
■絶縁物はなぜ壊れるか?■ ■劣化が進んで破壊する過程■
■絶縁破壊の対策、抑制手法と実践■ ■正しい計測・測定技術■
受講可能な形式:【Live配信】のみ
★ 誘電・絶縁現象の基礎、劣化メカニズム・対策と計測・測定技術までしっかり解説します。
セミナー趣旨
本講座では、大学の高電圧工学の一環として行われている絶縁の基礎を中心とした誘電・絶縁現象の基礎理論、計測法、現状における問題点等、電気絶縁材料の劣化に関する解説を行います。
習得できる知識
誘電・絶縁材料の電気現象の基本的考え方、各種試験法、データの解釈方法
セミナープログラム
1.1 誘電・絶縁現象の基礎
1.2 気体の絶縁破壊機構
1.2.1 電子雪崩
1.2.2 タウンゼント放電
1.2.3 パッシェンの法則
1.3 固体の絶縁破壊機構
1.3.1 真性破壊
1.3.2 電子的破壊
1.3.3 熱破壊
1.3.4 電気機械破壊
1.3.5 空間電荷、部分放電、電気トリーの影響
1.4 複合絶縁系における絶縁破壊機構
2.劣化が進んで破壊する過程
(基本的劣化メカニズムとその定量的取扱い)
2.1 熱劣化
2.2 部分放電
2.3 電気トリー
2.4 水トリー
2.5 トラッキング
3.絶縁破壊の対策や抑制手法と実践する際の注意点
3.1 絶縁破壊対策と抑制手法(比誘電率、形状)
3.2 劣化の定量的取り扱いの基礎【例題】
3.3 劣化抑制法
3.3.1 部分放電対策【例題】
3.3.2 ナノコンポジット材料
4.正しく計測するために
~測定技術(絶縁破壊試験、伝導電流測定、部分放電計測、空間電荷測定)とデータ解釈~
4.1 何を測定しているのか?
4.2 ノイズ対策
4.3 各測定データ解釈の良くある間違い
□質疑応答□
セミナー講師
豊橋技術科学大学 教授 村上 義信 氏
<専門>
誘電・絶縁工学、計測工学
<受賞>
2017年電気学会論文賞、2023年永井財団学術賞
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
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2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)
定価:本体40,000円+税4,000円、E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
<1名分無料適用条件>
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
受講料
55,000円(税込)/人
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