《会場受講限定！》サステナビリティ開示ワークショップ ～ツールを用いたSASBスタンダードの参照・検討～【会場】

セミナー趣旨

有価証券報告書のサステナビリティ情報について、何を開示すべきかに悩まれたこともあるでしょう。統合報告書やサステナビリティ報告書をすでに開示していた場合でも、有価証券報告書に何を記載すべきかに迷われたかもしれません。

そのヒントが、2023年6月に国際サステナビリティ基準審議会（ISSB）から公表されたIFRSサステナビリティ開示基準にあります。サステナビリティ関連リスク・機会の識別にSASBスタンダードの参照・検討を要求しているからです。ここに投資家が求める「財務報告におけるサステナビリティ開示」が示されています。

これに対して、日本のサステナビリティ基準委員会（SSBJ）における審議の過程では、SASBスタンダードの参照・検討を義務付けるかどうかが論点となりました。ただし、これはデュープロセスの正当性が疑問視されたものであって、有効性までを否定するものではありません。

そこで、サステナビリティ開示内容の大枠を定めるために、講師開発ツールによりSASBスタンダードの参照・検討を行う「サステナビリティ開示ワークショップ」を開催します。まずはサステナビリティ開示基準の手順を解説し、その次に自社の置かれた状況に照らした検討に取り組んでいただきます。なお、進行の都合上、ワークショップへの参加は会場のみ、また、参加人数は最大8名となります。

的確なサステナビリティ開示を実施するために、このワークショップをご活用ください。

◇必ず ノートPC と 筆記用具 をご持参ください。（ワークに必要です）
◇本ワークショップでは、短時間で最大限に知見を増やすために、企業名を伏せたうえで 感想をシェアしあう相互学習を行います。

座学・独習されたい方向けのプログラムではありませんので、あらかじめご理解願います。

受講対象・レベル

財務報告の担当役員、有価証券報告書のサステナビリティ開示の作成部門、経営管理部門、経理部門など関連部門のご担当者様

セミナープログラム

Ⅰ　開示トピックの選び方
　・「開示トピックのスキャニング・シート」を使用した重要なサステナビリティ分野の選択ワーク

Ⅱ　SASBスタンダードの参照・検討
　・SASBスタンダードの取得ワーク
　・同業他社の開示調査ワーク
　・「開示情報のマテリアリティ判定シート」を使用した開示項目の選択ワーク

Ⅲ　今後の対応
　・「開示情報のマテリアリティ判定シート」を使用した現状分析ワーク


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。講義中のPCのご利用はお控えください。

セミナー講師

竹村純也公認会計士事務所　公認会計士　竹村純也 氏

財務報告の専門家。竹村純也公認会計士事務所 所長。
経営者の想いを伝えて財務報告の利用者との建設的な対話をより促していく「ダイアローグ・ディスクロージャー」を探究している。適正な財務諸表の作成のために、会計処理やその内部統制、不正リスク対応など、また、適切な財務報告の開示のために、サステナビリティ情報をはじめとした非財務情報の作成やそのガバナンス、KAMの活用などについて、情報発信やアドバイス、コンサルティングを行っている。
著書に、『すぐに使える 後発事象の会計・開示実務』『税効果会計における 繰延税金資産の回収可能性の実務〈全面改訂版〉』（以上、中央経済社）、『ダイアローグ・ディスクロージャー －KAMを利用して「経営者の有価証券報告書」へとシフトする－』『事例からみるKAMのポイントと実務解説： 有価証券報告書の記載を充実させる取り組み』（以上、同文舘出版）など多数。また、ブログ「ABCバンブー」でも情報発信している。

セミナー受講料

会員　27,500円（本体　25,000円） 一般　29,700円（本体　27,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。