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ミリ波向けとしても注目集める電波吸収体を詳解!
各種材料の特性等の基本から、1層/2層/λ/4型など
様々な電波吸収体の設計法、導波管法、実例や利用・応用例まで
セミナー趣旨
電波吸収体技術においては、その利用目的に応じた材料・構成の選定が重要となり、様々な研究が行われている。本講演では、電波吸収体の利用分野や要求性能について述べ、電波吸収体の設計法や実現例について解説する。特に、各種電波吸収体の設計法については、自由空間法などの材料測定技術と、一層構成、二層構成、λ/4における基本事項および無反射曲線の利用等について述べる。さらに、これらの設計法に基づいた電波吸収体の実現例について述べる。
受講対象・レベル
・電波吸収体の開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・業務に活かすため、電波吸収体についての知見を得たいと考えている方
・電波吸収体に取り組んでいるが、その計測に困っている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
必要な予備知識
特に必要としません。基礎からわかりやすく解説します。
習得できる知識
・電波吸収体の利用分野
・電波吸収体の設計と測定
など
セミナープログラム
1.電波吸収体とは
1.1 吸収体の歴史
1.2 吸収体の利用
2.電波吸収体の設計
2.1 伝送線路理論
2.2 1層構成
2.3 多層構成
2.4 λ/4型構成
3.電気特性の測定
3.1 概要
3.2 各種測定法
4.吸収量の測定
4.1 測定にあたり
4.2 測定法について
5.実例
5.1 1層構成、2層構成
5.2 λ/4型構成
5.3 金属パターン構成
5.4 温度解析
5.5 モノスタティック解析
<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>
■ご講演中のキーワード:
電波吸収体、計測技術、材料定数、吸収量、無反射曲線
セミナー講師
青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 橋本 修 先生
■ご略歴:
昭和51年 電通大・電気通信・応用電子工卒。昭和53年同大大学院修士課程了。同年株式会社東芝入社。昭和56年防衛庁入庁。昭和61 年東工大大学院博士課程了。平成3年青学大助教授。平成6〜7年 イリノイ大客員研究員。平成9年青学大教授。工博。環境電磁工学、生体電磁工学、マイクロ波・ミリ波計測に関する研究に従事。平成2年防衛論文賞、平成15年エレクトロニクス実装学会論文賞、平成18年第9回エレクトロニクスソサイエティ賞等各受賞。
主な著書に「電波吸収体の技術と応用」(平成15年)、「高周波領域における材料定数測定法」(平成15年)、「実践FDTD 時間領域差分法」(平成18年)、「ミリ波技術の基礎」(平成21年)、「マイクロ波伝送・回路デバイスの基礎」(平成25年)等がある。
電子情報通信学会(フェロー)、電気学会(フェロー)、エレクトロニクス実装学会、日本建築学会、IEEE 各会員。
■ご専門および得意な分野・研究:
環境電磁工学、マイクロ波計測、アンテナ
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ 会長
・電子情報通信学会 マイクロ波研究専門委員会 委員長
・電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会 委員長
をご歴任
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
※ご連絡
当セミナーの会場では、現金による受講料支払いを休止させていただくこととなりました。
現金にてお支払い希望の方は、コンビニエンスストアにてお支払いできる用紙をご送付申し上げますので、お近くの店舗にてお支払い頂けましたら幸いです。尚、領収証をご希望の方は、コンビニ支払い時に発行される振込受領書と引き換えにて発行させて頂きます。
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