
≪緊急開催≫後発事象基準の大転換【オンライン/会場】
~公開草案直前!あなたの実務は大丈夫ですか?~
セミナー趣旨
現在、企業会計基準委員会(ASBJ)は後発事象に関する会計基準の開発を再開しています。
この動きは、長年放置されてきた制度的矛盾の解決を迫る歴史的転換点となる可能性があります。
現在ASBJは「現行実務維持」という保守的アプローチを採用していますが、これは根本的解決の先送りに過ぎません。
夏に予定される公開草案後には、財務諸表等規則への反映見送りリスクや「レジェンド問題」再燃の可能性があるため、上場企業の財務報告プロセスに重大な混乱をもたらす恐れがあります。
本セミナーでは、現行実務の制度的背景、基準開発の核心論点、今後の実務リスクについて整理・分析し、制度リスクへの対応戦略を提示します。
会計関係者として、積極的なコメント提出を通じて制度改善に寄与することは社会的責務でもあります。公開草案公表前の今こそ、制度設計の根本的課題に対する深い洞察を獲得する機会です。
受講対象・レベル
・上場企業の経理・財務責任者の方
・IRや開示実務担当者の方
・会計基準の動向をフォローする方
・会計実務のスペシャリストを目指す方
・公認会計士
セミナープログラム
1.後発事象実務の基礎
・対象事象の範囲
・発生時点の3分類モデル
・決算日後の対象期間設定
2.開示制度別の実務対応
・現行制度の成り立ち
・会社法の計算書類での取扱い
・金融商品取引法の財務諸表での取扱い
3.ASBJ基準開発の最新動向
・2011年開発議論の教訓
・現在の開発プロセス分析
・制度設計上の懸念事項と対応オプション
◇◇◇ASBJ審議状況や公開草案の公表状況により、プログラム内容を一部変更する場合があります。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
竹村純也公認会計士事務所 公認会計士
竹村純也 氏
財務報告の専門家。竹村純也公認会計士事務所 所長。
経営者の想いを伝えて財務報告の利用者との建設的な対話をより促していく「ダイアローグ・ディスクロージャー」を探究している。適正な財務諸表の作成のために、会計処理やその内部統制、不正リスク対応など、また、適切な財務報告の開示のために、サステナビリティ情報をはじめとした非財務情報の作成やそのガバナンス、KAMの活用などについて、情報発信やアドバイス、コンサルティングを行っている。
著書に、『すぐに使える 後発事象の会計・開示実務』『税効果会計における 繰延税金資産の回収可能性の実務〈全面改訂版〉』(以上、中央経済社)、『ダイアローグ・ディスクロージャー -KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトする-』『事例からみるKAMのポイントと実務解説: 有価証券報告書の記載を充実させる取り組み』(以上、同文舘出版)など多数。また、ブログ「ABCバンブー」でも情報発信している。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
41,800円(税込)/人