スプレードライ(噴霧乾燥)の基本原理、運転管理と実用総合知識

~ 狙った製品を生産・製造するためにスプレードライヤへの理解を深める ~

■スプレードライヤの仕組み、メリット
■用途・対象物に応じた最適な装置選定
■構成機器の知識、運転操作と管理、トラブル対策
■スケールアップの考え方、方法、指針

基本から運転操作、トラブル対策、スケールアップ等の実務に直結するユーザー必聴の内容
少量多品種等の製品を生産するための噴霧乾燥の原理と仕組み、装置、プロセス、条件の理解と最適化
スプレードライ・微粒化で出来ること、出来そうなこと、メリット、デメリット、、、
微粒化方式(各種ノズル、各種ディスク)の特色、対象物に最適な装置・方法の選択

 

日時

【Live配信】 2024年4月26日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年5月14日(火)  まで受付(視聴期間:5/14~5/27)
  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

セミナー趣旨

スプレードライヤの特色や基本原理に重点を置いて解説します。希望する製品を生産するためにはスプレードライヤについて理解を深めることが重要です。特に微粒化方式(各種ノズル、各種ディスク)についてはそれぞれ特色があり、対象物による最適な装置や方法について解説します。また、様々なトラブルに関する対応方針について実例を交えて紹介し、さらに各種スプレードライヤの応用技術を紹介します。

習得できる知識

・スプレードライヤの基本的原理、仕組み
・スプレードライヤの構成機器に関する知識
・スプレードライヤの最適な使用方法

セミナープログラム

1.噴霧乾燥の基本原理
 1.1 スプレードライヤの特長
  ・スプレードライヤの適用分野
  ・乾燥と造粒
  ・スプレードライの工程
  ・スプレードライヤの概要
  ・スプレードライヤを用いた粉体製造のメリット
 1.2 スプレードライヤの製品
  ・各種製品例
 1.3 微粒化の利点
 1.4 スプレードライ粒子の乾燥過程
  ・恒(定)率乾燥と減率乾燥

2.スプレードライヤの微粒化機器
 2.1 微粒化機器の特長と選定方法
  ・微粒化装置(アトマイザ)の各種方式とその比較
  ・各種微粒化装置の処理量 vs 粒子径
 2.2 回転円盤
  ・各種噴霧微粒化ディスクの特長
  ・回転円盤(ディスク)式アトマイザ
 2.3 圧力ノズル
 2.4 二流体ノズル
  ・二流体ノズルの構造、特長・留意点
 2.5 その他の微粒化機器
  2.5.1 加圧二流体ノズル
   ・加圧二流体ノズルのねらい
   ・加圧二流体ノズルの噴霧特性の例
  2.5.2 TJノズル、RJノズル、四流体ノズル
   ・TJノズル、RJノズルの特長
   ・TJノズル、RJノズルの構造、微粒化機構

3.スプレードライヤの計画
 3.1 スプレードライヤの熱収支及び物質収支計算
 3.2 スプレードライヤ本体・付帯設備の検討
  ・スプレードライヤ設計における注意点
  ・並流型
  ・向流型
  ・並向流型
 3.3 乾燥テストとその評価
  ・乾燥テストとその評価方法の基本的な考え方

4.スプレードライヤの運転操作
  ・乾燥条件と製品に与える影響 ‐出入口温度と風の流れ‐
  ・噴霧乾燥による液滴の形状変化
 4.1 製品粒子径のコントロール
  4.1.1 回転円盤の場合
   ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
  4.1.2 加圧ノズルの場合
   ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
  4.1.3 二流体ノズルの場合
   ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
 4.2 製品水分
   ・製品水分のコントロール指針と留意点
 4.3 嵩密度
   ・製品嵩密度のコントロール指針と留意点
 4.4 スプレードライヤの造粒について
 4.5 トラブル対策
 4.6 装置運転・製品評価についての注意点

5.スプレードライヤのスケールアップ
 5.1 スプレードライヤにおけるスケールアップの考え方
 5.2 回転円盤方式におけるスケールアップの考え方
 5.3 スケールアップ時の問題点

6.スプレードライヤの応用・関連技術
 6.1 流動造粒スプレードライヤ
 6.2 クローズドスプレードライヤ
 6.3 スプレーバッグドライヤ
 6.4 マイクロカプセル

□質疑応答□

セミナー講師

大川原化工機(株) 開発部 部長 根本 源太郎 氏
略歴
1996年  大川原化工機入社 営業試験部門に配属
1997年~ 排ガス冷却塔の開発・設計
2005年~ 過熱水蒸気乾燥装置、噴霧熱分解装置、ハイパルコンなどの開発・設計
専門
スプレードライヤおよび関連装置の開発

セミナー受講料

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配布資料
PDFテキスト(印刷可・編集不可)

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※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


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10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   生産工学

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