂フィルムの特性と添加剤
  (1) ポリエチレン(PE)
  (2) ポリプロピレン(PP)
  (3) ポリ塩化ビニル(PVC)
  (4) ポリスチレン(PS)
  (5) ポリエチレンテレフタレート(PET)
 2.2 エンプラフィルムの特性と添加剤
  (1) ポリアミド(PA)
  (2) ポリカーボネート(PC)
  (3) ポリフェニレンサルファイド(PPS)
  (4) ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
  (5) ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
 
3.成形加工技術
 3.1 溶融押出成形
  (1) Tダイ成形
   ① 一軸延伸
   ② 二軸延伸
  (2) インフレーション成形
 3.2 溶液キャスティング成形
 3.3 カレンダー成形
 3.4 単層フィルムと多層フィルム
 
4.フィルムの評価・試験
 4.1 機械物性評価
  (1) 引張試験
  (2) 引裂き試験
  (3) 耐ピンホール性試験
  (4) 衝撃試験(ダートインパクト、フィルムインパクト)
  (5) 突刺し試験
  (6) 剥離試験
  (7) ヒートシール性試験
  (8) ホットタック性試験
  (9) 摩擦係数試験
  (10) ブロッキング試験
  (11) ガス透過試験
  (12) 水蒸気透過試験
  (13) 加熱収縮率試験
  (14) 耐折試験
  (15) ぬれ張力試験
 4.2 耐候性・耐老化性評価
 4.3 耐燃焼性評価
 4.4 光学特性評価
 
5.最新のフィルム技術の動向

 □質疑・応答□