以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
-
廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向
全国49,5002024-05-20
★2024年4月11日WEBオンライン開講。山形大学 高山氏からプラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向・アップグレードリサイクル技術のテーマをもとに解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★プラスチック廃棄物の現状を知り、今後待ち受けている課題を講師の視点から考察。
★課題に関してプラスチック物性の観点から考察、講師らが実際に検討している成果を踏まえながらその解決方策を解説。
★プラスチック系複合材料の基礎知識、メカニカルリサイクルに関する検討事項などを解説。
セミナー趣旨
マイクロプラスチックが海洋へ流れ込み生態系を脅かそうとしている現状では、プラスチックの立ち位置は「軽い・錆びない・安い」便利な材料からその特徴のために「環境を汚染する」問題を抱えた材料へ移りつつあります。ただし、情勢が変わろうともプラスチックが便利なことに変わりはなく、今後は生活の質を損なうことなく、環境に寄り添った方針で向き合っていく必要があります。
本セミナーでは、プラスチック廃棄物の現状を知り、今後待ち受けている課題を講師の視点から挙げます。挙げた課題に関して、プラスチック物性の観点から考察し、講師らが実際に検討している成果を踏まえながらその解決方策を解説します。
【キーワード】
マテリアルリサイクル、プラスチック、アップグレーディング、容器包装材
【講演者のPRポイント】
高分子複合材料やポリマーブレンドの強度、弾性率や耐衝撃性などの力学特性に関するモデル化を行い、構築したモデルを用いて力学特性の最適化設計を行っている。
習得できる知識
・プラスチック廃棄物の現状と近未来に待ち構えている問題
・マテリアルリサイクルの基本的な考え方と技術
・今後のプラスチック系複合材料に要求される特性
セミナープログラム
1.プラスチック廃棄物の現状を知る
1.1 プラスチック廃棄物とは
1.2 日本はリサイクル率が高い?!
1.3 容器包装材のリサイクル
1.4 自動車部品のリサイクル
1.5 今後待ち受けている課題と要求される材料物性
2.プラスチック系複合材料の改質技術
2.1 ポリマーブレンド
2.1.1 エラストマー分散による強靭化
2.1.2 硬質ポリマー分散による延性化
2.1.3 反応相容化
2.2 無機繊維強化
2.2.1 複合則
2.2.2 強度発現機構
2.2.3 衝撃吸収特性
3.メカニカルリサイクルに関する検討
3.1 メカニカルリサイクルの困難さ
3.1.1 製品であったこと
3.1.2 組成が簡単にわからない
3.1.3 安く作れないと使ってもらえない
3.1.4 より良くないと魅力半減
3.2 検討しているリサイクル方策
3.2.1 従来のメカニカルリサイクル手法
3.2.2 アップグレードリサイクル
3.2.2.1 ドライブレンディング
3.2.2.2 2次処理
3.2.3 有機繊維強化
3.2.3.1 無機繊維との相違点
4.終わりに
□ 質疑応答 □
セミナー講師
国立大学法人 山形大学 大学院有機材料システム研究科/准教授 高山 哲生 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
関連セミナー
もっと見る-
廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向
全国49,5002024-05-20
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
ポリカーボネートとは?強度や加工性・難燃性は?アクリルとの違いも解説
ポリカーボネートは透明性が高く丈夫なプラスチック材料で、日用品をはじめ各種工業製品に幅広く使われており、私たちの生活に... -
ドローン用水素タンク:筆者のセミナー紹介 水素エネルギー社会(その13)
トヨタ自動車出身で海外メーカ勤務の国際感覚豊富な筆者が、水素エネルギー社会関連のレポートを連載で解説します。今回は、帝人のドローン搭載... -