次世代通信におけるメタマテリアル・メタサーフェスの活用と研究戦略【LIVE配信・WEBセミナー】

49,500 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

会員ログインして申込む

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 17:15 
主催者 (株)AndTech (&Tech)
キーワード 通信工学   電子材料   ナノ構造化学
開催エリア 全国
開催場所 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です

~協業・アウトソーシング戦略、5Gミリ波領域のメタ・サーフェス反射板、ミリ波電磁場分布評価技術~

★2024年5月30日WEBオンライン開講【①元富士フイルム・研究室長/慶應義塾大学・特任研究員/納谷ラボ・代表:納谷氏】【② 株式会社KRI・スマートマテリアル研究センター・ディレクター:波多野氏】専門家の講師が次世代通信に向けたメタマテリアル・メタサーフェスの今後の展望について解説する講座です

■本講座の注目ポイント ★メタマテリアル・メタサーフェスの基礎・原理から解説します! ★研究戦略として、体制、設備、アウトソーシングについて紹介します! ★5Gミリ波領域のメタ・サーフェス反射板を例に、設計・作製・評価・解析の各技術について紹介します!

セミナー講師

第1部  納谷ラボ  代表  納谷 昌之 氏 第2部  株式会社KRI  スマートマテリアル研究センター・オプトエレクトロニクス研究室・ディレクター・博士(工学)  波多野 洋 氏

セミナー受講料

【1名の場合】49,500円(税込、資料作成費用を含む)2名以上からは1名につき、16,500円となります。

セミナープログラム

【第1講】 メタマテリアル・メタサーフェスの実際  -最新動向から研究開発戦略まで-

時間】 13:00-15:45【講師】納谷ラボ 代表 納谷 昌之 氏スポット専門家コンサルティング 講師派遣(社員研修)【講演主旨】メタマテリアル・メタサーフェスは、透明マントや極薄レンズ、極薄方向性アンテナなど、従来の材料・構造では不可能と考えられていたデバイス・部材を人工的微細構造によって実現する技術であり、情報・通信や環境対応などの産業分野での応用が強く期待されています。一方で、より広く普及するためには、設計、基板材料、微細加工技術などに関する課題の解決が必要です。本講演では、メタマテリアル・メタサーフェスの産業的な可能性とともに、それらの課題について明らかにします。そして、今後のメタマテリアル・メタサーフェスの研究開発に必要な技術、研究体制や研究開発推進の戦略(他分野との協業、アウトソーシングなど)について議論します。【習得できる知識】 ①メタマテリアル・メタサーフェスの原理 ②メタマテリアル・メタサーフェスの可能性と限界、そして課題 ③メタマテリアル・メタサーフェスの応用領域  – 通信、光情報処理、環境などのビジネス – ④メタマテリアル・メタサーフェスデバイスの実例  – 通信用アンテナ、フラットレンズ、音響メタマテリアルなど – ⑤メタマテリアル・メタサーフェスの設計と作製 ⑥メタマテリアル・メタサーフェスの研究戦略  – 体制、設備、アウトソーシングなどの戦略 -【講演キーワード】メタマテリアル、メタサーフェス、フラットレンズ、メタレンズ、5G、ポスト5G、6G、メタサーフェスアンテナ、透明マント、低誘電率材料、研究開発戦略、電磁場シミュレーション、極微細加工、インクジェット、環境ビジネス【講演のポイント】 メタマテリアル・メタサーフェスの展開には、物理的な設計、微細構造作製とともに、低誘電率材料などの素材が重要であることを示します。また、電磁波シミュレーションや特性評価などをアウトソーシングしながら研究開発を効率的に進める戦略について述べます。【プログラム】1. メタマテリアル・メタサーフェスとは 1.1 メタマテリアル・メタサーフェスとは 1.2 メタマテリアル・メタサーフェスの原理 1.3 メタマテリアル・メタサーフェスの可能性2. メタマテリアル・メタサーフェスの実例 2.1 ランダム分散メタサーフェスによる可視〜赤外光制御 2.2 音響メタマテリアル - 雑音を遮断し、風を通す - 2.3 メタレンズ – スマホカメラの出っ張りを無くする -3. メタマテリアル・メタサーフェスの研究開発戦略 3.1 メタマテリアル・メタサーフェス実現のための課題 3.2 研究開発に必要な技術・設備・体制など 3.3 協業・アウトソーシングによる効率的な研究開発戦略

【質疑応答】

【第2講】 5Gミリ波用メタ・サーフェス反射板の設計・作製と電磁場分布可視化評価

【時間】 16:00-17:15【講師】株式会社KRI スマートマテリアル研究センター・オプトエレクトロニクス研究室・ディレクター・博士(工学) 波多野 洋 氏【講演主旨】次世代通信においては、電波の到達距離・直進性から多様な電波制御技術が重要となります。メタ・マテリアル(メタ・サーフェス)は、まさに電磁場(電波)を自在に制御できる技術であり、通信分野での実用化が期待されています。本講演では、5Gミリ波領域のメタ・サーフェス反射板を例に、その設計・作製・評価・解析の各技術について紹介します。設計では電磁波の位相シフトの活用とシミュレーション技術を、作製ではインクジェット技術による試作例を示します。また評価技術として、測定対象物の極近傍(波長以下の領域)や入射場・反射場混在領域の電磁場分布が可視化できる手法をご紹介し、実測結果とその解析結果を示します。あわせて次世代通信の課題についても議論します。【習得できる知識】 ①次世代通信の課題と対策 ②メタ・サーフェスの設計・シミュレーション技術 ③ミリ波電磁場分布評価技術【講演キーワード】 次世代通信、Beyond 5G(B5G)、ミリ波、電波制御、反射板、メタ・サーフェス、メタ・レンズ、電磁場シミュレーション、インクジェット、電磁場分布可視化、近接場、近傍界【講演のポイント】 メタ・サーフェスの実践としてミリ波電波制御への活用例について、その設計から試作・評価の実例を示します。測定対象物の極近傍や入射波・反射波混在領域などの従来の手法では正確に捉えられない領域の電磁場分布を測定できる手法を紹介し、次世代通信の課題にも触れます。【プログラム】1.次世代通信におけるメタ・サーフェスの活用 1-1. 次世代通信とは 1-2. 電波制御の必要性 1-3. 電波制御板の種類2.次世代通信用メタ・サーフェス反射板 2-1. ユースケース 2-2. 設計・シミュレーション 2-3. インクジェット法による試作3.ミリ波電磁場分布可視化評価 3-1. 測定原理と特徴 3-2. メタ・サーフェス反射板の評価 3-3. 結果解析と考察 3-4. その他の測定事例4.次世代通信の課題と対策例

【質疑応答】