~ 感光性レジスト、リソグラフィー工程、レジストの基本原理・特性、材料設計 ~

■レジスト製造の基礎知識、材料設計指、使用の留意点
■ノボラック系ポジ型レジスト、化学増幅型レジスト
■リソグラフィープロセス、レジストプロセス

・レジスト、リソグラフィー、ノボラック系ポジ型レジスト、レジスト現像アナライザ(RDA)、化学増幅ポジ型レジスト、ベース樹脂、溶解抑制剤、酸発生剤、i線厚膜レジスト、、、
・ノボラック系ポジ型レジスト、及び化学増幅系3成分 (ベース樹脂、溶解抑制剤、酸発生剤) ポジ型レジストのそれぞれの化学成分とレジスト特性との関係
・デバイスメーカーの視点からレジスト評価法の具体的な手法も解説
 レジストの材料、プロセスに携わる方々は是非!

 

日時

【Live配信】 2024年5月28日(火)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年6月11日(火)  まで受付(視聴期間:6/11~6/24)
  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

セミナー趣旨

半導体用レジスト技術の基礎から解説し、特にレジスト材料 (感光性樹脂) ・プロセス、ノボラック系ポジ型レジスト、及び化学増幅系3成分 (ベース樹脂、溶解抑制剤、酸発生剤) ポジ型レジストのそれぞれの化学成分とレジスト特性との関係について解説します。
半導体、LCD等の電子デバイス製造では、成膜、パターン作製 (レジスト塗布、露光、現像) 、エッチング、レジスト剥離、洗浄等のプロセスを複数回繰り返すことにより、基板上に微細素子がパターンニングされたトランジスタが形成される。これらの工程はリソグラフィー工程と呼ばれ、おおよそ20回から30回繰り返されることになる。
本講演では、特にレジスト材料 (感光性樹脂) ・プロセスについて解説するとともに、ノボラック系ポジ型レジスト、及び化学増幅系3成分 (ベース樹脂、溶解抑制剤、酸発生剤) ポジ型レジストのそれぞれの化学成分とレジスト特性との関係について解説する。また、元デバイスメーカーにいた者の視線で、レジストメーカーに原料を提供する素材メーカーにおけるレジスト評価法の具体的な手法について丁寧に解説したい。

受講対象・レベル

・レジスト材料・プロセスの研究や開発に関わる方
・半導体、ディスプレイ、MEMSなどのデバイス開発、製造、販売に携わる方
・レジストメーカー、およびレジストメーカーに原料を提供する素材メーカーの方

習得できる知識

・レジストを製造するための基礎知識、材料設計指針
・レジストを使用する際の留意事項
・リソグラフィープロセスについて
・素材メーカー、レジストメーカーとしてのデバイスメーカー対応能力
・レジスト材料(ノボラック系ポジ型レジスト、化学増幅型レジスト)
・レジストプロセスについて

セミナープログラム

1.感光性レジストの基礎とリソグラフィー工程の解説
 1.1.感光性レジストとは?
 1.2.リソグラフィーについて
 1.3.フォトレジストの塗布、露光、露光後ベーク (PEB) 、現像工程の概要

2.レジスト設計の変遷とその作用メカニズム
 2.1.半導体・電子デバイスの進化とレジスト設計の変遷
 2.2.レジストの基本原理
 2.3.レジストの現像特性

3.ノボラック系ポジ型レジストの材料設計
 3.1.レジスト現像アナライザ (RDA) を用いた現像特性評価
 3.2.ノボラック系ポジ型レジストの分子量とレジスト特性の関係
 3.3.ノボラック系ポジ型レジストのプリベーク温度を変えたレジスト特性評価
 3.4.PACのエステル化率を変化させたノボラック系ポジ型レジストのレジスト特性
 3.5.ノボラック系ポジ型レジストの現像温度とレジスト特性との関係

4.化学増幅ポジ型レジストの材料設計
 4.1.化学増幅ポジ型3成分レジストのベース樹脂とレジスト特性
   ・ベース樹脂
   ・溶解抑制剤
   ・酸発生剤
 4.2.化学増幅ポジ型3成分レジストの溶解抑制剤とレジスト特性
 4.3.化学増幅ポジ型3成分レジストの酸発生剤とレジスト特性
 4.4.EUVレジストへの展開
 4.5.i線厚膜レジストへの展開

□質疑応答

セミナー講師

大阪公立大学 学長特別補佐
大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 化学バイオ工学分野 高分子化学研究グループ 教授
博士(工学) 堀邊 英夫 氏
略歴
1981年4月 京都大学 工学部 合成化学科 入学
1985年3月 京都大学 工学部 合成化学科 卒業
1985年4月 三菱電機 株式会社 入社 (研究員、主任研究員、主席研究員を歴任)
2003年3月 三菱電機 株式会社 退職
2003年4月 高知工業高等専門学校 物質工学科 助教授
2007年4月 金沢工業大学 バイオ・化学部応用化学科 教授
2013年10月~2022年3月 大阪市立大学 大学院 工学研究科 化学生物系専攻 教授
2014年4月~2017年3月 大阪市立大学 産学官連携推進本部 新産業創生研究センター 所長
2017年4月~2018年3月 大阪市立大学 大学院 工学研究科 化学生物系専攻 専攻長
2022年 大阪公立大学大学院工学研究科物質化学生命系専攻 教授 (現在に至る)
2022年 大阪公立大学 学長特別補佐 (現在に至る)
2007年4月 大阪大学 招聘教授 (兼) (現在に至る)
2015年4月~2016年3月 東北大学 客員教授 (兼)
2016年~2022年 兵庫県立大学 客員教授 (兼)
2016年~2019年 大阪工業大学 客員教授 (兼)
2017年 高知工科大学 客員教授 (兼) (現在に至る)
2017年 金沢大学 客員教授 (兼) (現在に至る)
2018年~2022年 東京農工大学 客員教授 (兼)
2021年 東北大学 特任教授 (兼) (現在に至る)
2021年~2022年 広島大学 客員教授 (兼)

専門
高分子物性(フィラー分散高分子の電気特性、PVDFの結晶構造制御、レジスト材料・プロセス、活性種とポリマーとの反応性)

研究内容
感光性樹脂、PVDF、オゾン、イオンビーム、ultra-fine processing technology、resist、PVDF/PMMA、PVDF/PMMA、PVDF、Polymer Composites Filled with Electrical Filler、polymer chemistry、lithography、ion beam、atomic hydrogen

セミナー受講料

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※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


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10:30

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55,000円(税込)/人

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開催場所

全国

主催者

キーワード

半導体技術   電子材料   高分子・樹脂材料

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