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水性塗料の設計技術とトラブル対策【大阪開催】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 応用物理一般 化学反応・プロセス |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】大阪産業創造館 |
交通 | 【地下鉄】堺筋本町駅 |
水性塗料の概要と製造方法を説明、
設計課題と対処方法について詳解
セミナー講師
郷司技術士事務所 技術士(化学部門) 郷司 春憲 氏
元日本ペイント(株)生産技術研究部長
(色材協会ほかで色材,顔料分散,塗料生産技術などに関する講演・執筆多数あり)
<専門>
粒子分散技術 界面化学 塗料生産技術
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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セミナー趣旨
水を溶媒とする水性塗料では樹脂など構成材料が不均一系であることに加え、水の特性に起因する様々な課題がある。これらの課題解決のため水性バインダー樹脂の設計や添加剤の選択が行われている。水性塗料の概要と製造方法を説明し設計課題と対処方法について解説する。
顔料分散では顔料のぬれなど水性特有の課題がある。顔料分散設計の考え方と顔料分散剤を利用した分散性の改良技術を解説する。
水性塗料の乾燥過程では液体から固体への状態変化や架橋反応に加えて、水性から油性への相変化が起こる。さらにバインダーがエマルションなどの不均一系であり塗膜形成過程は非常に複雑で、乾燥過程で顔料凝集が起こったりしてトラブルを生じやすく注意が必要である。乾燥過程での顔料の凝集状態評価や外観不良、さらに増粘剤などの添加剤と顔料の相互作用などのトラブルと解決策の事例を紹介する。
習得できる知識
水性塗料設計の基礎知識
顔料分散の考え方 顔料分散剤の選択方法
塗装作業性とレオロジー制御
添加剤選択の考え方
塗膜中の顔料分散状態評価 顔料分散不良の原因と対策
セミナープログラム
1.水性塗料とは
1-1 水性塗料の構成
1-2 水性塗料の製法
1-3 水性樹脂の基本知識と開発動向
1-4 水性での硬化技術
1-5 水の特性と水性塗料設計の課題
2.水性での顔料分散の課題
2-1 ぬれと安定性の両立
2-2 顔料分散剤の構造と利用技術
2-3 顔料分散剤の選択方法
3.水性塗料設計の留意点
3-1 塗装作業性とは
3-2 レオロジーコントロールの必要性と手段
3-3 ワキ、タレ、ハジキ、密着性の制御
4.顔料分散不良による外観低下の原因と対処方法
4-1 成膜乾燥過程での分散状態変化
4-2 塗料中での材料間の相互作用と凝集
4-3 塗料・塗膜中でのナノ粒子の安定性維持
【質疑応答・名刺交換】