
<教科書には載っていないシリーズ>薬物動態解析[2]【非コンパートメント解析】【入門・実践 全2日間コース】
■9/5(金) :薬物動態解析 入門[2]【非コンパートメント解析(講義と演習)】
■10/3(金) :実践!薬物動態解析[2]【非コンパートメントモデル解析】
受講可能な形式:【Live配信】のみ
■ 薬物動態解析入門[2]【非コンパートメント解析(講義と演習)】
―非コンパートメント解析への理解度で解析力に大きな差が生じるー
モデリング&シミュレーションを行うにあたり、 データがモデルにフィットしない原因が、かなりの確率で解消できる! すべての薬物動態研究者が理解すべき必須の解析法:非コンパートメント解析について 講義&演習形式で学ぶ!
■実践!薬物動態解析[2]【非コンパートメントモデル解析】]
教科書では、学べない実践的な演習問題を用意します” 薬物動態解析の演習問題を数多く解くことにより非コンパートメント解析の実践的な利用法を理解してもらうことを目的としています。
受講対象・レベル
~本セミナーは薬物動態解析(入門/実践)として、【初級~初中級者レベル】の内容を想定しております~
※<本セミナーシリーズのレベル感の目安>
・新入社員(薬学系)
・若手(数年会社での業務経験あり)、
・他部門からの異動者(薬物動態データとアクセスあり)
※パラメータに多少馴染んでいる方
解析業務経験あり
※業務経験が実際にあり動かしている方
セミナープログラム
<講習会のねらい>
薬物動態解析入門の第2弾は、非コンパートメント解析です。非コンパートメント解析としてモーメントとデコンボリューション解析があります。大学・企業ともに先ず行う最初の薬物動態解析は、モーメント解析です。コンパートメント解析に比べあまり取り上げられていないため、その重要性があまり知られていません。さらに、充分に理解していなことによるデータの誤解釈も見受けられます。モーメントとデコンボリューション解析は、データの特性を捉えるのに便利なため、モデリングを行う際にきわめて強力な武器になります。モデリング&シミュレーションを行うにあたり、非コンパートメント解析を理解している、していないで、解析力に大きな差が生じます。うまくデータがモデルにフィットしない原因が、かなりの確率で解消されます。簡単であり、奥が深い、解析法です。すべての薬物動態研究者が理解しておくべき必須の解析法と考えます。
<初級、初中級向き>
1. 医薬品開発における薬物動態解析
2. モデル非依存解析がなぜ重要か?
3. モーメント解析 (知っていそうで知らないモーメント解析)
(1) モーメント解析とは(平均滞留時間(MRT)説明できますか?)
(2) パラメータの意味と求め方
(3) クリアランスと分布容積
演習1,2
(4) 尿中排泄データからの求め方
(5) ラプラス変換との関係(コンパートメントモデルを例にして)
(6) 生理学的薬物速度論モデル解析との関係
(7) 非線形動態におけるAUC、MRT、分布容積
演習3
4. デコンボリューション (吸収評価に有用、理解すると応用範囲が広い)
演習4
5. Wagner-Nelson法 (徐放化製剤の評価に有用、シミュレーションも可能)
6. Loo-Riegelman法
7. 実際の解析への利用
(1) 吸収評価(モーメント、デコンボリューション、Wagner-Nelson法)
(2) 代謝物の評価
(3) 生理学的薬物速度論で用いる組織モデルの構築
(4) PK/PD解析での応用
等
8. 演習5,6
9. 質疑応答
■10月3日(金):『実践!薬物動態解析[2]【非コンパートメントモデル解析】』
<講習会のねらい>
本セミナーは「薬物動態入門-非コンパートメントモデル解析」受講者相当の知識を持った方を対象にしています。
非コンパートメント解析は、必ずと言ってもいいほど行われる解析法ですが、ここまで利用していないのかと残念に思う解析法です。コンパートメントモデルや生理学的薬物速度論モデルのように依存しない分、複雑な当てはめ計算を必要としません。
本セミナーは薬物動態解析の演習問題を数多く解くことにより非コンパートメント解析の実践的な利用法を理解してもらうことを目的にしています。教科書では、学べない実践的な演習問題を用意します。
通常のセミナーでは講義:演習は6:4または7:3の割合ですが、本セミナーでは2:8の割合で、講義は演習を解くために行い、演習を主体に行います。薬物動態解析の演習問題を数多く解くことにより解析力をつけてもらうことを目的にしているため、セミナー内では解ききれない数を用意します。簡略化した講義の後、それに対応した演習内容の解説をした後、解いていただき、解答を行うという形式で進めていきます。
*受講者から「こういうデータはどう解析すればよいとか」、「この解析結果はどうのように解釈すればいいか」等、解析法や解析結果について解説を行ってほしいという要望がありましたら、1週間前までにいただければ当日最後に解説します(テキストには載せず、講義でのみ)。
