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★2024年4月18日WEBオンライン開講。【講師:産業技術総合研究所・上級主任研究員の穂積氏】 表面化学、薄膜工学、材料プロセス工学の専門家が撥水・撥油処理の設計指針について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★基礎知識の修得から国内外の最新の研究開発動向までを分かりやすく解説!
★フッ素フリーな撥水・撥油表面を実例を挙げながら解説します!
■当講演の注意点
製本テキストを郵送致しますので、電子テキストダウンロード不可となります。
4/12・正午以後のお申し込みは、講演後のお届けになる可能性がありますのでご了承ください。
セミナー趣旨
■本セミナーの主題および状況
撥水剤は建材や繊維などにおいて必要不可欠であることから、今後も海外市場を含めた需要の拡大が見込まれています。また、フッ素化合物への規制が更に厳しくなると予想されるため、より優れた撥水性を実現するための技術向上が必要です。
これまで固体表面のぬれ性(撥水・撥油性)は、静的な(見かけの)接触角の大小で評価されてきました。しかし静的な接触角が同じでも表面状態によって、液滴は異なった動的挙動を示します。
本セミナーでは固体表面のぬれ性をいかに制御し、どう評価するかについての基礎知識の修得を目指します。また、国内外の最新の研究開発動向と、滑落性(特に油)に優れたフッ素フリーな撥水・撥油表面を得るための設計指針について、実例を挙げながら分かりやすく詳細に解説します。
■本講座の注目ポイント
①実用的な撥水・撥油処理に関する基礎知識
②ぬれ性評価の正しい知識
③最新の国内外の研究開発動向
【講演キーワード】
フッ素フリー、撥水・撥油性、静的/動的接触角、接触角ヒステリシス、滑落性
セミナープログラム
1.はじめに
1-1.Youngの式(ぬれの基本式)
1-2.表面張力の定義
1-3.表面自由エネルギー
1-4.CassieとWenzelの式(凹凸表面、複合表面におけるぬれ)
1-5.CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
1-6.既存理論を否定する研究事例
1-7.3相接触線の重要性
1-8.これまでのぬれ性評価法とその問題点
1-9.静的接触角について
2.動的ぬれ性と測定・制御方法
2-1.動的ぬれ性とは?
2-2.動的ぬれ性制御の重要性
2-3.動的接触角と測定方法
2-4.接触角ヒステリシスとは?
2-5.自然界における高/低接触角ヒステリシス表面
2-6.接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
2-7.接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
2-8.接触角ヒステリシスと滑落性の関係
3.超撥水/超撥油処理の研究開発動向
3-1.バイオミメティクス(生物模倣技術)を利用した超撥水/超撥油処理
3-2.超撥水/超撥油性を得るための指針
3-3.これまでの超撥水/超撥油表面の問題点・課題
3-4.最新の超撥水/超撥油性の定義
3-5.超撥水/超撥油処理の研究開発動向
3-6.自己修復型超撥水/超撥油材料の研究開発動向
4.フッ素フリー撥水/撥油表面を作製するための指針と実例
4-1.フッ素フリー撥水/撥油表面を作製するための指針
4-2. 国内外の研究開発動向
4-3.有機シラン単分子を利用した方法とその特徴
4-4.PDMSポリマーブラシを利用した方法とその特徴
4-5.有機-無機ハイブリッド皮膜を利用した方法とその特徴
4-6.離しょうゲル皮膜を利用した方法とその特徴
5.最近のトピックス、まとめ、質疑応答
セミナー講師
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門/上級主任研究員 博士(工学) 穂積 篤 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
45,100円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
薄膜、表面、界面技術 化学反応・プロセス 塗装・コーティング
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開催日時
13:30 ~
受講料
45,100円(税込)/人
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※銀行振込
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キーワード
薄膜、表面、界面技術 化学反応・プロセス 塗装・コーティング関連セミナー
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