マスタープラン作成/残留限度値設定/サンプリング/再バリデーション対応/DHTとCHTの設定/作業者教育/査察対応ポイント・具体的な指摘事項/Data Integrity etc…

☆洗浄バリデーションを体系的に学べると好評のセミナーです。
☆過去のセミナーの質問に対する回答もご紹介いたします!
☆毎年最新の情報を踏まえて解説する人気セミナーです! 

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:12/9~12/17(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

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    セミナー趣旨

     21世紀に入り、医薬品製造現場における品質保証の取り組みは大きく変化した。
     それは、品質リスクマネジメントとQuality by Design(QbD)に基づいたプロセス開発・バリデーションという言葉で表すことができる。
     そして、それに伴い洗浄バリデーションに対する取り組みにも変化が求められている。
     特に、洗浄バリデーションの中で検討しなければならないことは数多く存在し、そこでの失敗を防ぐためには、GMPの基本、そして洗浄バリデーションの要件をしっかりと理解して、自社に適した方針作成が求められている。

     本セミナーでは、最新のバリデーション、そして品質保証の考え方、そして洗浄バリデーションにおいて検討すべき項目やその留意点、規制当局による査察時の指摘事項などを紹介するとともに、特にワーストケースの考え方・残留限度設定手順(特に毒性データに基づく設定)・ホールドタイムの設定方法・目視確認の有効性評価などの課題に対して理解を深めるとともに、適切な対応を図るための基礎的な知識を提供する。

    習得できる知識

    ・ QbDに基づく洗浄バリデーションの考え方
    ・洗浄バリデーション時に検討すべき事項とその対応事例
    ・ワーストケースに基づく洗浄バリデーションの考え方・取り組み
    ・残留限度値設定のための考え方-従来の方法と毒性に基づいた方法-
    ・査察に対応するためのポイントと具体的な指摘事項
    ・Process Validation Stage 3に対する取り組み

    セミナープログラム

     1.はじめに
      1-1. 医薬品の品質保証の歴史 -GMPとValidation-
      1-2. あらたな品質保証へ‐数値からStoryへ-
      1-3. 洗浄バリデーションの歴史
      1-4. 回収事例にみる洗浄バリデーションのポイント

     2.規制文書が求める洗浄と洗浄バリデーションのポイント
      2-1. JGMPにおける洗浄バリデーション
      2-2. EU GMPにおける洗浄バリデーション
      2-3. cGMP における洗浄バリデーション
      2-4. ASTM Internationalのガイド(E3106-18)における洗浄バリデーション
      2-5. Destin LeBlanc's cleaning validation memos

     3.洗浄バリデーションを実施するために必要となる文書
      3-1. バリデーションマスタープランとは
      3-2. マスタープラン作成上の留意点
       - 洗浄バリデーションマスタープランに記載すべき事項
       - 洗浄バリデーションマスタープランと洗浄手順書の関係
       - マスターバッチレコードと洗浄記録
       - Logbook記載上のポイント

     4.洗浄バリデーションにおける検討事項
      4-1. 洗浄バリデーションの評価対象
      4-2. 洗浄方法(マニュアル洗浄、CIP、SIP)
       - マニュアル洗浄、CIP、SIP
       - 専用部品と共用部品
      4-3. ワーストケースに基づく洗浄バリデーションへの取り組み
       - ワーストケースとは何か
       - ワーストケース設定上の注意点
       - ワーストケースに基づいたバリデーション
      4-4. ダーティホールドタイムとクリーンホールドタイム‐何を評価すべきか‐
       - ダーティホールドタイムの設定方法
       - クリーンホールドタイムの設定
      4-5. 残留限度値の設定の考え方
       - 10ppm、0.1%、に科学的な根拠はあるか
        ・ 具体的な計算事例
        ・ 共有表面積の考え方
       - 毒性に基づいた基準‐90%の薬物で限度値が高くなる?‐
       - 目視基準をバリデーション時の残留性評価に利用できるか?
      4-6. サンプリングの留意点
       - Swab法か、Rinse法か
       - 回収率は、何%が求められるのか
       - 分析方法の選択 ‐TOCでの評価は可能か‐
      4-7. キャンペーン生産への対応

     5.作業者の教育訓練時の留意点
      5-1. 洗浄作業者の適格性確認
      5-2. 目視検査員の適格性確認 ‐
       - 限度値評価のための適格性
       - 洗浄終了時の確認のための適格性‐Dirty or Clean‐

     6.査察時に留意すべき事項
      6-1. 査察手順
      6-2. 準備すべき文書
      6-3. 回答者が留意すべき事項
      6-4. 指摘事項の具体例

     7. ライフサイクルを通した洗浄バリデーション
      7-1. Continued Process Verification(CPV)への対応
      7-2. 製品品質の照査とCPVの違いとは何か

     8. 参加者からの質問への回答‐過去のセミナーでの質問に対する回答‐
      (例)限度値の計算結果が検出限界以下となった場合にどうするか?

     9. まとめ

     【質疑応答】


    キーワード:
    医薬品,バリデーション,GMP,PiC/S,セミナー,研修,講習

    セミナー講師

    PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター 宮嶋 勝春 氏

    【専門】製剤学 薬剤学
    【職歴】
    2000年‐2006年 テルモ㈱ 主任研究員 標的指向型リポソーム製剤の開発を担当
    2006年‐2008年 奥羽大学薬学部 准教授 薬剤学・製剤学を担当
    2008年‐2016年 武州製薬㈱ 製造技術部 部長 各種製剤の技術移転及びFDA、PMDA、KFDA、ブラジル当局をはじめとする各種査察において、洗浄バリデーション関係の回答者として対応。
    2017年‐2023年 ナノキャリア㈱ 研究部部長、取締役(監査等委員)
    2023年‐2024年 NANO MRNA㈱ 顧問
    2024年- PURMX Therapeutics, Inc.シニアダイレクター

    【学会活動等】
    1999年‐2000年 日本薬学会 評議員.
    2002年‐2004年 ISPE日本支部 理事
    2011年‐2016年 製剤機械技術学会 理事
    2016年‐現在 日本薬剤学会 評議員

    セミナー受講料

    55,000円(税込、資料付)
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      2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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    開催場所

    全国

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    キーワード

    医薬品技術   洗浄技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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    キーワード

    医薬品技術   洗浄技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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