"加速試験"を上手く使って開発活動における技術課題を早期改善する

受講可能な形式:【Live配信】のみ

日時

2025年10月28日(火)  10:00~16:30

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    セミナー趣旨

    本セミナーでは、加速試験の強み弱みを理解し、進める上での注意点やデータの取り方・見方、ワイブル解析などについて、事例を踏まえて基礎から紹介します。 
     
     信頼性の重要さがトランプ関税からも再確認されています。自動車の例にみられるように、秀れた製品とは機能が優れるだけでなく、厳しい環境での使用に耐え、いつまでも故障せず、安心して使えることを示します。信頼性が高いとは、この丈夫で長持ちすることを言います。
     信頼性を測るためには長い期間が必要です。加速試験は確認する期間を短縮して、競争力を確保する手法です。そのためには、新製品の開発では加速試験の特徴を理解して進めることが必要です。
     効果的な開発活動を実現する加速試験は、単に故障を早く明らかにするものではなく、故障を同じメカニズムで発生させるものです。そのためにはワイブル解析も活用して判断します。ほかにも加速試験を実施するには、いくつかの条件や注意点を理解することが必要となります。
     本講座では加速試験の強み弱みを理解し、進める上での注意点やデータの取り方・見方、ワイブル解析などについて、事例を踏まえて基礎から紹介します。信頼性の高い商品開発に生かすことを狙っています。

    受講対象・レベル

    ・メーカーの設計技術者、信頼性技術者
    ・開発管理者および開発管理マネージャー
    ・品質保証、信頼性管理の技術者及び管理者

    習得できる知識

    ・製品開発における信頼性設計の重要さと機能設計との違いが分かる
    ・信頼性を確保するための手法と役割が分かる
    ・信頼性試験や加速試験の意味と狙いが分かる
    ・加速試験の実施上のポイントが理解できる ほか

    セミナープログラム

    1.信頼性と加速試験
     1.1 信頼性とは
     1.2 信頼性がなぜ要求されるのか
     1.3 加速試験の定義と必要な理由
     1.4 加速試験で出来ることと注意点
     
    2.信頼性の基礎数理
     2.1 故障の概念
     2.2 信頼性の基礎数理、故障率と寿命
     2.3 必要なサンプル数をどう決める(演習)
     2.4 ワイブル分布とパラメータの読み取り
     2.5 分布パラメータの意味と見方
     2.6 加速試験とワイブル解析
     
    3.加速試験とは
     3.1 信頼性試験規模の決め方
     3.2 加速が成立する条件
     3.3 加速の方法(定型試験と非定型の試験)
     3.4 定型試験を用いた加速試験(事例)
     3.5 加速試験のメリットと注意点
     
    4.加速試験の準備と実施
     4.1 加速試験の事例
     4.2 機器の加速試験の場合(直行表と予測式の利用)
     4.3 加速試験結果の見方、使い方(演習)
     4.4 試験条件を決める上での注意
     4.5 定性的な加速試験とその使い方(HALT)
     
    5.加速モデルの利用と注意点
     5.1 固有技術なしに改善は出来ない
     5.2 故障解析の結果と数理モデル
     5.3 代表的なモデル(ストレス強度、アレニウス、累積損傷など)
     5.4 モデルの活用と注意 (事例・演習)
     
    6.加速試験の実際
     6.1 試験結果の使い方と予測 (事例)
     6.2 定性的な加速試験の長所と短所
     6.3 加速試験の実際と注意 (事例・演習)
     6.4 加速試験の効率的な運用
     
    7.まとめ

    □ 質疑応答 □

    セミナー講師

    D-Techパートナーズ 代表 原田 文明 氏 (元 富士ゼロックス)

    【専門】
    信頼性工学、品質保証、国際標準化 ほか

    【略歴】
    1982年 富士ゼロックス入社、信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法、信頼性予測手法開発に従事。設計段階で信頼性予測・技術支援をへて、部品信頼性評価業務を統括。設計・仕入先での信頼性技術指導、試験法・評価法の開発、設計確認方法の開発や海外クライアントとの調整業務および海外生産拠点の品質マネジメントやガバナンス体制の見直しに従事。
    また、IEC TC56(ディペンダビリティ)委員として各種国際規格の策定とJIS化に参画。FMEA規格の改訂や加速試験、RSSなどのプロジェクトメンバーとして活動。
    2010年より富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として品質保証システムおよび安全環境評価業務を統括。
    2014年に定年退職。同社シニアアドバイザーを経て、2019年よりコンサルタント。
    現、D-Techパートナーズ代表。

    【活動など】
    ・IEC TC56(ディペンダビリティ)エキスパート、同国内委員会WG2(技法)主査
    ・東京都信頼性研究会アドバイザー、ディペンダビリティJIS素案作成委員など

    セミナー受講料

    55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
     定価:本体50,000円+税5,000円
     E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
    ◆S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について◆


    【E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料】
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    ※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    ※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください)。
    ※他の割引は併用できません。 

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    9月1日からの1名申込み 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
     定価:本体40,000円+税4,000円
     E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
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    ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。

    ※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
    ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


     

    受講料

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    全国

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    キーワード

    信頼性試験・加速試験   ワイブル解析

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    信頼性試験・加速試験   ワイブル解析

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