※ご要望はこちらかお送りください。
1. モーメントとdeconvolution解析
(1) 吸収評価 バイオアベイラビリティと吸収速度の種差の評価
(2) 吸収評価 逐次モデルと非平衡モデルの例
(3) 吸収評価 吸収ラグタイムを逐次モデルで記述する
(4) 代謝物のMRTとAUCの意味
(5) 組織分布の解析 well-stirredモデルで記述できない組織のモデル選択
(6) PK/PD解析 間接反応モデルでの応用法
2.Wagner-Nelson法
(1) 徐放化製剤での吸収評価
(2) 非線形を示すタンパク製剤のバイオアベイラビリティ評価
3.コンボリューション
・徐放化製剤の血漿中濃度推移のシミュレーション
4.受講者からの解説要望対応
・受講者からの要望により行います(要望がなければ演習)。
5.質疑応答
セミナー講師
略歴
1987年 中外製薬入社 非臨床薬物動態部門配属
1995-1997年 東京大学製剤学教室研究生
1999年 薬学博士取得
2019年 中外製薬退職
2005年 日本薬物動態学会奨励賞受賞
2019年 日本薬物動態学会創薬貢献・北川賞受賞
2020年11月 武蔵野大学 客員教授
専門/主な業務
薬物動態全般、薬物速度論、薬物間相互作用、ヒトクリアランス予測、PK/PD解析
バイオ医薬品の薬物動態
セミナー受講料
99,000円 ( E-Mail案内登録価格 94,050円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
単日での受講
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
※お申込みフォームの際、備考欄に希望されるコースを記載ください。
※1名受講:79,200円 (E-Mail案内登録価格 75,350円 )
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:79,200円/E-Mail案内登録価格 75,350円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームの際、備考欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】と記載ください。
※他の割引は併用できません。
単日での受講(9/5、10/3共通)
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:44,000円/E-Mail案内登録価格 42,020円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームの際、備考欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】と記載ください。
※他の割引は併用できません。
受講について
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)
<配布資料>
製本テキスト:それぞれ開催日の4,5日前に郵送にて発送予定
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催日の4~5日前に発送します。
開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
< 過去シリーズ受講割(2種類)>
過去に、『入門/実践:コンパートメント解析』,『入門/実践:非コンパートメント解析』,『入門/実践:生理学的薬物速度論解析』のいづれかのセミナーを受講された方の特別割引を実施いたします。
※本割引は、各種割引との併用は不可となります。(E-Mail案内登録価格との併用不可となるためご注意ください)
⇒ 【1】復習受講割(1名) 1日あたり定価:11,000円(本体10,000円+税) 過去に同一セミナーを受講されている方は上記価格にて受講可能です。お申込みの際、【 通信欄(備考欄)】に開催されたセミナー略称と「復習受講割」を必ずご記載ください。
<対象セミナー>【薬物動態解析入門/実践2日間-非コンパートメント解析】
⇒ 【2】シリーズ受講割(1名) 1日あたり定価:27,500円(本体25,000円+税)過去に同シリーズ(同講師の「教科書にのっていない!薬物動態解析入門シリーズ」)を受講されている方は上記価格にて受講可能です。お申込みの際、【 通信欄(備考欄)】に開催されたセミナー略称と「シリーズ受講割」を必ずご記載ください。
<対象セミナー>【薬物動態解析入門/実践2日間-コンパートメント解析】もしくは【薬物動態解析入門/実践2日間-生理学的薬物速度論(PBPK)解析】
受講料
99,000円(税込)/人