他社特許の分析方法と自社特許強化への活かし方
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 知的財産マネジメント |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区産業会館 |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
競合企業の特許分析で注目すべき観点は?
他社特許の分析を踏まえて自社の特許を如何にして強化すればよいのか?
事例を基に詳解!
講師
(株)K&Fマネジメント 知的財産担当 栗原 健一 氏
元 国立研究開発法人産業技術総合研究所 技術専門職(知財担当)
(株)リコー他で知的財産業務を約40年。発明発掘から、出願、権利化、契約交渉、国内外での特許訴訟、技術移転。東京高裁における特許侵害事件のクレーム解釈(均等論)判決を勝ちに導いた当事者。産総研で研究部門の研究成果を知財から支援する活動を約10年行なってきた。現在私の立ち上げてきた(株)K&Fマネジメントで知的財産を担当。これまでの特許マップに関する資料作成、講演多数あり。
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
研究・開発部門、事業部部門、知財部門等の実務担当者。
習得できる知識
・技術課題から他社の技術動向を分析する仕方
・競合企業が考えているコア重要特許の見分け方
・特許強化並びに特許網構築の仕方
・権利取得のポイント
・研究・開発部門、事業部部門における特許業務の重要性
趣旨
激化する技術開発競争を勝ち抜くためには、競合企業の特許の動向、分析はかかせません。特に外国の競合企業からの訴訟リスクを回避して、事業を構築することが、ますます重要になってきております。しかし、競合企業の多くの特許の中から訴訟リスクとなるであろう特許を抽出することは重要ありながら、十分に実施できているとは言いがたいのが実情ではないでしょうか。
このセミナーでは、最近の注目事案を基に競合企業の特許分析を行なうに際して、注目すべき特許分析の観点を説明します。さらに、他社特許の分析を踏まえて自社の特許を如何にして強化すればよいのかを事例を基に説明します。
プログラム
1.技術課題から競合企業の技術動向を分析する
(1)分析手法について
(2)分析に必要な特許の基礎知識
(3)時系列による「技術課題と解決手段」マップとは
(4)技術課題を中心とした時系列特許マップの作成
―実習を含むー
(5)「技術課題及び解決手段」時系列特許マップから
競合企業の開発動向並びにコア出願をつかむ
(6)事例紹介
2.競合企業が考えている出願戦略を「技術課題及び解決手段」時系列特許マップから読み取る
(1)競合企業の出願戦略の読み取り方
(2)競合企業のコアと考えられる特許出願のウオッチング
(3)事例紹介
3.特許権強化の仕方
(1)特許権の強化とは
(2)他社製品の動向を常にウオッチングする
(3)特許明細書のレビュ-を十分に行なう
(4)特許権の強み・弱みを知る
(5)請求項の補正の重要性を知る
(6)商品コンセプトの権利化を如何に図るか
(7)事例紹介
4.特許網構築の仕方
(1)特許網の構築とは
(2)特許網の構築の必要性について
(3)技術課題を中心として展開を図る
(4)事業展開を保護する特許網構築とは
(5)競合他社の参入を防ぐ特許網構築とは
(6)事例紹介
5.研究・開発部門、事業部部門における特許業務の重要性
(1)研究・開発部門、事業部部門の知財力の強化を図る
(2)部門間を束ねる人材とその育成の図る
(3)外国出願のコスト低減を図る
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 特許,競合,他社,分析,自社,パテント,強化,戦略,特許権,知財,研修,講座,セミナー