【中止】金属腐食のメカニズムと防食技術
開催日 |
10:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 金属材料 機械材料 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
現場で発生する腐食損傷に適切に対応できるよう知識・技術を解説
腐食現象・試験法・防食技術等をしっかり理解学び、適切に対策!
ご希望者の方は、セミナー終了後に個別相談にも応じます!
セミナー講師
エア・ウォーターNV(株) 顧問 工学博士 冨士川 尚男 氏 (元住友金属工業株式会社)
略歴
元住友金属工業株式会社 専門部長。研究所にて腐食防食の研究および新耐食・耐熱材料の開発研究に携わり、その後、自動車材料専門部長として自動車材料全般の開発の支援を行ったので、この分野の全般的な知識を備える。また定年退職後、2年間アイルランドのリムリック大学の材料及び表面科学学部の客員教授。帰国後現在のエア・ウォーター株式会社で浸炭・窒化などの表面硬化にかかわる技術支援のため顧問に就任し、現在に至る。この間、日本金属学会、鉄鋼協会、腐食防食学会、日本熱処理協会及び海外の拡散関係の国際会議などで、論文賞、功績賞など多くの表彰を受けている。
専門:金属材料工学及び表面科学
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
セミナー趣旨
金属材料を扱う技術者、特に現場技術者にとって、実環境でさまざまな腐食現象を経験する。そのさい何故錆びが発生したり、減肉したり、あるいは局部的な腐食が起こるのか?それら腐食のメカニズムを理解し、事前ないしは事後にでも適切な防食対策を講じることができるような知識を身につける必要がある。
したがって、本セミナーでは腐食の基礎を理解し、適切な材料選択ないしは防食対策ができるような知識を習得することを目的としている。そのために、基礎知識はもちろん、できるだけ多くの腐食損傷事例とその対策を解説し、技術者が現在取り組んでいる課題あるいは今後取り組むであろう課題などへの備えができるような知識を提供したい。
セミナープログラム
2.腐食の種類と形態
3.溶液腐食(湿食)
3.1 全面腐食
環境要因の影響、材料因子の影響、鉄錆の種類
3.2 局部腐食
孔食・隙間腐食、粒界腐食、応力腐食割れ、異種金属接触腐食、
水素脆性割れ、通気差電池腐食、その他の腐食
4.高温腐食(乾食)
4.1 高温酸化
4.2 水蒸気酸化
4.3 高温ガス腐食
硫化、浸炭・メタルダスティング、窒化、塩化腐食、水素浸食、その他
4.4 溶融塩・溶融金属腐食
溶融塩腐食、溶融金属腐食
5.主な腐食試験法(JIS)
6.各種金属材料の腐食事例
6.1 炭素鋼・低合金鋼(構造物、高圧装置での例)
6.2 ステンレス鋼・高合金鋼(製造装置、発電設備、タンクなどの例)
6.3 非鉄金属材料
アルミ合金、チタン合金 他
7.腐食防止対策と適用例
7.1 腐食防止対策の考え方
7.2 表面を環境から遮断する方法
めっき、化成処理、溶射、塗装、ライニング、防錆油 など
7.3 環境を改善する方法
インヒビター、電気防食、不働態皮膜を利用した方法 など
8.表面改質による新しい耐食・耐熱材料の紹介
□質疑応答・名刺交換□
※ご希望の方は個別相談に応じます。