≪査察・指摘事例に基づく≫GMP監査と当局査察・無通告査察対応セミナー

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器等規制   医薬品技術
開催エリア 全国
開催場所 【Live配信受講】オンライン配信セミナー

~ 監査時のQA・QCにおける各役割/Quality Cultureの醸成 ~~ 品質問題をおこさない監査力、調査技法、偽造・偽証を見抜く ~ 

■本セミナーでは,一般的な監査のやりかただけでなく, リスク低減に向けて限られた時間内で的を絞った監査項目の解説も行います。 また、偽造を見つけるノウハウについても紹介します。

【本テーマ関連法規・ガイドラインなど】・GMP/GQP省令・ICHQ8,Q9,Q10・PIC/S GMP

日時

【Live配信受講】 2024年4月17日(水)  10:30~16:30【アーカイブ配信受講】 2024年4月26日(金)  まで受付(配信期間:4/26~5/14)  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ  ※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

(株)ミノファーゲン製薬 顧問脇坂 盛雄氏 略歴エーザイ株式会社入社後、品質企画部 統括部長、品質薬事部 統括部長、品質保証責任者など30数年に渡り従事し、2013年9月に退職、現在に至る。【主なご業務/専門】医薬品の品質管理/品質保証

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価 41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら 

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
  • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)その他注意事項※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー趣旨

GMP適合性調査は新製品の承認を得るための重要な製造所の当局による調査です。それに不備があると新製品の承認が遅れます。かつそこでGMP不備や承認書との齟齬が見つかると、製品回収や改善命令に繋がります。また、”無通告査察”も当局が力をいれ、GMPの不正、承認書との齟齬防止の一環としています。 一方製販側では委託先のGMP不備/不正、承認書との齟齬などにより、製品回収、製造所への行政処分/改善命令が生じ、欠品のリスクを抱えます。実際に現実問題として対応に苦慮しているところも多いのではないでしょうか? そのリスクを減らすために委託先の監査を行っていたはずです。しかし、今の現状を鑑みると一番大切なリスク(健康被害、製品回収、GMP不備など)についての確認が足らなかったようです。本セミナーではこのリスク低減に向けて行いたいことについて説明します。今PMDAと県による無通告査察が大幅に増えています。問題のある製造所には少なくとも1回/年入る考えのようです。PMDAは無通告査察マニュアルと作成し、都道府県と共有化しているようです。また、PMDAは査察で指摘した事項で他の製造所についても実施して欲しい項目は発表する方向で検討に入りました。今私たちにできることは、PMDAが講習会や改善命令で出した指摘事項を”過去問“として捉えてその対応行うことです。かつ被監査マニュアルを作成しシミュレーションを行い、説明の練習と質疑応答訓練を重ねることが重要になります。それとGMPの不備/不正と承認書との齟齬対応を行うことです。監査する立場からすると、PMDAや県が見つける前に見つけ対応を図ることになります。これまでの査察から脱却を図りリスクを発見できる査察を行うことが求められています。 本セミナーでは,一般的な監査のやりかただけでなく,限られた時間内でのリスクに的を絞った監査項目の解説も行います。偽造を見つけるノウハウについても紹介します。監査に時間とコストをかけているが、製品回収など品質問題が減らないのは、リスクに基づいた監査をしていないからかもしれません。監査では相手先とのコミュニケーションも重要になります。そこで求められることは、知識だけでなく,人として備えておくべき資質についても説明します。

習得できる知識

・医薬品の監査の一般的な知識・監査の手順・監査員として業務を遂行する力・監査において確認すべきリスク項目・監査におけるコミュニケーション力・監査員として人として備えておくべき資質・無通告査察・PMDAの査察

