
~EU AI法の実務対応のプロセス、スケジュール及びユースケースごとの実務対応例を解説~
セミナー趣旨
EUの包括的なAIガバナンス規制であるAI法は、AIに関連するビジネスを行っている日本企業においても対応が迫られています。
EU AI法は、2025年2月2日~2027年8月2日にかけて段階的に施行される予定であり、特に、汎用目的型AIモデルに関する規定の施行は、2025年8月2日に迫っています。
EU AI法は、EU域外の企業にも広く適用されることが想定されており、また、AIシステム・モデルの提供者・利用者のみならず、輸入業者・販売業者及び製造業者にも適用されるため、その影響は広いと考えられます。
また、一部の義務への違反については、全世界の売上総額の7%か、3500万ユーロのいずれか高い金額が上限とされており、巨額の制裁金を課される可能性があります。
本セミナーでは、EUのデジタル関連規制を取り扱う講師が、EU AI法のルールと日本企業における実務対応をテーマにして、EU AI法を解説します。
受講対象・レベル
法務部門、コンプライアンス部門、知的財産部門、情報システム部門、開発部門、総務部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.EU AI法とは
(1) EU AI法の概要
(2) EU AI法の要求事項
(3) EU AI法との他の法令との関係(GDPR、データ法、サイバーレジリエンス法)
2.EU AI法の具体的なルール
(1) EU AI法の定義
(2) EU AI法の適用範囲
(3) EU AI法の要求事項
(許容できないリスク・高リスク・限定的リスクのAIシステム及び汎用目的型AIモデル)
(4) EU AI法の制裁・施行時期
3.EU AI法の実務対応
(1) EU AI法の実務対応のプロセス
(2) EU AI法の実務対応のスケジュール
(3)ユースケースごとの実務対応例
(高リスクのAIシステムの提供者・利用者、限定的リスクのAIシステムの提供者・利用者、汎用的AIモデルの提供者)
4. まとめと質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
野呂悠登 氏
データに関連する国内外の法規制を主に取り扱う。元個人情報保護委員会事務局参 事官補佐 ( 2017~2018)、キングス・カレッジ・ロンドン修了 (知財 ・情報法 LLM 、2021)、Simmons & Simmons 法律事務所のロンドンオフィス(Digital Business Team、2022~2023)。
セミナー受講料
1名につき
会員 27,500円(本体 25,000円) 一般 29,700円(本体 27,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
29,700円(税込)/人
関連セミナー
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2025/07/09(水)
14:00 ~ 17:00EUデータ法を中心とした最新EUデジタル法制への実務対応(サイバーレジリエンス法、NIS2指令、DSA、AI法、GDPR等もカバー)【オンライン/会場】
『企業研究会セミナールーム』 〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル
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