~ 製作方法の概要および集積化と実用化に向けた材料に求められる特性、課題 ~
近年、創薬プロセスにおける新規の細胞アッセイプラットフォームとして、マイクロ流体デバイス技術を活用したMicrophysiological system(MPS:生体模倣システム)が脚光を浴びている。
MPSを用いて微小空間内で生理的な組織構造や動的な環境を模倣することで、既存の培養系ではなし得なかった種々の細胞アッセイ手法が実現されつつある。
本セミナーでは、これからMPS事業に参画する予定、あるいは、興味のある産学官の方々を対象に、MPSに関連するマイクロ流体デバイス技術、材料や製作方法の概要および集積化、さらには講師のこれまでの研究内容を踏まえながら、MPSに関する世の中の動向や実用化に向けた課題、今後の展望について、できる限りわかりやすく解説する。
日時
【Live配信】 2024年5月15日(水) 13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2024年5月24日(金) まで受付(配信期間:5/24~6/6)
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
習得できる知識
・MPS技術の概要
・MPSの世界の研究動向
・MPSの日本での製品化の取り組み
・MPSの社会実装に向けた課題
セミナープログラム
1.1 マイクロ流体デバイスの歴史
1.2 マイクロ流体デバイス技術の概要
1.3 マイクロ流体デバイスの作製技術
1.4 マイクロ流体デバイスの細胞培養への応用
2.MPSの研究事例
2.1 研究背景と概念
2.2 世界の研究動向
2.3 日本の研究動向
3.MPSの実用化について
3.1 MPS企業の紹介
3.2 実用化に向けた課題
4.具体的な研究例紹介
4.1 Kidney-on-a-chip
4.2 Gut-on-a-chip
4.3 多臓器システム
5.まとめ
〔質疑応答〕
セミナー講師
【主なご経歴】
2007年9月:東京大学大学院工学系研究科 博士課程修了 博士(工学)
2007年10月 – 2009年3月:東京大学生産技術研究所 特任研究員
2009年4月 – 2012年3月:東京大学生産技術研究所 特任助教
2012年4月 – 2015年3月:東海大学工学部 専任講師
2015年4月 – 2022年3月:東海大学工学部 准教授
2022年4月 – 現在:(兼任)東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター 教授
2022年4月 – 現在:(兼任)東海大学工学部 教授
2012年4月 – 現在:(兼任)東京大学生産技術研究所 研究員
2016年9月 – 2017年3月:(兼任)東京大学大学院工学研究科 非常勤講師
2017年4月 – 2018年3月:University of California, Los Angeles(UCLA), David Geffen School of Medicine, Visiting Scientist
【主なご研究・ご業務】
マイクロ流体システムをバイオ・医療・創薬・エネルギー・環境分野に応用する研究に従事。特にMPSの実用化研究を産学官連携で推進している。
【業界での関連活動】
・日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門分野連携委員会 幹事
・日本動物実験代替法学会:代議委員
・International MPS Society:Scientific Advisory Committee
ほか。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-Mail案内登録価格 35,640円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講、配布資料などについて
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
- 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
- セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
・Live配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
・アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
その他注意事項
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 ナノマイクロシステム ナノ構造化学
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 ナノマイクロシステム ナノ構造化学関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカとタイヤ、添加剤ホワイトカーボンとは、わかりやすく解説
【目次】 1. タイヤとシリカ タイヤは、自動車はもとより自転車、バイク、飛行機、鉄道にも使われていて、みなさんの生活には無くては... -
シリカ、シリコン、シリコーンの違いをわかりやすく解説
シリカ、シリコン、シリコーンこの単語、みなさんの生活の中で聞いたことがあるかと思います。みなさんは、この3つの違いがわかりますか?実は... -
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ...