
バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース
【Aコース】
5/22開催 ≫ バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法
【Bコース】
5/28開催 ≫ バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD記載の留意点
日時
Aコース【Live配信受講】 2025年5月22日(木) 13:00~16:30
Aコース【アーカイブ配信受講】 2025年6月5日(木) まで受付(配信期間:6/5~6/18)
Bコース【Live配信受講】 2025年5月28日(水) 10:30~16:30
Bコース【アーカイブ配信受講】 2025年6月11日(水) まで受付(配信期間:6/11~6/24)
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
▼単コースでの受講をご希望の方は、備考欄にご希望コースを記載ください。
※Live(Zoom)配信受講者には、特典として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
セミナープログラム
▼【Aコース】
バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法
【講師紹介】
(株)ファーマトリエ 代表取締役 岡村 元義 氏
元 東洋紡:バイオ医薬品の開発,GMP製造,品質試験,薬事などを担当
【業界での関連活動】
・日本PDA製薬学会会員。 バイオウイルス委員会委員
・ISPE国際製薬技術協会会員。バイオCOP、PQLI COPメンバー
【セミナー趣旨】
遺伝子組換え技術に基づくバイオ医薬の生産において最も重要な作業はセルバンクの管理です。なぜなら構築したセルバンクの品質が最終医薬品の品質を規定してしまうからです。本講座では動物細胞由来セルバンクの作製および管理方法について,最新のバイオ医薬品審査における規制当局の考え方を踏まえ,セルバンク管理のポイントについて解説します。
【得られる知識】
▽分割保管をどのようにしたらよいか?
▽日本国内で作製したセルバンクを海外へ輸送する時の留意点は?
▽期安定性をどのように評価したらよいか?
▽セルバンクの作り替え(更新)はどのように考えたらよいか?
▽開発段階でセルバンクを更新する場合,どのようにしたらよいか?
▽セルバンクの構築の経緯はどのようにまとめたらよいか?
▽セルバンク製造および試験を外部委託した場合の申請書の書き方は?
▽製品の品質を保証するために,どのようにセルバンクを管理しているか?
【セミナー講演内容】
1.セルバンクの作製の概要
1) 動物細胞バンクと微生物細胞バンクの違い
2) 微生物,動物細胞の構造,生産特性を理解する
3) マスターセルバンク(MCB)とワーキングセルバンク(WCB):製造法
4) セルバンクに対する規制要件
5) 構築セルバンクの試験項目
6) セルバンクの保管管理の重要性
2.動物細胞由来セルバンクの作製と保管
1) セルバンクの作製および保管にどんな装置,機器が必要か?
2) バンク作製に用いる原材料および培地の管理ポイント
3) セルバンク作製を外部委託する場合のポイント
4) 分割保管をどのようにしたらよいか?
5) 日本国内で作製したセルバンクを海外へ輸送する時の留意点
3.セルバンクの再評価(re-test)と更新
1) 長期安定性をどのように評価したらよいか?
2) 長期保存セルバンクの安定性の評価のポイント
3) セルバンクの作り替え(更新)はどのように考えたらよいか?
4) 開発段階でセルバンクを更新する場合,どのようにしたらよいか?
4.製造販売承認申請におけるセルバンク管理のポイント
1) セルバンクの構築の経緯はどのようにまとめたらよいか?
2) セルバンクの評価(特性,無菌,マイコプラズマ,ウイルス安全性)
3) セルバンク製造および試験を外部委託した場合の申請書の書き方
4) セルバンクの保管方法の記載は重要(原則リスク分散のため分割保管)
5) セルバンクの再評価(re-test)法および更新手順の記載は必須
6) 製品の品質を保証するために,どのようにセルバンクを管理しているか?
5.製造販売承認申請に向けての注意点と対策
1) セルバンク作製および試験の規制上の位置づけ
2) セルバンク製造および試験の委託についての注意点
3) セルバンク構築に使用する培地について
□質疑応答□
▼【Bコース】
バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点
【講師紹介】
片山 政彦 氏
:医学博士、旧所属(エーザイ株式会社及び持田製薬株式会社)にて主任研究員としてバイオ医薬品の研究開発及びCMCを歴任
【セミナー趣旨】
バイオ医薬原薬の製造工程は、基本的に動物細胞等の培養工程(USP)とその後のクロマトグラフィーを中心とする精製工程(DSP)により構成され、使用される原材料や製法の性質上から、最終産物の品質に大きく影響を与えうる要素が随所に含まれている。それ故、原薬の品質を維持する為の工程管理項目と各許容範囲の設定が求められる。これらの複雑な要素を如何にして簡略化し承認申請書/CTD中に落し込むかは申請企業にとって重要な戦略となる。本セミナーではバイオ医薬品原薬の製造工程の概略の説明と原薬製造工程に関するCTD作成上の留意点を解説する。
【セミナー講演内容】
1.イントロダクション
1.1 バイオ医薬品の各種モダリティと製造工程
1.2 バイオ医薬品原薬の安定生産の為の課題と対策
1.3 バイオ医薬品原薬の生産管理における各種工程管理項目
1.4 CTD(Common Technical Document)階層構造の解説
2.品質に関する概括資料(CTD 2.3)
2.1 製造方法及び関連事項(CTD 2.3.S.2)
2.1.1 細胞基材の調製方法及び管理方法
(1)遺伝子発現構成体の調製
(2)マスターセルバンク(MCB)の調製
(3)ワーキングセルバンク(WCB)の調製
2.1.2 MCB及びWCBの管理方法
(1)特性解析試験及び純度試験の試験項目、分析方法と基準
(2)保存中の安定性に関する情報
(3)更新方法
2.1.3 製造方法
(1)細胞培養・精製・保存までの工程に関する記載
●重要工程及び重要なプロセスパラメータとその記載方法
●工程内管理試験の項目、分析方法と適否判定基準
●重要中間体の保存条件及び期間
(2)原材料に関する記載
●培養用培地成分及び添加物
●反芻動物由来原材料の安全性確保に関する記載
●ヒト及び動物由来原料の安全性確保に関する記載
●製造方法の開発(変更)の経緯に関する記載
●製造方法のフローチャート
●「生物由来原料基準」および関連情報とその対応の具体例
2.2 製造施設及び設備(CTD 2.3.A.1)
2.3 外来性感染性物質の安全性評価(CTD 2.3.A.2)
2.4 添加剤(新規添加剤の製法等)(CTD 2.3.A.3)
3.原薬製造方法におけるQuality by Design(QbD)関連記載
4.CRO Report(細胞基材およびウイルス安全性関連報告書等)の利用法
□質疑応答□
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
77,000円 ( E-Mail案内登録価格 73,150円 )
定価:本体70,000円+税7,000円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 66,000円/E-Mail案内登録価格 62,700円 )
定価:本体60,000円+税6,000円
E-Mail案内登録価格:本体57,000円+税5,700円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
【価格表(税込)】
価格一覧 | 定価 (E-Mail案内登録価格) |
2名同時申込みで 1名無料価格 |
テレワーク応援 キャンペーン価格 (E-Mail案内登録価格) |
ABコース受講 (5/22,28) |
77,000円 (73,150円) |
2名で77,000円 (1名あた38,500円) |
66,000円 (62,700円) |
Aコースのみ受講 (5/22のみ) |
49,500円 (46,970円) |
2名で49,500円 (1名あたり24,750円) |
39,600円 (37,840円) |
Bコースのみ受講 (5/28のみ) |
49,500円 (46,970円) |
2名で49,500円 (1名あたり24,750円) |
39,600円 (37,840円) |
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
受講料
77,000円(税込)/人