★2024年5月22日WEBでオンライン開講
ホサナ技研 小川氏が高品質の高機能フィルムを製造するために必要な、製膜・延伸技術と塗布・ラミネート技術および各種欠陥問題への対策事例について解説する講座です
■注目ポイント
★大手企業にて経験、技術を蓄積した講師が
光学フィルムを始めとする高機能フィルムの製造全般に関して現場で活用できる情報を紹介!
★フィルム成形、塗布乾燥、ドライラミネートまでの一連の技術を一括して学ぶことができる!
★製造工程において実際に発生するトラブルやその対策の重要ポイントをわかりやすく解説!
セミナー趣旨
プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用され、なくてはならない材料となっている。中でも、通信・エネルギーの分野では、高耐久・高強度などの性能を満たした、高機能フィルムの市場が拡大している。一般に、高機能フィルムの製造は、フィルム成形~塗布~乾燥、場合によってはラミネートの工程が含まれるが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されている。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、他の工業材料分野でも利用できる汎用性の高い基盤技術である。
本セミナーでは、これらの代表的な技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々な欠陥や問題について、その対策に役立つような事例等も紹介したい。
習得できる知識
・フィルム成形における溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容
・PETやTACに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント
・薄膜塗布に採用される数種の塗布方式ならびにその特徴
・塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例
・ドライラミネートの課題とその対策例
セミナープログラム
1. 高機能(機能性)フィルム
1-1 高機能フィルムとは
1-2 高機能フィルムの構成
1-3 高機能フィルムの製造
1-4 樹脂/フィルムの種類
2. フィルム製膜・延伸技術
2-1 製膜方法
(溶融製膜と溶液製膜)
2-2 PETフィルムの特徴
(PETの種類、延伸の分類、延伸による特性変化)
2-3 PETフィルムの製法
(製造全体フロー、重合~ペレット化、押出、製膜、延伸)
2-4 TACフィルムの特徴
(基本特性)
2-5 TACフィルムの製法
(製造全体フロー、溶解、押出、製膜、ドラム式、バンド式)
2-6 フィルム成形におけるトラブルと対策
2-7 フィルム成形技術まとめ
3. 塗布技術
3-1 塗布の基礎
(塗布技術のポイント、方式の分類、塗布設備の構成、方式の選択)
3-2 ロール塗布技術
(リバースロールコータ、グラビアコータ、キスコータ、マイクログラビアコータ、ワイヤバーコータほか)
3-3 ロール塗布での欠陥と対策例
(リビング、ムラ、斑目、スジ、ハジキなど)
3-4 ダイ塗布技術
(ダイヘッドの構造、ダイ設定~塗布開始の手順例など)
3-5 ダイ塗布技術課題
(ビード安定化、コーティングウインドウ、高速化における課題など)
3-6 塗布技術まとめ
4. 乾燥技術
4-1 乾燥工程の基礎
(乾燥の分類、基本原理、乾燥曲線など)
4-2 乾燥での欠陥と対策
(ピンホール、皮張り、乾燥ムラ、風ムラなど)
4-3 特許にみる、風ムラ対策
4-4 乾燥技術まとめ
5. ドライラミネート技術
5-1 ラミネートとは
(特徴、構成例など)
5-2 ドライラミにおけるトラブル対策
(シワ、カールなど)
5-3 ドライラミに関する特許例
6.補足…濡れ性の基礎
6-1. 表面張力と接触角
6-2. 界面活性剤の働き
6-3. 表面処理方法例など
【質疑応答】
セミナー講師
ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
事業開発コンサルティング 技術コンサルタント派遣 スポット専門家コンサルティング 講師派遣(社員研修) 技術動向調査・市場調査・技術ライティング
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
45,100円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 塗装・コーティング 薄膜、表面、界面技術
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受講料
45,100円(税込)/人
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全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 塗装・コーティング 薄膜、表面、界面技術関連セミナー
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