セミナープログラム

1.一斉点検の背景と対応1)熊本県 化血研の事例から学ぶこと2)品質に影響がある場合の齟齬への対応3)一斉点検に関する当局の指示4)一斉点検の見直しとその結果5)予測される今後の対応 2.無通告査察の実際の事例とその対応1)無通告査察の背景2)無通告査察の通知3)無通告査察の実態(改竄/隠蔽/齟齬)4)無通告査察の指摘事項5)無痛広告査察に備えて  ・過去問対策  ・被監査マニュアル作成  ・シミュレーションによる練習  ・リモート査察 3.山本化学工業(和歌山県)/松浦薬業(愛知県)/協和発酵バイオ(山口県)等からの学び1)山本化学工業2)松浦薬業3)協和発酵バイオ4)当局の“忸怩たる”思い5)日医工の約100製品の回収6)小林化工の問題点7)長生堂製薬8)松田薬品工業 9)辰巳化学10)廣貫堂11)ニプロファーマ(大館工場)12)フェリング・ファーマ13)小城製薬14)カイゲンファーマ15)沢井製薬16)タキザワ製薬  …など 4.PMDAの査察等で製品回収につながった事例1)韓国原薬2製造所2)水虫薬の回収と指摘事項3)PMDAの製品回収事例からPMDAのGMP指摘と思われる事例4) NDMA(発がん性)による回収5)ドーピング薬コンタミによる回収6)協和発酵バイオの問題点7)環境モニタリング試験の不備による製品自主回収が拡大8)PMDAの指摘事項を対応する仕組み作り 5.GMP監査に関係する法律 1)GMP省令 2)GQP省令 3)PIC/S GMP 4)大阪府のGMP監査 5)「GMP監査マニュアル」 6.GMP監査の必要性 1)医薬品は原料 /資材の品質に左右される 2)委託先の品質保証 3)自社工場の品質保証 7.GMP監査の全体像 1)GMP監査の流れ 2)相手先との関係 3)社内購買部門との関係 4)フォローUp 8.GMP監査の事前準備 1)取り決め事項で監査できることを盛り込む 2)依頼レター 3)日程調整 4)その他の連絡 9.GMP監査当日 1)挨拶で伝えること 2)相手先との良好な関係構築 3)必要文書の依頼 4)Plant tour 5)Closing 10.GMP監査項目 1)製造販売承認書との整合性 2)取り決め事項との整合性 3)変更管理状況の確認 4)逸脱/ OOS/変更管理/苦情の対応確認 5)前回の指摘事項対応確認 6)その他GMP事項の確認 11.実際のGMP監査項目(リスクマネジメントの観点も含め) 1)文書管理  ・文書配布(現場の文書との版No.確認)  ・現場でのコピー防止  ・SOPの定期的な見直し 2)衛生管理  ・手指の怪我の確認方法/頻度/記録 3)保管倉庫管理  ・サンプリング室の管理  ・不適ロットの管理  ・1製品 /1パレット  ・温度マッピング 4)製造管理  ・製造支援設備の監査事項(空調,用水システムなど)  ・キャリブレーション漏れの確認  ・クロスコンタミ防止の確認  ・洗浄バリデーションの確認  ・計量/仕込みのダブルチェック  ・実際の逸脱件数  ・防虫/毛髪対策  ・服装の確認  ・製造ラインにあるサインの無い製造指示書 5)試験検査室管理  ・試験室のOOSの運用  ・換算仕込み原料の確認  ・試験室の標準品管理(トレーサビリティ)  ・試験者の認定SOP 6)包装・表示  ・表示資材の計数管理  ・ラインでの全数保証システム  ・表示物の校了確認 12.GMP監査終了後 1)報告書作成 2)相手先に確認 3)最終報告書での改善依頼 4)改善依頼事項の実施状況の確認 13.GMP監査技法 1)ISO9001的査察;ドキュメントと実際の整合性&トレーサビリティ 2)レビューの着眼点  ・プラントツアーから詳細へ  ・記録のトレーサビリティ&生データ確認へ  ・逸脱/OOS/CAPAの対応確認 3)聞き取り調査技法;製品回収時の実際の調査事例 4)各工程でのGMPレベルの指標となる質問 14.PMDA /県の査察 1)GMP適合性調査 2)製造販売業更新(GQP)査察 3)準備と当日の体制 4)GMP不備による製品回収事例での指摘された問題点  ・製造販売承認書との不一致  ・GMP不備(他社のGMP適合性調査不備が既存品に影響)  ・原料の使用期限管理不備  ・OOT管理に不備があったと想定される事例 など 15.FDAの査察 1)準備と当日の体制 2)査察官の過去の査察の指摘事項確認 3)システム査察の目的 4)要求されるドキュメント類 5)ラップアップミーティングでの対応 6)フォーム483への対応 7)最近のFDAのWarning Letter事例(日本の製造所含む) 8)データインテグリティ 9)武田薬品工業 16.偽造を見つけるための査察(PMDAが行うと想像される項目) 1)逸脱/OOS/苦情などの事例を深堀する 2)日付に注目する 3)サイン日の出社を確認する 4)紙の白さに注目する 5)収率に注目する 6)受け入れ試験から出荷までの製造工程を一貫して記録を見る 7)作業者に個別ヒアリングを行う/オープンな質問をする 8)プラントツアー時に現場の記録等を確認する 9)倉庫の原料を確認する 10)倉庫の入荷ログ(リスト)を確認する。 11)生データを確認する  12) サンプリングではなく全てのロットを確認する  13)ゴミ箱を確認する  14)偽造/改竄できない仕組みになっているか 15)製造販売承認書とSOPの齟齬を確認する 16)現場での承認書齟齬確認 など 17.監査員の教育 /訓練/認定 1)監査員は自社のことも把握している 2)レギュレーションの要求事項を知っている 3)FDA/PMDAの指摘事項を把握している 4)コミュニケーション能力  ・相手を知る   ・手品で相手の心を掴む  ・こちらを覚えてもらう 5)査察員の認定 6)監査員として備えておくべき資質 18.監査のシミュレーション  ・逸脱  ・OOS  ・承認書齟齬 など 19.PMDA等の査察時の指摘事項  ・大阪府  ・兵庫県  ・PMDA  ・関西医薬品協会(逸脱事例)  ・オレンジレター 20.被監査マニュアル紹介21 FDAのリモート査察のガイドライン22 データインテグリティ(DI)の視点の監査   ・PIC/SDIガイダンス 23.PIC/SGMPガイダンスの査察時のレジメ 24.人が創る品質&Quality Culture □ 質疑応答 □