SCMのトレードオフを解決し最適化を実現する面積原価管理

11,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 88分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード サプライチェーンマネジメント   原価管理(コストマネジメント)   VE/VA
開催エリア 全国

<生産性の評価に時間軸を加えてSCMの最適化を実現する>  

現在、多くの企業では各部門において部分最適なKPIに基づく改善活動が行われています。これらのKPIはその多くがトレードオフの関係にあるため、欠品と過剰在庫、製造ロットサイズ、物流2024年問題など、最適なオペレーションを判断することができません。 当セミナーでご説明するKPI:面積原価利益率を活用すれば、時間軸を加えた生産性の評価が可能となることで、最適な施策とオペレーションを見つける事が可能となります。

セミナー講師

【講師名】小山 太一 氏

【肩書】コヒーレント・コンサルティング

【保有資格・公職・役職】

・中小企業診断士・東京都中小企業診断士協会城東支部 渉外部長・千葉県中小企業診断士協会 正会員・東京都中小企業振興公社 相談員・東京都信用保証協会 専門家・千葉県産業振興センター 専門家技術士(金属部門)、応用情報技術者

【書籍・紙面掲載】 

面積原価管理・SCM2016年1月  LOGI-BIZ -特集 物流KPI- 「時間考慮の新経営指標を提案」2015年3月  LOGI-BIZ -特集 低温物流- 「新SCM論 面積原価管理を展開」2014年4月  日刊工業新聞社 「コストに時間のモノサシなし! だから製造業は儲からない」2004年3月  工場管理 「MRPⅡ基礎講座 - MRPⅡへの批判と対応策」2002年1月  同友館 企業診断「『ザ・ゴール』の衝撃 - TOC(制約理論)の適用の可能性」2001年5月  アーバンプロデュース 「BTO生産システムの開発・導入マニュアル」

知的資産経営2016年4月  中小企業診断協会 知的資産経営マニュアル

【略歴】 

1975年    九州大学工学部修士課程修了1978年    日本アイ・ビー・エム入社。SE、ERP導入コンサルティング業務に関わる1996年    中小企業診断士登録。2002年    同社で、SCM業務コンサルタントとして自動車、電機、電子、機械、住設業界     大手製造業15社の改革プロジェクトを立ち上げ構想立案、現場定着など約20プロジェクトを経験。2013年    日本アイ・ビー・エムを退職し、経営コンサルタントとして独立。     (コヒーレントコンサルティング設立)     面積原価管理の視点から製造業を中心に50社以上の法人、企業のコンサルティングに関る。

セミナー受講料

11,000円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • セミナー資料はPDFでDLできます。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。

セミナー趣旨

当セミナーでは、まったく新しい生産性評価の方法と生産性改善の進め方(面積原価管理)を学ぶ事により、次の様なスキルを獲得できます。 ・従来から使われている生産性KPIの問題点が理解できる。 ・正しい生産性KPI:面積原価利益率の定義と計算方法が習得できる。 ・面積原価利益率を使うメリットが理解できる。   - 改善の定石(外段取りなど)の生産性に対する意味の再認識   - 面積原価利益率による改善が企業の財務に与える効果の理解 ・面積原価管理の活用シーンと生産性改善施策が理解できる。   - 現状サプライチェーンの生産性の問題点と改善方法   - 将来のSCMモデルの設計やSCM施策のための生産性シミュレータ   - 欠品・過剰在庫問題などのSCM問題の解決方法など ・面積原価管理による正しい生産性改善の進め方が理解できる。 

受講対象・レベル

  • マネジメントレベル: 現場管理者以上の経営者を含むマネジメント層

  • 部門: SCM、経営企画、生産管理、生産、販売、事業部

必要な予備知識

  • SCMおよび、財務に関する基本的な知識 

習得できる知識

  • 生産性向上を阻害する問題と原因の理解
  • 正しい生産性の評価方法と改善の進め方 

セミナープログラム

1.日本の生産性の動向 1.1 日本の生産性の現状と諸外国との比較 1.2 日本の生産性の変遷 1.3 生産性向上のための外部環境からの要求と対応 

2.企業の生産性向上が進まない理由 2.1 生産性が改善できない理由:デミング博士の指摘 2.2 従来から使われてきた生産性評価KPIの問題点 2.3 部分最適なKPIとKPI間のトレードオフ 2.4 あいまいで弱いKPI間の関連 2.5 生産性と効率の違い 2.6 生産性評価における問題の本質は「時間」ディメンジョンの欠如  3.新しい生産性評価指標:面積原価利益率 3.1 そもそも企業の目的とは? 3.2 生産性評価の常識と現実の矛盾 3.3 新しい生産性評価指標:面積原価利益率 3.4 面積原価の分類:活動面積原価と町面積原価 3.5 活動面積原価と町面積原価の削減効果 3.6 演習:面積原価利益率の計算 

4.面積原価管理による改善の定石の効果定量化 4.1 外段取り、サブライン化の効果定量化 4.2 分業対ライン化の比較 4.3 面積原価管理の思想の源流はトヨタ生産方式 4.4 稼働率維持のための先作りの弊害 

5.面積原価利益率の改善と財務の関係 5.1 ケース1: リードタイム短縮と値下げ 5.2 ケース2: 多能工化・省人化・変動費化 5.3 面積原価利益率の等価曲線 5.4 面積原価管理による事業戦略 5.5 生産性DXによるハイパフォーマンス・カルチャーの実現 

6.実現できること、およびその実現方法 6.1 適用領域と施策 6.2 BI活用による問題点抽出と原因の特定 6.3 生産性シミュレータを使った将来の計画の評価・最適化 6.4 欠品と過剰在庫の削減・最適化 6.5 製品のポートフォリオ・マネジメント 6.6 グローバル・サプライチェーンの最適化 

7.導入事例 7.1 面積原価管理の導入事例 7.2 大企業・見込み生産の事例 7.3 大企業・個別受注生産の事例 7.4 中小企業・建設業の事例 7.5 中小企業・卸売業の事例  8.導入の進め方 8.1 進め方のステップ 8.2 POC 8.3 トライアル 8.4 体制 8.5 導入成功のポイント