我が国「宇宙政策」の重点と新ビジネスの創造

宇宙開発の第二局面 宇宙開発のガバナンス 日本主導の国際ルール作り

セミナー趣旨

現代の宇宙開発はかつてのそれとは異なる次元に移りつつある。宇宙は「民主化」され、「商業化」が進み、「軍事化」が重視され、「脆弱性の顕在化」が問題とされている。その中で日本の宇宙政策はどこに重点を置き、どのような方向性を取るべきなのかを論じる。

セミナープログラム

1.宇宙開発の第二局面
(1)宇宙の「民主化」
(2)宇宙の「商業化」
(3)宇宙の「軍事化」
(4)宇宙の「脆弱性の顕在化」

2.宇宙空間のガバナンス
(1)地上とは異なるガバナンス
  ①空間的支配に基づくガバナンスができない
  ②主権的権力による保護ができない
(2)オペレータを制御するガバナンス
  ①何らかの国際ルールに基づくガバナンス
  ②国際ルールを国内法化して規制
  ③オペレータの自己規制
(3)非意図的なリスク
  ①宇宙デブリの現状
  ②リスクの可視化が困難

3.意図的な攻撃によるリスク
(1)グレーゾーンとしての宇宙
  ①平和的状態と紛争状態の間
  ②先制攻撃の誘因
(2)対宇宙攻撃(Counterspace)能力
  ①物理的(Kinetic)攻撃
  ②非物理的攻撃

4.宇宙空間のルール作り
(1)既存の宇宙ガバナンスルール
(2)米中対立の中でのルール作り
(3)新たなルール作りの方向性

5.日本の政策の重点
(1)「民主化」支援
(2)「商業化」の推進
(3)「脆弱性の顕在化」への対応
  ①機能保証(Mission Assurance)
  ②デブリ除去などの優位技術の強化
  ③国際ルール作り

6.日本が主導する国際ルール作り
(1)米中ロの対立の中でのルール作り
(2)日本が主導する新たな国際ルール

7.関 連 質 疑 応 答
8.名 刺 交 換 会 

 ■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
 ■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。

セミナー講師

東京大学
公共政策大学院
教授
鈴木 一人 氏

<略歴>
1993年 立命館大学国際関係学部 退学(飛び級)
1995年 立命館大学大学院国際関係研究科 修了
2000年 サセックス大学ヨ-ロッパ研究所現代ヨーロッパ研究専攻 修了
2000年10月~2005年3月    筑波大学社会科学系・国際総合学類専任講師
2005年3月~2008年7月    筑波大学大学院人文社会科学研究科国際政治経済学専攻助教授
2008年8月~2011年3月    北海道大学大学院公共政策大学院准教授
2011年4月~2012年8月    北海道大学大学院公共政策大学院教授
2012年9月~2015年9月    北海道大学大学院法学研究科教授
(2013年12月~2015年7月まで休職)
2013年12月~2015年7月    国連安保理決議1929号実施のため設立された専門家パネルメンバー
(国連安保理イラン制裁専門家パネル)
2015年9月~2020年9月    北海道大学大学院公共政策大学院教授
2020年10月~現在    東京大学公共政策大学院教授

<所属協会・団体・学会等>
日本国際政治学会
日本安全保障貿易学会(2017年より会長)
日本政治学会
日本安全保障学会
日本EU学会
International Academy of Astronautics(正会員)

セミナー受講料

▶︎【アーカイブ配信受講のみ】 1名 : 33,980 円 (資料代・消費税込)

受講について

  1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
  2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
  3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。

※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,980円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

安全規格   政策・行政   航空・宇宙技術

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