
~ 日常製品から先端製品で使われるシリカ微粒子 ~
セミナー趣旨
シリカ微粒子は様々な用途(日常用,工業用など)で使用されている。しかし、シリカ微粒子に関する正確な情報を得る機会は少ない。今回、シリカ微粒子に関する幅広い情報(用途,諸元:原料・製法など)を分かり易く概説する。また、先端分野(光学,半導体)におけるシリカ微粒子の役割について焦点を当て説明する。特に、半導体封止材料用シリカフィラーについて詳しく述べる。講師はシリカメーカーおよび材料メーカーで最前線の開発者として従事しており、貴重な経験を交えてシリカ微粒子を解説する。
受講対象・レベル
・ シリカおよびその用途(日常用,工業用など)に関心のある方
・ 先端分野(半導体,光学)におけるシリカの役割に関心のある方
・ 半導体封止材料用シリカフィラーの技術情報について関心のある方
習得できる知識
・ シリカ微粒子の一般知識(用途,諸元:原料・製法・特性)
・ シリカ微粒子の製品状態と注意点
・ シリカ微粒子の先端分野(光学,半導体)における役割
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.シリカ微粒子の用途
1) 日常製品
2) 工業製品
3) 先端製品
2.シリカ微粒子の分類
1) 原料
2) 種類
3) 粒径
3.シリカ微粒子の製法
1) 概要;粉体シリカ,懸濁体シリカ,製造会社
2) 製法;結晶,熔融,熔射,燃焼,煙霧,焼成,精製
4.シリカ微粒子の特性および試験方法
1) 一般特性
2) 試験方法
3) 粉体特性
5.シリカ微粒子の表面処理
1) 目的
2) 表面状態
3) 機能性付与
4) 処理方法
5) 評価方法
6.シリカ微粒子の分散技術
1) 凝集
2) 分散と粉砕
3) 分散方法
4) 分散性評価方法
7.シリカ微粒子の先端分野における役割と活用例
1) 光学分野;屈折率調整,散乱・反射
2) 半導体分野;ACF絶縁材料,ウェハー加工材料(研磨など)・封止材料用フィラー
【質疑応答】
セミナー講師
越部 茂 氏 ㈲アイパック 代表取締役
【講師経歴】
1974年 大阪大学 工学部 卒業
1976年 同大学院 工学研究科 前期課程 修了
1976年 住友ベークライト 入社,半導体用封止材料等の開発に従事
1988年 東燃化学 入社,シリカ・シリコーンゲル等の開発に従事
2001年 ㈲アイパック 設立 半導体および光学分野で素部材開発の技術コンサルティングを担当
【活動歴】
工業所有権出願>200件,書籍執筆>60件,セミナー>200件
セミナー受講料
44,000円(税込)
* 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
受講料
44,000円(税込)/人
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