
溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際
~様々な樹脂・ポリマーのフィルム成形を可能にする
製膜技術の基礎と処方・加工プロセス、設備・トラブル対策~
■フィルム成形に関する全般知識
■溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容
■PET・TACに代表されるフィルム製膜・延伸工程の技術
PETおよびTACを中心とした工業用プラスチックフィルムの製造方法
代表的なフィルム成形方法である溶融製膜方法および溶液製膜方法について、
その製膜の原理や設備の内容、技術の特徴や製造での注意点をやさしく解説
機械特性を高めるためのフィルム延伸技術、光学特性を維持するための流延技術等のキー技術も解説
重合、溶融製膜と溶液製膜の違い・比較、延伸、広幅化・高速化・極薄化、、、、
日時
【Live配信】 2024年4月22日(月) 13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2024年5月9日(木) まで受付(視聴期間:5/9~5/22)
受講可能な形式【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
セミナー趣旨
受講対象・レベル
・フィルム製造技術を担当している技術者、研究者
・フィルム成形に関心のある方、学びたい方
習得できる知識
・フィルム成形に関する全般知識
・溶融製膜、溶液製膜に関する基礎/実践知識
セミナープログラム
1-1 工業用樹脂フィルムの重要ポイント
1-2 各種フィルム材料
1-2-1 全般
1-2-2 主要材料(PE、PET、PP、PVC)
1-2-3 その他
1-3 フィルムの用途
1-3-1 全般
1-3-2 光学系フィルム
2.フィルム成形技術の概要
2-1 工程全般
2-2 重合
2-3 溶融製膜と溶液製膜の違い・比較
2-4 延伸
2-4-1 延伸による特性変化
2-4-2 延伸の分類・比較
2-4-3 1軸延伸
2-4-4 同時2軸
2-4-5 逐次2軸
2-4-6 広幅化・高速化・極薄化
2-5 耳スリット
3.溶融製膜技術
3-1 全般と特徴
3-2 重合技術
3-3 押出技術
3-3-1 押出機
3-3-2 スクリュー
3-3-3 Tダイ
3-3-4 流動に関する課題
3-3-5 膜厚制御
3-3-6 多層押出
3-4 縦延伸技術
3-5 横延伸技術
3-5-1 設備の特徴
3-5-2 条件設定
3-6 延伸の作用
3-6-1 分子配向とひずみ
3-6-2 ボーイング現象
3-6-3 特性変化(平滑化、強度など)
3-7 インラインコート
3-7-1 目的・用途
3-7-2 コーティング方式
3-8 トラブル事例と対策
3-9 特許から見た技術動向
補足1:インフレーションフィルム成形
補足2:PETボトル製造
補足3:リサイクル技術
4.溶液製膜
4-1 全般と特徴
4-2 TACフィルムの特徴
4-3 ドープ工程
4-4 流延工程と方式
4-4-1 流延ダイ
4-4-2 ドラム方式とその特徴
4-4-3 ドラム方式の課題
4-4-4 バンド方式とその特徴
4-4-5 バンド方式の課題
4-5 その他周辺技術
4-6 トラブル事例と対策
4-7 特許から見た技術動向
5.技術まとめ
□質疑応答
セミナー講師
※元富士フイルム(株)
略歴
2018年半ばまで、富士フイルム株式会社に所属し、フィルム製造を中心とした生産技術開発に関わり、生産性向上、品質安定化、コストダウンなどに従事。在籍中に、米国ミネソタ州立大学にて塗布流動の研究、海外メーカでの製造立ち上げ、新規製造技術の開発、九州大学など多数の大学との共同研究、写真/印刷・電子/光学・医療等の分野における新商品開発などを経験。同社を早期退職後、技術アドバイザーや技術顧問として、これまで10社以上にて製造技術の支援を行ない、現在に至る。
専門
フィルム成形、コーティング、ラミネーティング、インプリンティング
研究内容
革新技術を活用したものづくり、新商品開発、知財戦略
セミナー受講料
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※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
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※他の割引は併用できません。
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