特許請求の最新事例をふまえた遺伝子治療/再生医療の特許戦略<広くて強い特許を取得する>
~各研究開発段階で、どのような特許を取得し、どのように活用するか~
◆特許庁審査官・審判官の経験に基づいて、
遺伝子治療/再生医療の特許戦略について解説し、
今後の課題と対応策について考察
◆特許を有効に活用するためには、広くて強い特許を取得することが
必要不可欠であり、このような対応により、
研究成果を事業活動に最大限活かすことができる。
<セミナーの狙い>
・遺伝子治療/再生医療の特許動向(国内・外国)と今後の方向性に関する知識を習得し、
研究開発や特許実務に活かすことができる。
・遺伝子治療/再生医療に関する特許実務の課題を習得し、質の高い最適な特許出願と
権利化を行うことができる。
・遺伝子治療/再生医療に関する特許の活用方法に関する知識を習得し、特許活用を
視野に入れて研究開発や特許実務を行うことができる。
・遺伝子治療/再生医療に関する登録特許の最新事例を習得し、このような知見に基づいて
研究戦略や特許戦略の策定を行うことができる。
日時
【Live配信】 2024年9月27日(金)13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2024年10月15日(火)まで受付(配信期間:10/15~10/28)
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
セミナー趣旨
とくに、最近では、ゲノム編集技術の応用が進展し、核酸医薬の実用化が普及する中、遺伝子治療/再生医療は、大きく発展しています。また、遺伝子治療/再生医療において、人工知能(AI)や生成AIの利用も普及しつつあり、遺伝子治療/再生医療として新たな可能性が高まっています。
このような遺伝子治療/再生医療について、最適な事業活動を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。とくに、研究開発のそれぞれの段階に対応して、どのような特許を取得し、どのように活用するかについては、研究開発戦略としても重要な課題です。また、特許を有効に活用するためには、広くて強い特許を取得することが必要不可欠であり、このような対応により、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。
本講演では、このような視点から、特許庁審査官・審判官の経験に基づいて、遺伝子治療/再生医療の特許戦略について解説し、今後の課題と対応策について考察します。
◆講習会のねらい◆
・遺伝子治療/再生医療の特許動向(国内・外国)と今後の方向性に関する知識を習得し、研究開発や特許実務に活かすことができる。
・遺伝子治療/再生医療に関する特許実務の課題を習得し、質の高い最適な特許出願と権利化を行うことができる。
・遺伝子治療/再生医療に関する特許の活用方法に関する知識を習得し、特許活用を視野に入れて研究開発や特許実務を行うことができる。
・遺伝子治療/再生医療に関する登録特許の最新事例を習得し、このような知見に基づいて研究戦略や特許戦略の策定を行うことができる。
セミナープログラム
(1)ゲノム編集技術の改良・応用
(CRISPR/Cas系、ヌクレアーゼ、crRNA、tracrRNA、真核生物への適用)
(2)核酸の構造改変・修飾技術
(核酸コンジュゲート、アンチセンス、siRNA、miRNA、アプタマーなど)
(3)核酸医薬のベクターの設計・改良
(ウイルスベクター、プラスミド、バクテリアベクターなど)
(4)核酸医薬のDDS技術
(RNA-リガンド-複合体、高分子材料によるDDS、中枢系DDSなど)
2.再生医療に関する特許出願の動向
(1)再生医療の基本技術
(多能性幹細胞、造血幹細胞、細胞分化制御、細胞改変など)
(2)再生医療の応用技術・支援技術
(スキャフォールド、細胞シート、マイクロキャリア、ナノ繊維など)
(3)3次元培養技術
(スフェロイド技術、オルガノイド技術、細胞外マトリックス包埋技術など)
(4)再生医療のDDSとデジタル医療
(マイクロオルガノイドのDDS、デジタル医療の応用など)
3.遺伝子治療/再生医療に関する研究開発と特許出願の課題
(1)特許出願のタイミングと注意点
(2)研究開発に必要な特許調査の注意点
(3)研究開発戦略と特許戦略の一体化
(4)人工知能(AI)や生成AIの活用と課題
4.遺伝子治療/再生医療に関する特許実務の課題
(1)広くて強い特許とは、どのような特許か
(2)どの程度の進歩性が要求されるのか(従来技術との比較データなど)
(3)どの程度の開示が要求されるのか(実験データ、薬理データ)
(4)特許審査(拒絶理由)への対応方法
5.遺伝子治療/再生医療に関する特許の活用方法
(1)特許ライセンスの課題
(2)ライセンス活動の実務上の留意点
(3)他社の特許を侵害しない方法
(4)事業戦略と特許戦略の一体化
6.遺伝子治療/再生医療に関する登録特許の最新事例(審査経緯の分析)
(1)特許請求の範囲の最新事例(国内・外国)
(2)実施例は、どの程度、開示するべきか
(3)進歩性や開示要件は、どの程度、要求されるのか
(4)諸外国の登録特許の事例との比較(米国、欧州、中国など)
(5)事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
□質疑応答□
セミナー講師
青山特許事務所 顧問弁理士 加藤 浩 氏
【経済産業省特許庁(特許審査官)に入庁後、特許庁審判部(審判官)を経て現職】
略歴
東京大学薬学部卒業、同大学院修了(薬学修士)、東北大学大学院工学研究科修了(工学博士)、慶應義塾大学法学部卒業(法学士)。弁理士。薬剤師。1990年に経済産業省特許庁(特許審査官)に入庁後、経済産業省大臣官房総務課企画室、ハーバード大学(留学)、特許庁審判部(審判官)、政策研究大学院大学(助教授)等を経て、2010年より現職。
日本大学法学部(教授)を兼務。
東京大学公共政策大学院、非常勤講師。
その他 所属・役職
・日本知財学会・事務局
・工業所有権法学会・会員
・研究イノベーション学会(編集委員会・編集理事)
・日本機械学会(法工学専門会議・副幹事)
・情報処理学会(EIP運営委員)
・バイオベンチャー推進協会・理事
・日本医薬品情報学会・会員
・知的財産大学院協議会・会長
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-Mail案内登録価格 35,640円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講、配布資料などについて
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)