FDA要求を踏まえたタイプ別FDADMF/CTDM3の作成ノウハウとFDA照会対応

FDA照会の回避を念頭に置いた、DMF/CTD作成のポイントとは?
FDA DMFにおいてはタイプ別に要求される記載内容が異なります。そのタイプごと(II:原薬・中間体、III:包装材料、IV:添加剤)にノウハウを伝授! 

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    セミナー趣旨

      CTD形式によるDMFの作成及び電子申請が各国で定着してまいりました。今回はFDA要求をより理解しFDA照会(指摘)の回避を念頭に置いて、実際の内容作成の事例説明をいたします。また、FDA DMFにおいてはタイプ (II:原薬・中間体、III:包装材料、IV:添加剤)により要求される記載内容・精度が異なる部分があります。その部分に対応するノウハウも含めて説明いたします。

    必要な予備知識

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    1. ICH M4, The Common Technical Document for the Registration of Pharmaceuticals for Human Use
        (医薬品の承認申請のための国際共通化資料)
    2. ICH M4Q, 別紙3 医薬品の承認申請のための国際共通化資料コモン・テクニカル・ドキュメントCTD
       -品質に関する文書の作成要領に関するガイドライン - 2003.7.1
    3. FDA, Drug Master Files (DMFs) https://www.fda.gov/drugs/forms-submission-requirements/drug-master-files-dmfs
    4. FDA, Drug Master Files - Guidance for Industry - DRAFT GUIDANCE – Revision 1 – October 2019 

    習得できる知識

    ・CTD形式DMFのファイル(セクション)ごとの具体的な作成方法
    ・FDAタイプごと(II,III,IV)のファイル作成の留意点
    ・FDA照会ポイントの説明と対応方法

    セミナープログラム

    1. DMF概要
     1)DMFとは
     2)登録・変更・更新・LOA・照会等
     3)各国DMFの特徴と比較
    2. FDA DMF
     1)特徴と概要
     2)基本のガイドライン (Type II, IV及びType III)
     3)Type II ANDA(ジェネリック)対応
     4) CBERに登録するDMFについて
    3. eCTD/eSubmissionの概要
     1)eCTD/eSubmissionをめぐる各局の現状
     2)eCTDの基本
    4. CTD M3 各ファイルの作成―記載事例と説明
     32S11:名称
     32S12:構造
     32S13:一般特性
     32S21:製造業者
     32S22:製造方法及びプロセスコントロ-ル
     32S23:原材料の管理
     32S24:重要工程及び重要中間体の管理
     32S25:プロセスバリデーション/プロセス評価
     32S26:製造工程の開発の経緯
     32S31:構造その他の特性の解明
     32S32:不純物
     32S41:規格及び試験方法
     32S42:試験方法
     32S43:試験方法のバリデーション
     32S44:ロット分析
     32S45:規格及び試験方法の妥当性
     32S5:標準品または標準物質
     32S6:容器及び施栓系
     32S71:安定性のまとめ及び結論
     32S72:承認後の安定性試験計画の作成及び実施
     32S73:安定性データ
     32A1:製造施設及び設備
     32R:各種要求資料
    5. DMFと照会
     1)照会の発生と対応手順
     2)照会のレベル
     3)照会レターの読み方と対応
     4)典型的な照会事例
     5)FDA Secure Emailについて
     6)まとめ
    参考文献・参考URL


    *途中、小休憩を挟みます。


    講演中のキーワード
     FDA、DMF、CTD、ファイル、タイプ、照会、指摘事項 

    セミナー講師

     株式会社ファーマ・アソシエイト 代表取締役   宮原 匠一郎 氏

    ■ご経歴
    1977年、東京大学大学院 薬学系研究科 製薬化学専門課程修士課程修了。
    同年、三井東圧化学(株)(現三井化学(株))入社、大牟田工場、生物工学研究所にて原薬、
    ペプチド及び医薬原料化学品のGMP下でのプロセス検討、企業化(有機合成、発酵、細胞培養)に従事。
    1991年より本社医薬・バイオ事業部門にて医薬品子会社と共同でグローバルな新薬開発、医薬品子会社の事業管理を担当。
    2000年より原薬及び医療用途の原料化学品事業を担当、酵素法アミノ酸、酵素法核酸、医療用ポリマー等を市場に送る。
    2006年より品質保証部門に移り原薬、医療用途の原料化学品、精密化学品の品質保証を担当。この間EDQMの監査を受審、合格。
    2011年5月退職、同年9月、株式会社ファーマ・アソシエイトを設立。
    ■ご専門および得意な分野・ご研究
    ・DMF(FDA)、ASMF(EMA)、CEP(EDQM)、CANADIAN MF(Health Canada)、SMF(PIC/S)等の規制当局への
       提出書類作成・提出・登録・変更・維持のサポート(電子申請含む)
    ・グローバルで展開する医薬関連製品の薬事関連規制(USA、EU、日本)及び対応方法の明確化
    ・サプライヤーへのGMP(原薬・中間体、バイオ医薬、容器、医薬品添加物、化粧品及び原料)代行監査

    セミナー受講料

    1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
    *学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
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    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
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    受講料

    51,700円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    51,700円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等規制

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