【2030年の成長ビジネスを見据えた新規事業・新商品開発】
〜時代の主役、成長ビジネスの読み解き方を探る〜 

開催日 2024年 1月17日(水)

セミナー趣旨

早いもので、2024年に突入です。世界情勢も国内情勢も引き続き、不透明な状況が続いていますが、確実に時は進み、時代は変化していきます。世界各地で新たなビジネスが誕生し、注目すべき事象が数多く登場してきています。スタートアップトレンドにも変化が見られます。特に注目しておきたいのは、今後確実に到来する業界再編の予兆ともいうべき、異例の事業提携やM&Aの動きでしょう。2024年はさらに本格化すると睨んでいます。

2023年は「生成AI」がビジネスシーンや生活に浸透し始めた1年となりました。間違いなく、その動きは加速していきます。テクノロジーの進化は確実な未来の1つであり、2024年以降も生成AIをはじめとしたいくつものテクノロジートレンドが浮かび上がってきます(詳しくは当日お話しします)。そして、実はこれからのビジネスパーソンにとって重要なことは、「業界再編の読み解き」ではないかと考えます。業界再編は「時代の主役」を変えていきます。シナリオをいくつか想定しながら、社会像の変化、ビジネスシーンの変化、企業像の変化、消費者像の変化を読み解いていく流れになるのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、2030年以降をも見据えながら、新規事業・新商品開発の観点から未来のビジネスチャンスをどう捉えていくかについて、できる限りお伝えしたいと考えております。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)にも、様々なビジネスに関する調査依頼が日々寄せられていますが、もはや「業界の枠」を完全に突破した案件が増加の一途を辿っており、今後の競争環境のし烈さを予感させます。

有力投資家や世界を動かす企業の動き等をウオッチしていても、まさに2024年は「勝負の年」だと強く感じます。大企業からスタートアップに至るまで、新たなビジネス探索活動にまさに虎視眈々です。もはや異種格闘技戦の様相すら呈しています。従来の産業構造を破壊するスタートアップや日本版ディスラプター(業界破壊者)登場の足音も既に聞こえてきています…。

新規事業・新サービス創出のためには、より「視野」を拡げ、「視点」を変え、ビジネスチャンスをつかみ取る必要があります。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社の新規事業に思いを巡らせる。未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。「未来を考える力」のレベル感が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。

長年に渡り、数多くの企業において、情報収集・利活用ノウハウを基軸に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、新規事業・新商品開発を意識した情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なビジネストレンド解説、そして今回の重要ポイントである「業界再編・異業種提携」時代を見越したビジネスチャンスの探索手法について解説いたします。ICT関連のお客様はもちろんですが、新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。

講義のポイント
・今回も業種業界問わず、新規事業や新商品開発責任者・担当者が把握しておきたい「成長産業」探索につながるビジネス情報収集・利活用ノウハウをふんだんにお届けいたします。
・今回のテーマはズバリ「業界再編の読み解き」から考えるビジネスチャンス探索、です。
・2024年は異業種提携、異例の提携がビジネスシーンに拡がる年になると予想します。2023年後半は既にそのような動きの萌芽が各所で散見されました。新年にあたり、今後見逃せないこのトレンドに深く切り込んでみたいと思います。
・2023年もアフターコロナを見据えた各社の取り組み、経済安全保障をキーワードとしたビジネスの枠の拡がり、規制緩和を睨んだ新規事業アイデアの創出等々、「次への取組み」はより本格化しています。
・そして投資家の注目トレンドに見る意外なビジネスの萌芽の発見等々、時代は確実に動いています。
・2023年も「成長ビジネス×新規事業」を基軸とした事業探索トレンドは留まるところを知りません。各社大変熱心に取り組まれています。
・5年後10年後のビジネスを見通すためには成長産業探索だけでは十分ではありません。未来を先読みする目線を大切にしながら、業界の枠を超え、他社の先を行く事業プランを描いていく必要があります。業界再編時代にはなおさらです。
・本セミナーでは、2024年以降の取組みに向けて、今後の新たなビジネスの狙い目、そして中長期視点でこれから注目しておきたい様々なビジネス、さらには意外な注目ビジネスをご紹介しながら、新年にふさわしく刺激的な内容でお届けしたいと考えています。
・大切なことは、常に未来を意識し、自身で未来を構想/創造していくことです。顧客も未来に対する明確な答えを持たないこの時代、「未来の絵姿」を見せることができる企業こそ、勝ち組になっていくと予想します。
・意外に学ぶ機会がない「ビジネスで成功するための情報収集手法」についても、見ておくべき情報源の解説も含め、最新情報満載でお届けいたします。
・もちろん、ChatGPTをはじめとした生成AI関連サービスを活用した情報収集・活用手法についても解説いたします。

