
類似セミナーへのお申込みはこちら
★発電所や工業プロセスから発生する二酸化炭素を捕捉し、貯留する技術である、CCUS。
★二酸化炭素の大気中への放出・排出削減や有効利用する本技術にはどのようなものがあるか?
★カーボンニュートラルとその手段である再エネ、水素、CO2の回収・利用・貯留(CCUS)の役割および関係を包括的に解説!
★CCUSの技術内容と事業化の現状および将来を詳しくレクチャー!
セミナー趣旨
事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、環境管理部門および経営層の皆様を主対象に、カーボンニュートラルとその手段である再エネ、水素、CO2の回収・利用・貯留(CCUS)の役割および関係を包括的に解説した後、 CCUSの技術内容と事業化の現状および将来を詳しくレクチャーさせていただきます。
【講演キーワード】
カーボンニュートラル、二酸化炭素、CCUS、気候変動、地球温暖化、SDGs
【講演ポイント】
カーボンニュートラル社会の構図とそれを構成する手段である、再エネ、水素およびCCUSの各役割と相互関係を包括的に解説する。その上で、CO2の化学吸収法・物理吸着法・大気直接回収法(DAC)、CO2からのメタネーション・合成燃料製造・オレフィンなどの化学品合成、CO2吸収コンクリート、CO2の農業(光合成)への利用としてトマト栽培・きゅうり栽培・稲作での効果、CO2の大深度地下貯留、バイオ炭によるCO2の農地貯留など、CCUSの技術内容および事業展開の現状と将来、などを詳しく解説する。
習得できる知識
・カーボンニュートラル社会を実現する手段である、再エネ-水素-CCUSの役割と相互関係
・CO2の回収・利用・貯留の技術と事業展開に関する専門知識
セミナープログラム
1. 背景
1-1. CO2濃度推移と地球温暖化の現状
1-2. CO2排出量とエネルギー源構成
2. カーボンニュートラル社会を構成する再エネと水素およびCCUS
2-1. カーボンニュートラル社会の構図と再エネ-水素-CCUSの関係
2-2. 再エネの概要
2-3. 水素の概要
3. CCUS
3-1. CCUSとは?
3-2. ロードマップ
3-3. CO2の回収 (化学吸収法, 物理吸着法, 膜分離法, DAC法(固体吸着材))
3-4. CO2の利用 (メタネーション, 逆シフト反応-FT反応, メタノール合成, MTO・MTA・MTG,
DMC合成, カプセル触媒, 人工光合成, CO2吸収コンクリート, 農業)
3-5. CO2の貯留 (大深度地下貯留, バイオ炭)
4.提言
セミナー講師
横山技術事務所 代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所) 工学博士 横山 直樹 氏
【経歴】
<学歴>
■1981.3. 東北大学 工学部 応用化学科 卒業
■2007.3. 工学博士 岐阜大学大学院 工学研究科 物質工学専攻
<職歴>
■1981.4~2018.3. 新日鉄住金化学㈱(現 日鉄ケミカル&マテリアル㈱)勤務、主に総合研究所に所属、塗料・粘着剤用樹脂(インデン系オリゴマー)、液晶ディスプレイ用材料(カラーフィルター用レジストインキ)、電子材料用エポキシ樹脂(半導体封止材用、プリント基板用)、複合材料用エポキシ樹脂(CFRP製水素タンク用)等の研究開発に従事
■2018.4.~2023.1. 日塗化学㈱と環境品質保証部長を嘱託契約
■2014.11.~現在 横山技術事務所を経営;技術コンサルティング・セミナー(材料化学、化学工学、環境・エネルギー、品質管理)、コーチング、太陽光発電事業、不動産賃貸事業
セミナー受講料
【1名の場合】22,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
受講料
22,000円(税込)/人
類似セミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
静電選別とは?リサイクルの切り札となる仕組み・原理を徹底解説
【目次】 現代社会が抱える深刻な課題の一つに、資源の枯渇と大量廃棄の問題があります。私たちの生活を豊かにする製品は、役目を終えると膨... -
地中熱とは?知られざる再生可能エネルギー「地中熱」の可能性を解説
【目次】 再生可能エネルギーと聞いて、太陽光や風力を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、私たちの足元、大地にもクリーンで安定したエ... -
アンモニア発電とは?CO2排出削減の切り札、次世代燃料の仕組みや課題を解説
【目次】 地球温暖化対策が喫緊の課題となる中、温室効果ガスの排出量削減は世界共通の目標です。特に発電分野におけるCO2排出量の多さは... -
グリーン水素とは?なぜグリーン水素が注目されるのか、知っておきたいグリーン水素のすべて
【目次】 地球温暖化の進行と化石燃料への依存からの脱却は、現代社会が直面する最も喫緊の課題の一つです。世界各国が持続可能な社会の実現...