セミナープログラム

1.未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
 ・2023年の注目調査トレンドを振り返る
 ・2024年以降の注目テーマを模索する
 ・順当な傾向そして意外な傾向とは…未来を読むための視点
 ・確実に来る未来とは
 ・2025年そして2030年2040年のビジネスキーワードとは…
2.新規事業・新商品開発のためのビジネス情報収集手法
 ・一次情報と二次情報の重要性を知る
 ・情報収集には意外に学ぶ機会がない確固たるセオリーが存在する
 ・情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)   
 ・生成AIの活用ポイント
 ・BtoB、BtoC、BtoBtoC、製造業、サービス業それぞれの視点
3.情報収集ケーススタディ〜情報収集・活用の視点
 ・グリーン&デジタル分野
 ・ヘルスケア&長寿対応分野
 ・モビリティ&スマートシティ分野
 ・メタバースビジネス
 ・宇宙関連ビジネス
 ・物流関連ビジネス
 ・フードテック、アグリテック
 ・シェアリング、サブスク関連ビジネス
 ・災害対策関連ビジネス
 ・知っておきたい意外な成長ビジネス分野(当日発表)
4.新規事業・新商品開発責任者/担当者が知っておきたい業界再編・異業種提携の読み解き方
 ・業界再編、異業種提携関連ニュースに敏感になる、例えば…
 ・掛け算の方向性を「妄想」してみる
 ・ICTはすべてのビジネスに関わる、ということは…
 ・「妄想M&A」のススメ
 ・業界再編、異業種提携時代に強い企業の特徴とは
 ・未来を見せてくれる業界を知る
 ・異業種の変化を読み解くための考え方〜知らない業界をなくす努力の重要性 
 ・もはや単独で戦う時代ではない…
 ・敏腕担当者が行っていること
5.10年後を見据える視点の育て方
 ・多忙なビジネスパーソンもこれだけは押さえておきたい「流れ」
 ・需要と供給のギャップ探索のススメ
 ・未来の進化を「螺旋状」で考えてみる
 ・ビジネスを変化させるトリガーとは
 ・情報を結びつけて「次」を考え、さらにその「次」を妄想する
 ・投資家の動きを知る、投資家の信頼を得ている企業を知る!今最も注目すべきは…
 ・有望ビジネスを読み解く視点と注目ポイント
6.2030年の成長ビジネスを見据えて今知っておきたい最新ビジネス情報源のご紹介
 ・新規事業責任者/担当者が今最も読んでおきたい必読書
 ・必見のテック系サイトとは
 ・バリューが高いお勧め会員制メルマガ、会員制ニュースソース
 ・新規事業担当者向け国内・海外のWebサイト、商用データベース、ニュースアプリ
 ・国内、海外の注目データベース、URL、YouTube

セミナー講師

(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 エグゼクティブ・フェロー
菊池 健司(きくち けんじ) 氏

1990年 日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。MDBは、2023年8月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供業務に長年携わる。現在は、リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の支援を中心に、情報収集・活用手法のセミナー・研修、未来予測・未来ライフスタイル、特定ビジネスに関する将来トレンド解説、未来人材育成(役員研修〜新人研修まで広く)等を実施しており、日々顧客の未来づくりに伴走している。2021年6月より、ラジオNIKKEI「ソウミラ〜相対的未来情報発信番組」(毎週木曜日12:00〜)にレギュラー出演中。(URL: http://www.radionikkei.jp/soumira/

主な講師歴は、【MDB会員向けセミナー】MDB情報活用力養成講座(スタートアップから紐解くビジネスの未来、未来を読む視点、5年後10年後のビジネスチャンス、新規事業リーダーのために情報収集活用手法等)、「未来を見据えるための情報収集手法と発想法」「新規事業・新商品開発における情報収集手法」他多数。【業界団体】機能性フィルム研究会、日本製薬情報協議会、九州経済調査協会、日本私立大学連盟、ビジネス支援図書館協議会、専門図書館協議会、情報科学技術協会他。【その他】日経ビジネス、日本経済新聞社、東洋経済新報社、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、新社会システム総合研究所、R&D支援センター、技術情報協会、東京都新サービス創出スクール、静岡市産学交流センター他多数。

著書・論文に 「今週の読まぬは損」(日本能率協会マネジメントセンター J.H.倶楽部連載中)(URL: https://jhclub.jmam.co.jp/series/index.html)「未来予測による研究開発テーマの決め方」「SDGsの経営・事業戦略への導入と研究開発テーマの発掘、進め方」(技術情報協会)「Learning Design」(日本能率協会マネジメントセンター)※書籍に学ぶビジネストレンド他多数。

セミナー受講料

1名につき 34,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

●受講者全員に、
「2030年の成長ビジネスを見据えて今知っておきたい最新ビジネス情報源リスト」を進呈

収録時間 3時間36分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

34,100円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

事業戦略   マーケティング   技術マネジメント総合

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